つかボーイさんの映画レビュー・感想・評価

つかボーイ

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カルト(2012年製作の映画)

3.9

日本のホラー映画がついにやらかした。
というか、日本のダメホラーを研究した上でそれをうまくギミックに盛り込んだ良作。伏線の張り方や回収、あとミスディレクションに関してもけっこう凄い。しょうもないホラー
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ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

3.6

前後編まとめての感想。
全体的にホラー表現が散りばめられてるのは良かった。
主要登場人物以外、動機づけが甘い裁判だからか、演出だとは思うがモブの動きがちょっと雑過ぎてこれが伝説と呼ばれているという設定
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ウォッチメン(2009年製作の映画)

4.0

意見が二分も三分もするであろう作品。
僕は好き。ヒーローものではなくまあまあハードなSF。
ただ映像のカッコよさならきっとみんなわかってくれるはず。あと、わかる人にはわかる系の小ネタを何個かみつけたけ
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フローズン・タイム(2006年製作の映画)

3.9

映像が綺麗。女体の美しさに改めて気付く。話の大筋は意外とシンプルでサクッと観れる。

マジック・マイク(2012年製作の映画)

3.9

題材の珍しさからストリップに目が行きがちだが、基本的には王道に沿ったヒューマンドラマ。
しかし、チャニング・テイタムのストリップシーンは男でも見惚れる。セクシー

セルラー(2004年製作の映画)

3.7

最近偏屈なものばっかり観てたからこういう王道でハリウッド感の強いのもいいなと思った。
いやそんなことならへんやろ〜という息つくまもない展開だが、間に挟まるコメディ要素がいいクッションになっていて、最後
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.3

高評価の渦の中、いやしかし…という気持ちで見始めるも冒頭部分から持っていかれてしまった。
最高のエンターテインメントっていうのはこういうことなんやでと言わんばかりにパワーのある映画だった。
悪趣味でユ
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ピクセル(2015年製作の映画)

3.7

サクッと観れるアホ映画。
とはいえアイデアはよくねられてると思う。

ウォーリー(2008年製作の映画)

4.2

わたしアニメは別枠として捉えているせいで観てもあまりレビューはしなくなってしまったんだけど、なんの気無しに見たウォーリーには正直感銘を受けた。
実写映画のような重さとアニメの持つ軽さがいいバランスで組
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幕が上がる(2015年製作の映画)

4.2

珍しく日本映画を見た理由はももクロだったが、いい映画だった。
評価も高くもはやアイドル映画じゃないとかいろいろ言われているが、個人的にはアイドル映画だったと思う。
というかももクロの背景を知っている人
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1408号室(2007年製作の映画)

3.8

わたしこの映画結構好きで、クライマックスに向けての不条理展開が万人受けしそうにないから人に薦めたりはあんまりできないけれど、内面を掻き乱される様は単なるホラーを超えた怖さを感じた。
他の作品で言うとシ
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プレミアム・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.6

途中ごちゃごちゃしすぎててわかりづらかった。
しかし街中を疾走するメッセンジャーはなかなか爽快なシーンが多く、楽しめた。
まあなんせちょっと詰め込みすぎかな〜という印象が強かった。

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

4.2

ジュラシックパークの焼き直しかと思いきやこれがまた上級のエンターテインメント映画だった。
前「パーク」シリーズにない細かいことを敢えて捨てたど派手さと、漫画的表現というか誇大表現というか歌舞伎の見得み
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TOKYO TRIBE(2014年製作の映画)

2.8

ストーリーの主軸がどこにあるのかわからず、染谷くんって結局世にも奇妙な物語のタモリ的なやつだったのかと正直中盤まで気づかなかった。
結局エロとバイオレンスのてんこ盛りでああ、やっぱそういうことなんかと
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リアル鬼ごっこ(2015年製作の映画)

3.5

結構面白かった。
トリンドルの走り方がもうほんっとに不細工でそれだけでも充分見応えはある。
これをそこそこ宣伝費かけて大型の映画館で上映して、普段こういう映画を全く観ないであろう層の人間が大量に観たっ
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リディック:ギャラクシー・バトル(2013年製作の映画)

3.5

全然ギャラクシーバトル感のない今作、邦題つけたやつ本編見てねえだろ、と本気で思った。
内容は1作目ピッチブラックの焼き直しというかオマージュというか。ただ、序盤が予想外におもしろい分、ラスト周辺の盛り
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.6

恋愛映画でエターナルサンシャインに並ぶものはきっと当分あたらないだろうとおもっていたが、意外と出会えた。
結構評価が分かれているけど個人的には内容もそれぞれの立場も理解も共感もできたし、人間観は凄く真
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

