uyedaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.6

俺もただよくなりたくて、よくありたくて毎日泣いたり叫んだりしてるだけなんです。絶対に大事な人を傷付けたくないし、ちゃんと生活したい。シンプルに同年代の経験と成長を丁寧に描かれるとたまらないんです。
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

魔女の宅急便リターンズ、松岡茉優さん本当にありがとう

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.0

シンプルな感想だが、別に素晴らしい俳優陣で極めてリアルな20代後半の恋愛模様の機敏を描くってことで名作は生まれないし、そういうのを過去散々乗り越えて来たのでは

かえるのうた/援助交際物語 したがるオンナたち(2005年製作の映画)

4.4

小学生の頃深夜のBSで見て以来ずっと探してたが、15年経ってやっと見つかって早速見た。マヨネーズパンを座って食べてる辺りから「あ、映画ありがとうございます」となり途中のダンス、最後の大団円で涙、涙、涙>>続きを読む

恋の渦(2013年製作の映画)

3.5

面白かった。あんま関係ないが日本のインディー映画ってそもそもマンブルコアじゃねと思った

モテキ(2011年製作の映画)

3.3

公開されて10年が経ったが・・・あれもこれも全部シティポップやエモラップやCBDのせいなのだろうか?別に編集の仕事でもなんでもないが若干参った。
やっぱかつて我々は死ぬほど下北周辺にいたんだなと痛感

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.0

ビデオレターを見るシーンで一瞬篠原涼子の頭が映ってるが、どう考えても特に意味は無く諸々雑すぎて笑ってしまった。
メイキングがかなりいい。おばさんの感情の宇宙に触れる2021年にしたい。
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トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

4.5

10年ぶりに見たが、こんな東京物語と並べて語れるようなものだと思ってなかった。大感動
しかし、こういう革命の失敗と再生って今回は戯画的に描かれているが日常の中では連綿と続くものであって、一回性がそんな
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好男好女(1995年製作の映画)

3.8

現在と過去、現実と表象、個人と集団的歴史という三軸が映画の中でバランスを保ったまま一つのスクリーンに結実するというのがとにかくすごくて、それこそ侯孝賢の影響を自認する賈樟柯も結局作品毎に一点特化型にな>>続きを読む

ホームドラマ(1998年製作の映画)

3.4

90年代に出たというのが一番の評価すべきポイントで、2010年代にもうこういうのは手垢が付いて終了した気がするが、でもやっぱちゃんと出来てていいな

幻想殺人(1971年製作の映画)

3.8

クラっと倒れて大聖堂のパイプオルガンを豪快に鳴らしてしまうところで脳汁出まくった。サイコスリラーとしてもちゃんとしていて、ベタなスペクタクルも沢山入ってる中でゴア的な要素もあり、満足度高い

マイ・オンリー・サンシャイン(2008年製作の映画)

3.6

意見が分かれそうだが、ラストシーンは青年が現れて少女が微笑み返して終わり、じゃなくて本当に良かった。あそこで終わると二流以下というか、モチーフの役割を回収して、はいこれがmale dominated >>続きを読む

DEMONLOVER デーモンラヴァー(2002年製作の映画)

3.2

飽きないという意味で面白いけど、借り物の想像力で成立している感がしちゃうな

菊とギロチン(2016年製作の映画)

3.9

この卑近で力強く深遠な想像力が今の時代に形になった事実を称賛せざるを得ないと思うのだが。この想像力はやはり是枝的であって、左翼で文字が赤いからといって若松孝二を引き合いに出すのはあまりに貧しい。
韓英
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タイム・オブ・ザ・ウルフ(2003年製作の映画)

3.7

この映画は隠された記憶、白いリボンより前の作品で然るべきだなというか、この2つの後にこの映画は作らんだろと思う

ウィ・アンド・アイ(2012年製作の映画)

2.8

思うことがあまりなくて悲しい。監督にとってもちょっとやってみたかったのでやってみましたレベルなんじゃなかろうか

わたしたちの家(2017年製作の映画)

3.8

メカス特集を観てから空間に積層する記憶、みたいなことをしきりに考えるようにしておりバチっとハマってしまった。日本人にこういうのを撮ってみて欲しかった、優れた感覚があると思うので。これからも撮って欲しい

いかにしてフェルナンドはポルトガルを救ったか(2018年製作の映画)

3.0

ペソアらしさみたいなものがもっと含まれてれば良かった。コカコーラ俺は嫌いだけどだからこそ良いものが書けます、みたいな所はぽいなとは思った

Felix & Meira(2014年製作の映画)

3.3

肝心なシーンの英語が聞き取れなかった事もあり半分消化不良

猟奇島(1932年製作の映画)

3.0

トラップを仕掛けるも見破られて窮地に追いやられる、というのが何度も起きていていや学べよと思った

アダプション/ある母と娘の記録(1975年製作の映画)

3.0

これが非常に高く評価された時代、みたいな考古学的目線になってしまう

ポンデザール(2004年製作の映画)

3.3

La Sapienzaを先に見てしまったので、まだ映画をそこまで信じ切れていないというか、色々試してみているが故にかえって根っこの劇作家感を強く感じた

プレイ(2011年製作の映画)

3.8

ハネケっぽさがよく機能しており、シンプルで良い。リベラルでリーズナブルが故に揶揄して扱われる事も多い国民性がなんとなく分かった。俺の友達はそんな感じは全然しないんだけど。スウェーデンの映画初めて観たが>>続きを読む

ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

3.8

500日に1本くらいリンチの映画見たくなるな。リンチ的なエンタメ感が前面に強く出てて、ツインピークス見てみたいなと思った

隣の女(1981年製作の映画)

3.6

スーパーで偶然一緒になり、駐車場で8年ぶりにキスしてマチルダが失神して膝から崩れ落ちたところがエロすぎた。トリュフォーは確かに映画好きかつ真面目、多少ふざけるのも好きで映画的に面白いシーンも沢山作るん>>続きを読む

柔らかい肌(1963年製作の映画)

3.2

ちゃんとしてるなという以外の事は特に思わないけど、中年男性のこういうストーリーが結構身に沁みるようになって来た・・・

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

3.0

幸福とは全てを忘却して現在を生きることであり、それゆえ人間は突き抜けて哀しい生物であるとBGMも語ったように思われるが、さすれば俺がこの若さでふいに獲得した諦観の意味とは何なのだろう。
諦める、とは明
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マルクス捕物帖(1946年製作の映画)

3.6

自分の生活自体に今面白味がないので全体的にウケちゃったし、ラストの飛行機のシーンはブチ上がった

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.0

俺がシリアスかつ率直なもの以外受け付けない精神状態に今いるだけかもしれないが、ヌーヴェルヴァーグのある種浮き足立った所が受け付けないし、色々やっているなとは思うが単純に面白味がない。ただせっかくなので>>続きを読む

春夢(2012年製作の映画)

3.2

タッチのブレが大きいし結局エロなのかよというラストの終わり方も絶妙に良くないが、何作か撮る内に熟れていくタイプだと思うので期待したい。監督はジャ・ジャンクーのプラットホームに出演していたらしい