最後まで、何が真実か分からない。誰を信じ、何に向かって突き進むべきか?
選ぶのは自分、信じられるのも自分。信じたものを選び、自分の決めた道を歩むだけ。
性差別や人種差別が当たり前だった時代に、1人のアジア人女性が異国で戦うということの意味を考えさせられる。どれだけ困難な道を突き進んだのか、その苦労や苦悩を乗り越えて、今の彼女が存在する。
自由になりたい、開放されたい。ただ、それだけ。自分だけてなく、仲間と共に…
だが、必ずしも思うようにいかないことがある。それが、悲しみを伴うこともある。だけど、人はそれぞれの人生を、それぞれの足で歩ん>>続きを読む
人間に帰る場所があるように、動物にも帰る場所がある。
どんなに居心地のいい場所があっても、最後は帰るべき場所で、大好きな人達と過ごしたい。
夢の世界へ、秘密の場所へ。
欲望に溺れると、その先に何がある?
大切なものは、何ですか?
肌の色や瞳の色で、なぜ優劣が決まる?
ずっとずっとずっと昔から、私達の価値基準、判断基準はなぜ変わらないのだろう。なぜあなたは、怯えて生きなければいけないの。なぜあなたは、彼を蔑んで生きることができる>>続きを読む
辛い過去があるからこそ、明るい未来を期待したい、今を精一杯生きたい…
多くの人が感じていること、でも、それを実践することは、思いの外難しく、ごく僅かな人しか実現できない。そんな、ごく僅かな人のうちの1>>続きを読む
子供にとって、親とは一番身近なセーフゾーンであり、なくてはならないものなのに。守られていない子供は、世界中に沢山いる。安全で守られている私達が忘れてはいけないもの。生きることに精一杯、誠意を尽くすこと>>続きを読む
私達の悩みや戸惑い、喜怒哀楽は如何にちっぽけなものだろう。日常の中にある些細な諍いや小競り合い。そんなことほどうでもいいことで、一番大切なことは、私が、あなたが、今この世界に存在していることを証明でき>>続きを読む
止められない衝動、自分の中の葛藤。
人は、なかなか変われない。何度も繰り返し、繰り返される。
残念ながら共感や心揺さぶられる感動もない。多くのエピソードを盛り込みすぎて収拾が付かずどの物語も伝わらない。要点が見えてこない作品。
すべての現実から目を背けてはならない…
同じ国に産まれても、こんなにも違う生活。
知りたくないものを見ないふりして生きてゆくことを、私は選びたくない。
胸を痛め涙を流すことがあったとしても、私はそれを>>続きを読む
肌の色や生まれた国が違うこと、それがどれだけ重要なのとなのか?
ただそれだけの違いが、差別を生み、争いを生む。
見えないものに虐げられ、阻まれる生活。
けれど、その中でも自分を失わず、媚びず揺るがす生>>続きを読む
遠いどこかの国で起きている現実、日常。
平和過ぎる国に暮らす私達にとっては、いささか刺激の強過ぎる描写。
でも、それが真実。
同じ地球にいるのに、こんなにも違いすぎる生活。
なくならない人種差別、男尊>>続きを読む
人の数だけ家族の形があり、日常の形がある。言葉にならないけれど、たぶん大丈夫と思える空間。
自分以外の誰かと暮らし、共に生きることは、難しいようで実は簡単はことなのかもしれない。
故郷への想いを、歌声に、笛の音に、太鼓の響きに乗せて。
帰りたいけど帰れない、遠い場所。
最後のシーンは美しい、でも作らないくていいそのままがドキュメンタリーの良さなのに残念。
今よりももっと移民に排他的であった時代。沢山の差別や偏見にも負けず、自分の声を届けたい、ただそれだけに人生を捧げてきた。アイデンティティや時代に翻弄され、自分を見失いかけても、最後までそばにいてくれる>>続きを読む
夢と現実の境目が分からない。分かることはただひとつ、あなたが好きということ。その思いは夢の中できっと通じていたはず。
生きてるだけで、苦しいよ。
私は、私と別れることはできないよ。
あなたは、私と別れることができていいね。
根本的で、根源的なこと。
恐怖の瞬間のフラッシュバック。その中で生まれる小さな恋心、友情、子供の複雑な思い。
一度結んてしまった約束は、簡単には解けない。だからこそ、どこまでも追いかける、どこまでも逃げる。
人との繋がり、関わ>>続きを読む
毎日の生活のひとつひとつを、大切に、暮らす、こと。
あぁ、そうだよね、が失われつつある今の時代、振り返り、立ち返り、自分の生活を考えたい。
いなくなった人と、残された人。
大人の優しい嘘。
それぞれに物語があり、思いがある。誰も悪くない、だけど、みんなが自分を責めてしまう。嘘が嘘を呼び、何が真実なのか、もはや誰にも分からなくなる。
誰にでもある、甘く切ない「青春時代」。理由なんてなくて、ただただ楽しくて、腹が立って、嬉しくて、辛くて。キラキラ輝いたその瞬間、あなたにもあるはず。
毎日の穏やかな繰り返しを壊す心の底の小さな衝動。
小さな衝動は、やがて大きくなり穏やかな日々を破壊する。
だが、人は破壊を望まない。
それが生活。
それが人生。
生きることは、ドラマじゃない。
一杯の丼に込めた熱い暑い思いが溢れ出る。バカになるほど夢中になれることが産み出す無限の情熱に敵うものはない。
戦う相手は敵だけではない。
それは時に自然であり、味方であり、自分自身でもある。
極限の中で人はどうなるのか。
想像すらできない程に今の生活は豊かすぎる。
音を立てたら、そこで終わり。
生活の全てを見直し、生き延びるためにはどうしたりいいのか、死ぬ気で考える。
音のない世界は、不幸しかないというわけではない。
不自由な中にも、幸せはある。
私が本当に欲しいのは、家族の「ような」存在ではなくて、「本当の」家族。どんなに時を重ねても、どんなに思いあっても、本当に繋がることはできない。
だから、心の底から本当に求めているものが、どうしても溢れ>>続きを読む
幸せって何。家族って何。
いろんな形があって良いはずで、いろいろな「個性」が認められている今なのに、なぜか「昭和の家族」を理想的な幸せな家族の象徴のように憧れる人が未だにマジョリティを占めるのはなぜ>>続きを読む
人と繋がることは難しくて、誰とも距離を近付けられない。だけど、繋がるきっかけは…夢。こんなことが自分に起きたら、どう思う?どう感じる?
映画が伝える不思議な縁。不思議な色の繋がり。
辛いのは、オギーだけじゃない。家族も、友達も、先生も、道ですれ違ったあの人でさえ…
人の数だけストーリーがあり、人の数だけ喜びも悲しみも苦しみもある。だから、世界は美しくて面白い。
ただ好きなだけ。それじゃだめ?夢中になれるなら、なんでもいい。人でも、モノでも、何かに向かって夢中になれる、キラキラした時間が大切。
これは未来か、はたまた過去か?現代、過去、未来、すべての世界が混ざり合っているような錯覚。映像美の中の世界観。現実ではないのに現実なのかもしれないと感じる魅惑的な物語。