4.3

良作。ミニマムな舞台で描いてるのは人の人間性というとても大きなテーマについて。骨太なSFといった印象。
ただどうしても、だからこそ最後の最後、エンドロール直前の十数秒が気になってしまう。あれで台無しと
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GAMER ゲーマー(2009年製作の映画)

3.6

タイトルや雰囲気にはおもろない映画臭が充満しているが、結構面白かった。
他人の脳とリンクすることで仮想現実ではない別の現実を体験するという発想自体おもしろいが、いくら何でも非人道過ぎるそのシステムを政
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トランセンデンス(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

お決まりパターンだった。けど、個人主義と全体主義の対立というテーマ自体は古典だし、そこは別に真新しくなくていいと思う。
エヴリンがアップロードされた事で意識が共有されてパラダイムシフトが起こる(あんま
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.9

わかりやすく、ちょうどよい長さの映画。
マルコが街を歩く映像にルディの歌うi shall be releasedが流れるシーンは登場人物すべてを象徴するようですごく良かった。
要所要所で挿入されたシー
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ナニー・マクフィーの魔法のステッキ(2005年製作の映画)

4.0

いい映画だった。
予定調和的でお伽話的でテンポがいい。細かい事にこだわらず、すべての人物にフォーカスを絞りきらない作りが良かった。

ドラキュラZERO(2014年製作の映画)

3.4

普通の映画!
吸血鬼映画としてもアクション映画としても怪奇譚としても英雄譚としても少し中途半端。ファンタジー映画としての評価が妥当なのかなと思える。
つまらないわけではないしわかりやすさは飛び抜けてる
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

4.0

個人的に実は観てなかった映画トップテンに入る映画。
ストーリーは思いの外ぶっ飛んでた(自分がキリスト教文化じゃない上に野球全然興味ないからそう感じたのかもしれない)けど、この、やけに落ち着いて、それこ
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ファンボーイズ(2008年製作の映画)

3.6

コメディとしては普通、しかし取り扱ったネタとお涙頂戴があまり無いのがすごく良かった。
「駄作だったら?」と思いながら見たい映画。

地獄の門(1980年製作の映画)

3.2

ドゥーム!という音と共に瞬間移動するゾンビが握力で脳味噌を引き摺り出す新感覚ホラー(とは言え30年以上前の映画だが)。
特殊効果良し、ゴア表現良しときてなぜこんな映画になってしまうのか、不思議なところ
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MAMA(2013年製作の映画)

3.7

ホラー表現が結構いい出来だった。
なあなんせラスト周辺、何度打ちのめされてもヴィクトリアとリリーを呼び止めるパンク姉ちゃんはまさに少年ジャンプのそれで涙がちょちょぎれた。
ストーリーも面白く、志村うし
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ポゼッション(1981年製作の映画)

4.5

こっちがほんとに見たかった方のポゼッション。
カルト的だけどまあ名作だった。
奇抜な展開を超えて人間の本質を抉るようなすごい映画だった。普通にみたら狂気にまみれたシナリオだけど、人間の内面を強く描き出
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ポゼッション(2012年製作の映画)

3.2

別のポゼッションを見ようとして間違えました。いつになってもサムニール出てこんわけや。
中身はこれと言って印象に残らない普通のエクソシズム映画でしたが、唯一悪魔の封じられた箱っていう設定だけは良かった。
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サイレントヒル(2006年製作の映画)

4.0

個人的に2000年代以降のホラー映画の中ではトップレベル。
モンスターやお化けや宗教だの死神だの出てくるけれど、そこに頼り切らず、得体の知れない何かに呑み込まれていく恐怖感をきちんと感じられた。そして
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おろち(2008年製作の映画)

3.8

日本の漫画原作の実写映画は駄作が多いなんて思ってたけど、そうじゃなくて監督含めスタッフが原作に合ってないから駄作になるだけなんだな、と、この映画を見て感じた。
あの内容でチープにならずに美しい映画に仕
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大脱出(2013年製作の映画)

3.6

ひさしぶりにアクション映画を観たって感じの映画。感想?こまけぇこたぁいいんだよ!!

ブライアン・シンガーの トリック・オア・トリート(2008年製作の映画)

3.8

クリープショーを思い出す、少し古いタイプのオムニバス形式のホラー映画。しかし結構手の込んだ時系列で個々のストーリーを繋げているのは真新しい上に成功している。
だからこそオチが少し弱く感じた。もうちょっ
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ゴーストライダー2(2011年製作の映画)

3.1

ゴーストライダーが炎のしょんべんを垂れるシーンがこの映画のハイライト

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