ナメ彦JAPANさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ナメ彦JAPAN

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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

4.2

ゲイである主人公が、亡くなったパートナーの葬儀に参列するために彼の実家である田舎の農場を訪れ、悲しみに暮れるパートナーの母と狂気に満ちた兄と共同生活を送るハメになる陰鬱とした内容。
広大な田舎を舞台に
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君の名は。(2016年製作の映画)

5.0

最高だった。映像美やピュアな作風が好きで新海誠作品を見続けてきたけど、今作は大衆を意識したアプローチから生まれたユーモアや飽きさせないテンポ感が、これまでの良さをより引き立てていたように感じた。万人が>>続きを読む

二重生活(2016年製作の映画)

4.5

卒業論文を書くために、教授の勧めで不特定の誰かを尾行することになった女子大学院生の話。
不慣れでぎこちない尾行を続ける主人公の目線は、いつバレてもおかしくなくハラハラさせられるし、妙に生々しく、尾行す
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

5.0

「Once」も「はじまりのうた」も好きだったから、期待半分不安半分で観に行ったけど最高だった。80年代を舞台に、イケてる女を口説くためにバンドを始めて、女のために曲を書いて学園祭でオーディエンスを沸か>>続きを読む

ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ(2015年製作の映画)

3.5

交通事故で亡くなった母がかつて出演したB級ホラー映画の中に迷い込んだ娘が、殺される役の母を救おうとする奮闘を描いた、シュールなSFホラーコメディ(?)。一昔前の時代設定やB級映画のノリを皮肉ったり、映>>続きを読む

パージ(2013年製作の映画)

3.5

犯罪の抑制や経済の向上のために定められた"12時間何をしても合法"な日に、安全なはずの家を悲劇が襲う話。ハラハラさが醍醐味の内容だと思うんだけど、登場人物の印象と行動が予想通りすぎてあまりハラハラでき>>続きを読む

男ゴコロはマンガ模様(2015年製作の映画)

3.8

オトナの男女たちの紆余曲折と、それに振り回される子供たちを描いた、ほのぼのクズコメディ。主人公が貧乏な漫画家で、ちょいちょい漫画で伝えてくる表現が楽しい。まったり見るのに良い

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.0

結果がどうであれやり切ることの清々しさを見せてくれる、負け組家族の珍道中。

「笑って泣ける」の超王道。

トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

3.6

スリリングでバイオレンスな愛の逃避行。見てて辛い部分もあったけど、時間を感じさせない楽しさがあった

ハイ・フィデリティ(2000年製作の映画)

4.0

音楽バカで浮気性の、レコード店経営者の男が主人公。交際中の女性に逃げられ、いつも恋愛がうまくいかない原因を探ろうと、音楽のヒットチャートとかけた元カノTOP5を振り返り、紐解いていく。
男向けのラブコ
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ジヌよさらば かむろば村へ(2015年製作の映画)

3.5

東京でお金アレルギーになった元銀行マンが田舎で無一文生活を始めようとする話。
田舎の生活をナメた都会の若者が、田舎独特の暖かいような冷たいようなコミュニティの中で少しずつ新しい人生を築きながら、色んな
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ザ・コミットメンツ(1991年製作の映画)

3.6

ダブリンの労働者階級が集まってソウルバンドを結成。
厄介なバンド連中に手を焼くマネージャーが主人公って視点が面白かった。
演奏は抜群。
ちょっと振り切り気味なバンドあるある映画。色々あるけど、やっぱバ
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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

4.5

くすぶった路上ミュージシャンと、その歌に惹かれた音楽好きで若干訳ありの女性が一緒に歌を作り始めて、新しい人生を歩み始める…といった話。
主に歌(歌詞)で心情や状況が語られていく手法は、映画というより長
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ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(2013年製作の映画)

4.2

静かで温かい親子(父と息子)のロングドライブ。途中退屈に思い始めたりもしたけど、終盤にはグッときた。モノクロ描写とアコースティックで控えめなBGMもハマってた。

マリーゴールド・ホテルで会いましょう(2011年製作の映画)

4.0

訳あって余生を異国インドのうさんくさいホテルで過ごすことにした老人たちの悲喜こもごもなお話。
見知らぬ土地で、残り僅かの人生を新たに、より良く生きていこうとする老人たちの姿や言葉に勇気付けられる。
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靴職人と魔法のミシン(2014年製作の映画)

3.6

ゆる〜くファンタジーなコメディ。グッとくる展開や驚きも多少あったけど、全体的に起伏も緊張感もなく大雑把で惜しい感じがした。

テッド(2012年製作の映画)

3.8

スナック菓子食べながらHAHAHAって観るのに最高。

カンザス・シティ(1996年製作の映画)

3.8

当時のカンザス・シティ(ギャングがはびこってたり、禁酒法無視したクラブでジャズが栄えてたりした1930年代)とジャズの歴史的背景に興味があれば楽しめるけど、興味がないと、ストーリーと演奏シーンがあまり>>続きを読む

わたしに会うまでの1600キロ(2014年製作の映画)

3.2

実話とは言え(だからか?)、それほど過酷にも見えず、主人公の気持ちにも共感できなくて面白味に欠けたけど、旅に出たいって気分にはなった

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.8

ちょっとトントン拍子な感じもあったけど、複雑な気持ち良さがあって楽しかった。あと、ビジネス書を読んでるような感覚もあった。

美術館を手玉にとった男(2014年製作の映画)

3.8

多くの美術館に自作の贋作を寄贈し続ける変わり者と、騙された人達のドキュメンタリー。
アートやクリエイティブな何かしらに関わっている人なら、刺激や教訓を得られる内容だと思う