Souさんの映画レビュー・感想・評価

Sou

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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.2

殺人前科持ちの三上正夫が社会に復帰する物語。度重なる苦難と、それを支える人達、皆がバックグラウンドが違う中で、正しく生きるとは何かを考えさせる映画。

役所広司の真面目だが極めて不安定な役の演技も素晴
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片思い世界(2025年製作の映画)

4.4

この映画については事前情報をあまり入れない方が良いと聞いていたが、まさにその通りだった。正直なことを言うと話題の女優を豪華に3人起用したラブロマンスなんかなー、くらいにしか思っていなかったんだが、もち>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.6

ずっと見ようとは思っていたけど見れてなかった映画でようやく見ることができた。
結論個人的にはかなりグッとくる映画だった。良い映画かどうかはさておき、"グッと来る"映画。

言わずもがな役所広司の絶妙な
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ミッキー17(2024年製作の映画)

4.2

想像してた感じの内容とは全く違った。
とにかくひたすらに観るのに体力つかった、、疲れた、、
映画館で爆音でアレを浴びるのがオススメ

後半ずっと、あー、なんかやだなーって思うのはポンジュノ作品ぽさある

教皇選挙(2024年製作の映画)

4.4

幕間の予告でずっと気になっていたため初日視聴。

命の危機に晒されるような状況ではないはずなのに、終始緊張感が続き見終わった後はやや疲労感。

こちらも全ての登場人物を疑いながら物語を観ることになるの
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名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN(2024年製作の映画)

4.1

はじめこの作品のことを知った時は、え?ティモシーがボブデュラン?イメージ全くつかない、、って思ってたけど、あの挑発的な目と雰囲気はハマり役だったのかも。

ミュージシャンの伝記映画は毎回酒と女とドラッ
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ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

4.5

サクセスストーリーであり転落人生であり、喜劇であり悲劇であり。前半のストリップバーから大豪邸、ベガスでの贅の極みまでド派手な映像と後半とのギャップがすごい。
そして途中からしっかりイゴールを存在感ある
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Back to Black エイミーのすべて(2024年製作の映画)

3.8

御多分に洩れずではあるが、ミュージシャンのドキュメンタリー映画で良くあるアル中、ドラッグ、セックスの要素が詰め込まれてるわけだけれども、その中でも比較的恋愛の比重が高めなのと、エイミーワインハウスのセ>>続きを読む

ぼくとパパ、約束の週末(2023年製作の映画)

4.2

親の愛は偉大だな、、自分だったら投げ出したくなってしまうかもしれないと思ってしまった、、あとは実現するだけの金銭力も。

あと上司が理解あり過ぎてこの会社に転職したいって思いました。

違国日記(2023年製作の映画)

4.2

原作知らずに観たけど、感想としてはこんないろんな感情をとっちらかることなく綺麗にまとめ上げられててすごい、!って感じ。。

友情、恋愛、嫉妬、若さ故の悩み、そして親子愛。詰め込み過ぎて訳わからないこと
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ディア・ファミリー(2024年製作の映画)

3.8

娘の命を守るためにゼロから医療の世界に足を踏み込む、最後まで諦めない美しい家族愛、、なんだが、、

プロモーションが下手というか、幕間で観た内容がほぼ全てというか、、予想外なことは起きませんでしたね。

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

4.0

酷評されていたがなんとなく納得。
ジョーカーの続編と捉えて見に行くと、前作の最初から最後まで続くヒリヒリ感のようなものはなく、かと言ってハーレイクインの活躍を期待しても絶妙に違う、、
レディーガガの演
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

3.8

作品自体は公開時にも知っていたが、"日台合作のラブロマンス映画"という情報が先走り、自分には合わないかも、、と思い観れていなかった
その情報自体は別に間違ってはいないんだけど、主演2人の自然な演技や風
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PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~(2024年製作の映画)

3.2

勉強、スポーツ、家庭、人間関係、恋愛、、
世の中ままならないことばかりだけど、何かに夢中になった経験は無駄にはならないよな、と。

“勝ちとか負けとかどうでもよくて”って副題はガチ勢からしたらんなわけ
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フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(2024年製作の映画)

3.8

事前の知識なしで観たけど面白かった。
ただ映画の中でもPRの強さに触れてるのに、この日本版ポスター?のつまらなさ何なん?笑

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

下半身付随だったところまで最後の最後で舞台上の演技でした、ならまだわかる。
(そーゆーやつね、はいはいって冷めるところはあるけど。)

けどもしリアルなんだとしたら、劇団に連れ戻して一度は殺したいと思
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ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)

4.2

レゲエの根幹であるラスタファリとは何かを感じることができる映画

内戦状態のジャマイカという死とも隣り合わせの凄まじい環境のなか、それでも音楽の力でBig Loveを伝えるボブマーリーがカッコ良過ぎる
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0

血を超えた親子の絆を描いた良い作品でした。
やっぱお母ちゃんは強いなぁ。

あとオダギリジョーが良い感じに憎めないクズ男でよかったし、杉咲花も等身大な演技って感じでぐっときた。

ダム・マネー ウォール街を狙え!(2023年製作の映画)

4.4

2021年コロナ禍におきたゲームストップ社を巡るヘッジファンド VS 一般庶民小口投資家達のゲームのような実話。

昔ホリエモンがこの件を語ってたので出来事としては知っていたけど、映画向けに脚色されて
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

4.4

ポップな笑いゼロ、笑いに取り憑かれた男の笑えない人生を描いた映画。映画を観たというより、喰らったって感じ。
主演の岡山天音くんの演技は素晴らしいよかったし、オードリー若林、春日もといベーコンズの仲野太
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海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

3.8

出光興産創設者、出光佐三の半生を描いた作品。門司を観光してる時にふと観たこと無かったなと思ったので鑑賞。岡田くんの演技が熱が入っててめっちゃよかったんだが、小説に比べて淡々と進む印象。
個人的には日章
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.4

何かについてめちゃくちゃ好きって気持ちを持ってるってこと、普通なようで普通じゃない。本人の気持ちもそうだし、応援し続けてくれる、人の夢を馬鹿にしない友達がいるっていう環境も。
「好きに勝るもの無しでギ
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ロイ・ハーグローヴ 人生最期の音楽の旅(2022年製作の映画)

4.3

ドキュメンタリー映画を映画館で観たいと思うことってなかったけど、これだけは。少しでも彼の音が届く環境でと。
1秒も目が離せなかったし、耳に全神経を集中させて100分が一瞬だった。

とにかく彼は音楽を
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