Nekiさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

夏の嵐(1954年製作の映画)

3.3

全体的にヴィスコンティ作品は得意としないがこれは観れる。無駄に女性と街並みが美しいし、背景は逐一豪奢だし、華麗なまでの愛憎のもつれや裏切りさえ芸術っぽい。歴史的背景や時代性をもう少し踏まえて、夏の暇な>>続きを読む

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.0

偏屈なおじいちゃん、
普通のいろんな人たち、
過去の人となってしまった愛する奥さん

三角四角 過去と今
しっかり絡まり合って進んでいく物語

あからさまに悪〜な白シャツたちをやっつけなくても、きっと
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

3.4

少し長かった
絶えず静けさがあった
でも
確実に
心に何か残る映画だった

Amazonで400円で映画を借りて
amazon musicでサントラ聴いてる

無理に何も押し付けないでくれる感じが
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365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

3.0

一番最初に
本当に素っ裸で(パンツまで預けて)
主人公が夜の街を疾走してるシーンが
一番面白かった

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.5

美しかったなあ
壊れゆく現実と豪華な衣装
大体原作通りに進む
年齢重ねた独特の雰囲気×ディカプリオ=美しき

アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー(2014年製作の映画)

3.6

すっごいジャラジャラなネックレスとか
バングルとか
あんなに重たそうなものを
この年齢で?!という驚き
派手なのに不快にならない
楽しい服が着たくなる^ ^

プロメア(2019年製作の映画)

4.4

深いことはなーんにも考えず、スッカスカの劇場でゲラゲラ笑いながら観ました
すっごい楽しかった^ ^

一回くらい息つく暇をくださいと思うくらいストーリーも戦闘シーンも音楽も爆音で疾走しつつ、そこにと
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.5

フランシス・ハのグレタカーヴィグがこんな映画撮るなんてawesomeすぎる

或る夜の出来事(1934年製作の映画)

3.8

あら、ローマの休日みたい!と思ったら、たぶんローマの休日がこの映画みたいなんですね。

野心家だけど情に揺らぎやすく、憎まれ口の多さが可愛らしくも見える新聞記者と、spoilされてるとまでは言わないけ
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

3.3

彼が抱えていた閉塞感のようなものって
解決になったのかなあ
俺だって町を出たい
俺だって海外に行きたい
周りにどんなに幸せが溢れていてもそれってなくならないんじゃないかしら。

俺は"ここで"幸せじゃ
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リトルプリンス 星の王子さまと私(2014年製作の映画)

3.7

良きアニメーション。原作の描写が良い。
大人になった王子さまなんて。しかもビジネスマンのところで煙突掃除の労働していて、ドジばっかりしてるなんて笑

随分前に観たことを、ふと思い出して。

海獣の子供(2018年製作の映画)

2.0

映像美、音楽はお腹いっぱいで満足だったけど
原作が大好きな私としては
内容はとっても残念だった

映画だけじゃ絶対にこの作品の魅力分からない

塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

5.0

実はこっそり好き♡で、フランス語でよく観てる^ ^ 楽譜も持ってる笑 je devine où je vais ~~ ♪

サルトルとボーヴォワール 哲学と愛(2006年製作の映画)

2.7

溜息でる。
嘔吐したいくらいムカムカする。
ところでボーヴォワールはめっちゃ美人。サルトルの登場ごとにアナクロな音楽が流れて一気にすべてが茶番に見える。
はあ。やれやれ。
学ぶことは殆どない。

タイピスト!(2012年製作の映画)

3.7

どうしてもアメリカには負けたくないフランス、女の子はみんな秘書になりたいと思うフランス、アメリカはビジネスフランスは愛と思ってるフランス。

50年代
社会、ファッション
色んなclichéを詰め込ん
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

3.6

技術としては面白いしすごい事
膨大な時間と苦労も。
ゴッホの筆致とっても独特で
復元が大変だったはず

隣で観てた女の子が泣いてた。

確かに、静止画(絵画の限界)でしかなかったあの絵が動いてる!(動
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SHOAH ショア(1985年製作の映画)

-

一部だけ。
表象不可能性について勉強してたとき。この人は不可能だと(というより不必要だと)主張した側の人。

神はいない。
証拠が大事なのではなく
ホロコーストという事実が大きいのであって
我々は想像
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しあわせの雨傘(2010年製作の映画)

2.8

わたしがフランソワオゾンについてどうしても嫌いな部分が惜しげもなく発揮されていました。

ブリキの太鼓(1979年製作の映画)

-

本当〜〜〜〜〜〜〜〜に気持ち悪くなるので絶対もう観ない。
でもこの映画に価値がないとは思わない

目を背け続けたいだけ。一生。

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.0

フランスで観た一本
社会性が強く、善良な貧困層と格差社会、高騰する生活費等々各国に共通する点が面白いのだけど
これが今年のパルムドールかと思うと、現代のヨーロッパ社会(あるいは欧米社会)出身の人はどん
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