伊集院櫻子さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

低予算高クオリティの印象。イヤミス。バットエンド…

リトル・シングス(2021年製作の映画)

3.0

すっきりするものではないが、3人の素晴らしい演技を堪能。

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

3.9

命懸けで優しい嘘を吐く。もう何度か見てるが見るたびに苦しい。ホロコーストを題材にした作品は多く、もちろん戦争映画ではあるが、本作はその中でも"親の在り方"に気付かされる1本。グイドのような強い人間にな>>続きを読む

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.5

作品は勿論のことレビューや考察を読むのが楽しい1本。キューブリック…生々しさよりも芸術的だった。余計な音楽はいらなくて、ピアノがとても印象的。カメラワークといい本当に素晴らしい。

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.0

体の芯から温まる1本。夢物語でありがちな設定と展開だが大女優の代表作であり、時を経ても古臭さがなく見るたびにキュンキュンが止まらない。特に庭のシーンがロマンチック。笑いも多々あり。イギリスに行きたくな>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.5

後半わかってからがすごく面白かった。ヘレナボナムカーターが若く美しい。一度見ただけでは足らないので何回か見直そうと思う。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

兎にも角にも出演者の豪華さ。今をときめく出演者たちでびっくり。マルタの嘘をつくと吐くというのはミステリーとしては微妙な設定なのでは?思ったが、誰が犯人か最後まで予測のつかない展開が面白かった。

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.5

ラストが面白い!そういうことだったのか!と思わず声が出た。個人的にベネ様作品を久々に観たので、圧倒的な演技力に息を飲んだ。

ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.9

終盤になるにつれて面白い。組織対組織の構図はよくあるのかもしれないが、スパイ・覆面の緊張感と、あっさりやられても味方が次々に出てくるので面白い。引き込まれるというよりはビリーとコリンが激似過ぎて、注意>>続きを読む

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

2.0

2人のビジュアルだけは最高。中学生設定がきつ過ぎるのと、サントラ最高すぎて作品に合ってないように思った。役と言えど菅田将暉細過ぎる。キスシーンで菅田将暉の右に並ぶものは無い。どの作品でも最高。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.0

新しい境地というか、今まで見たことのない作風。とにかく出演者が豪華すぎる。起こりうる事象だとは思うが、未だかつて無い。ティモシーシャラメをもっと見たかった。

レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

3.4

掛け合いは面白いけどオチがありきたり。アクションは見応えあり。

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

1.0

素敵な作品なのに石原さとみの美しさに見惚れ全く入って来ず辛かった。岡田健史の今後の活躍に期待が高まるばかり。バトンの意味がただの押し付けになっているような気がしてとても残念、原作をきちんど読んだ上で見>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

お母さんの表情やベッドの柄、光の使い方。要所要所でシャイニングの面影を感じた。ミッドサマーを先に見たが、どちらも宗教的・異文化的な怖さで唸った。ホラーがダメなのについつい見入ってしまった。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.6

ダニーの生い立ちはなんだったの?細部まで芸術美なのに最後のワンカットで浮気男への復讐として終わってしまったのが残念。美術が本当に綺麗だが死体なとが(重要で無いことは重々承知だが)B級並みのチープさ。ど>>続きを読む

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.8

スーザンとジョーの美しさよ。何年経っても褪せない。ストーリーは置いておいても所作一つ一つが素晴らしい。瞬き一つすら芸術。

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

2.5

実話が元のようだが今ひとつ。若気の至りでも痛い目見るから一線は越えるなよ〜という事なのか?出演者豪華なので期待し過ぎてしまった。あくまで実話が元。ドキュメンタリー的な

ブレッドウィナー/生きのびるために(2017年製作の映画)

3.5

家族のために生きる健気な少女の姿に涙。現代社会において日本以上に男尊女卑である様子が映し出されていた。非常に苦しい。

MEMORIES(1995年製作の映画)

