Naotoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

Naoto

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ストーカー(1979年製作の映画)

4.5

ニーチェの"汝が深淵を覗く時、深淵もまた汝を覗く"というアフォリズムに良く符号する。

処女の泉(1960年製作の映画)

3.7

わかりやすい方のベルイマンだと思ったら脚本が本人じゃないのか。
神なんか居ねーんだよとでもいう様なアナーキーな作品であり、随所に黒澤明の影響が感じられます。
木々や火、水などの自然を鮮明に映し出す映像
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惑星ソラリス(1972年製作の映画)

5.0

2001年宇宙の旅の様な形而上学的な作品かと思って観てみたら全くの別物。
映像自体は非常に美しく、生命を感じさせる神秘を孕んでいるが、本作の主題は寧ろ、罪、郷愁、贖罪といった様な極めて人間的なものを思
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抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-(1956年製作の映画)

3.3

ストイックでミニマムな脱獄ムービー。
極端に脚色を省いていて、どこか神秘的な雰囲気を漂わせている。

仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

4.0

オープニングのカッコ良さたるや。
人格についての哲学と芸術としての芸術論。

プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.0

ドゥニヴィルヌーヴ侮りがたし。
完全なヨブ記なのでは…。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.9

映画館で観るべき映画だ。
ダンケルクと合わせて、世界大戦撮影すごいシリーズに認定。

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.3

アダムドライバー最高すぎる。
あとスカーレットヨハンソン靴紐結んであげすぎ。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.7

祝ブラピ初オスカー🎉
いちいち映画愛の権化みたいな作品作るタランティーノ。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.6

ライフイズビューティフル要素強め。
ビートルズに始まりリルケで紡いでいく叙情的物語。

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.8

ただひたすら長いが、この配役で面白くないはずがない。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

韓国が日本以上に学歴社会なのは知ってたけどこのレベルなのか。
似たような格差社会風刺映画のジョーカーと同じで階段が隠喩的に用いられていたのが印象的。

ブレイブハート(1995年製作の映画)

-

長大な叙事詩。
これがあるから映画見るのはやめられん。

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

-

大部分は自己承認欲求と被害妄想の塊のサイコパスとしてパプキンが描かれているが、コメディーショーの終盤で語られるパプキンの少年時代、どん底で終わるよりは一夜の王論により価値観は大いに揺さぶられる。