射手座さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.9

‘’一組の古い靴下みたいね‘’
‘’片方は伸びてヨレヨレでもう片方は穴だらけ
色はグレー‘’
‘’あなたは真っ白なコットンよ‘’
‘’じゃ お前はロイヤルブルーだ それかカナリヤ色‘’
だんだん色が増
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ポカホンタス(1995年製作の映画)

4.6

僕は明日死んでもいい
君を知らずに100年生きるくらいなら

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.7

もし今後の人生でプロポーズをされることがあるのなら、この映画のラストシーンがいいな

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

-

傷つきたい!と思って観た
悪意の具現化 死にたくなった クソ

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.7

消したくない記憶 あなたから貰ったことば 冬の空 青は自然の色 「青の破滅」再構築される確信的な愛情 失っても手を伸ばす ありのまま傷つけあう衝動 どこか似ているふたり 形を為さない愛の可視化 何度で>>続きを読む

ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

4.8

このバイブスをバイブルにしていきたい
隠れても祈っても最後に残るは骨だけさ(^^)

パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

4.1

点から点へ 根無し草 旅をするのに他人の熱は必要ない 廃墟 鐘の音 狂ったサックス ドップラー効果 ひとを部屋に例える寂しい目をした少年 居場所を探す旅 人生 去ると懐かしく感じる故郷ではないどこか >>続きを読む

仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

4.9

不吉に美しい病室の夢たち とんでもないコラージュ作品見たときと同じ感覚 女の顔が歪んだ鏡に映るような灘らかな狂気 波打ち際の悲鳴 黙することで聞こえてくる声は果たして

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.0

ものづくりや培った技術は裏切らず、愛を確かめるための輝く内面のひとつになる
現代版美女と野獣を感じた

田園に死す(1974年製作の映画)

4.8

芸術家の苦悩 親殺しのパラドックス 暗鬼と自身の可愛さ 皮肉めいた脚本に完璧な構図がよく映える

ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ 4K 完全無修正版(1975年製作の映画)

4.3

必要なものは2つだけ、美しい恋愛と音楽
亜麻色の鋭い痛み ガラスの破片のような少女の背中が目の奥で揺れる
飛び交う蝿と汚れた水 ぬいぐるみ 純粋な恋 汗ばむ裸体 冷たいタイル 思わず眉間に皺がよるよう
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花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)

4.5

ずっと観たかった作品 こんな映画もあるのか すごいもの観た
チープなコラージュに相反する重苦しい空気 珍妙な言い回し 時間を視覚で捉えさせる態とらしいカラーライト 繰り返し繰り返し 台詞 白い女と赤い
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エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

4.9

その存在は完全な光
延々と続く幼い問いかけにいつか優しく言葉をかけられるよう生きなくちゃならない
今を見ること 死人のように伏していてはいけない 何を犠牲にしても仮面を外さなくてはならない
蝿ではなく
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.3

最悪すぎる血腥く美しい芸術性 埃が立つような嫌悪感と自然のアンバランスな比率
装飾美 ほんとうにすごい

エスター(2009年製作の映画)

-

ラスト、盛り上がっていてかなり良いので応援上映したい

ベティ・ブルー/インテグラル 完全版(1992年製作の映画)

5.0

赤い悲嘆と閑かな愛 青い情熱と激しい愛
愛の色は透明でいつも可視化できない
激しい衝撃で混じり合うテキーラピトのように出会い、愛し合ったふたりはやっぱり違う分子で
芸術家の男 誰とも似つかないヒステリ
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

4.9

わたしがやりたかったこと、全部1964年にロバート・スティーブンソン及びウォルト・ディズニーにやられてた。敵わん