3.4

1話目「彼女の想い出」がすごく好きです。リドリースコットのSF等と重なります。もう一度学生時代に戻れるなら、研究したいくらい大友さんの作品が好きです。

HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.3

ティモシー・シャラメの魅力が詰まった一本。ストーリーはありがちな一夏を切り取った物だったが、ラストを思い返すとただ「楽しかった夏休み」で終わらないので割とシリアスだった。お兄さんが一番いいとこ取りだっ>>続きを読む

宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.3

とにかくアツい!!胸糞とか酷評も聞いていたが、個人的には刺さるものがあった。初め靖子はどうしようもないやつだと思ったし、ストーリーは突拍子もなくあり得ない展開で進むが、宮本の行動は本当に素晴らしく胸を>>続きを読む

砂の器(1974年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

父性愛に溢れた作品。東野圭吾『祈りの幕が下りる時』を先に観てしまったので、もろかぶり。時代的にはこっちが元なのはわかっているが、あまりにも同じなので、今では『祈りの〜』は今作のリメイクだと感じている。>>続きを読む

火口のふたり(2019年製作の映画)

1.0

後味は悪いが火山と二人の関係性がわかりやすくえがかれていた。式直前の錯綜、ありがちな展開だが二人の大元の関係性が複雑で見ていて気持ちの良いものではなかった。同じシーンが繰り返されるところも疲れる要因か>>続きを読む

きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

地下闘技場…バキ?!
ただただ横浜流星が尊い作品。
複雑な運命でハッピーエンドは難しく思えたが、結末的には良かった。

ザ・サイレンス 闇のハンター(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

人喰いコウモリvs人類。実にB級。彼氏役がかっこよすぎて脇役には勿体なさ過ぎた。音を立てちゃいけない系だとクワイエットプレイスの方が全然上手。主演の娘は可愛い。続編があるとすればあのカップルがハンガー>>続きを読む

ブライト(2017年製作の映画)

1.8

微妙だったが主演二人の掛け合いは面白かった。「エクスカリバー!」な話

殺人ホテル(2020年製作の映画)

2.5

「人として死ぬか、人をやめて生きるか」(ラストの振り返るシーン)美術は奇妙で怪しげだが、グロテスクなシーンはなく結果的にホラーでは無かった。娘だけが謎。

凶悪(2013年製作の映画)

3.7

配役の素晴らしさ。ピエールがリアル過ぎる。法廷での睨み合いがすごかった。汚くて怖くて仁義のない様が、いわゆる普通のヤクザ物ではなく実話に基づく犯罪映画であった。

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

2.3

色彩豊かで画は最高だけどストーリーは別に好みではなかった。最近よくある「女は強し」が全面に押し出されていた。

レベッカ(2020年製作の映画)

2.0

謎が解明されないまま淡々と見終えてしまった。衣装が抜群に可愛いのとアーミーハマーがかっこいいので2点。相当モヤモヤが残る。

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.3

こんな師に出会いたかった。おじいちゃん子にはたまらない。形見のフィルムがとにかく泣ける。

愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

3.0

平凡に突如幕を下ろされた家族の姿が描かれている。この短さで高い発信力を持つ。この類のショートフィルムをもっと沢山出して欲しい

蛇にピアス(2008年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

そんなに何回も観るような映画ではないと思っていたが、改めて観るとただ若さゆえの苦悩ではないというか、奥深い。初めて見た時はビジュアル的にインパクトが強すぎて"心身ともに痛い"としか思えなかったが、ラス>>続きを読む

ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.8

テンポが良く、爽快なアクションだった。アクションはもちろんのこと、女性スパイはやはり華があって良い。見ていて飽きないし変貌していく過程もまた良い。この女優さんは初めて観たがすごくかっこよかった。KGB>>続きを読む

ナラタージュ(2017年製作の映画)

2.0

個人的に原作の方が良かった。キャスティングは難しいかもしれないが、この二人よりは別のペアが見たかった。あまり色っぽくもないし思ったほどドロドロしていない。

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

2.0

小説の方が好みだけど、松重豊で涙腺崩壊した。現実こんな綺麗にはいかないだろうけど、素晴らしい夫婦像だった。