ノアさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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陸軍残虐物語(1963年製作の映画)

4.2

兵隊ヤクザや海軍横須賀刑務所のような映画が好きな人は本作も気に入るはず。
旧日本軍内における過酷な訓練や虐めを描いた作品の中では本作が最も芸術性が高いラストだと思われる。
DVDで鑑賞したがもう少し音
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グライド・イン・ブルー(1973年製作の映画)

4.5

他のニューシネマ作と違いあまり話題にもならない隠れた名作。
同じライダーの映画でも本作はイージーライダーと対極にある。
主人公は白バイ隊員で来る日も来る日も真面目に仕事をこなす…

サスペンス部分もし
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クヒオ大佐(2009年製作の映画)

4.8

隠れた傑作。
この映画をここまで絶賛してんのは多分俺だけかもしれない。

本当は日本人なのに「自分は米軍パイロットだ」と騙り若い女性達からお金を騙しとった実在の結婚詐欺師が主人公。

相手に申し訳ない
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

4.1

毒親映画。想像より遥かにえぐい内容。
子供の気持ちお構いなしに次から次に男と出来ちゃう母…
それもDV男なんかとくっつくから性質が悪い。

さり気なく母の不器用な愛を強調したり終盤で良い話にしようとし
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青の炎(2003年製作の映画)

4.8

若い頃の二宮和也主演。
飲んだくれの元養父が居候するようになり17歳の主人公が母と妹を守るため殺害を決意する…

鎌倉が舞台で現代では通行出来ない釈迦堂切通しが通学路になってたりする。
サスペンス物で
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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

4.3

スクールカースト映画と言えばこれ!

学校内で接点のない性格がバラバラの男女5人が休日に懲罰登校を命じられる。
全くわかりあえなさそうな5人が次第に心を通い合わせていく…
人の弱さ、脆さ、素晴らしさが
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.0

足の悪い兄と自閉症の妹による極限サバイバル貧困映画。
兄は妹の売春を面倒見て生計を立てようとする…

妹の演技や周囲の人間の反応がとてもリアル。
何で生活保護を受けないんだろ?と思ったが国の世話になる
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ゲッタウェイ スーパースネーク(2013年製作の映画)

4.0

酷評も納得なんだけど自分的には大好き。

ワイルドスピードとか好きな人はこちらも観てほしい。
全編ほとんどカーチェイス。
平均45秒に車1台が大破するとんでもない映画。
作中に登場する130台の車は全
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ヒート(1995年製作の映画)

4.6

徹底的な本物主義のマイケル・マン監督による歴史的大傑作。銀行強盗と言えば本作。
主人公率いるプロの強盗団と何としてでも彼らを阻止したい刑事の物語。

ここまでリアルな市街地での銃撃戦はこの映画でしか観
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アンダードッグ 後編(2020年製作の映画)

4.7

めちゃくちゃ熱かった!
ドラマ部分もボクシング映画のお約束であるトレーニングモンタージュも良い感じ。
前編は前編で面白いけど後編も素晴らしい。

あと前編の冒頭あたりは森山未來が10分くらいあまり台詞
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.4

懐かしい気持ちになれる青春映画。会話とか空気がとてもリアル。
高校生の頃こんな感じだったな~とか思いながら楽しめた。
笑える部分も悲しい部分もバランスが良い。
高校時代の無力な感じに共感してしまったし
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

4.0

社会へのブラックな皮肉たっぷりの痛快アクション映画!
悪趣味な金持ち達が庶民を集めて人間狩りに興じる…

単なるB級なサバイバル映画じゃないのが良かった。
それにしてもトランプ大統領が批判するだけある
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異端の鳥(2019年製作の映画)

5.0

僕の2020年ベストムービー。
オールタイムベスト更新級の作品だった。
不幸な物語に慣れてる人でもこの作品だけは桁違いに感じるはず。

人間って何だろう…
この少年の人生って一体何なんだろう。

最悪
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ドローン・オブ・ウォー(2014年製作の映画)

4.1

これは結構な鬱映画だった。

安全なベガスの基地からドローンを使いアフガンへ爆撃する。民間人も巻き沿いにして任務を続ける。
来る日も来る日も…

ドローン操縦士はPTSDになりやすいそうだがこの映画を
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.7

※精神的に不安定な状態の人は観ないほうが良いです。

視力が弱く失明寸前なのに工場で真面目に働き目の手術費用を貯める主人公。
ある時、大事な貯金を盗まれ抵抗し人を殺してしまう…
不幸の連続や絶望の中で
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

4.2

125名の絵描きによる全編約6万5000枚の油絵で構成されたアニメ映画。
このような贅沢な試みは映画史上初。
動く油絵を観てるだけでも楽しいが本作はゴッホの死を追う斬新な体験型のアートサスペンスだ。
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THE WAVE ウェイヴ(2008年製作の映画)

4.6

独裁がテーマの社会学実験映画。
高校の授業でヒトラーやナチスについて議論し自分達も疑似組織を結成する。

「洗脳はありえない」と面白半分で参加したのに授業の進め方が本格的で次第にのめりこんでしまう学生
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

4.7

フィンチャー映画史上、最も敷居が高い作品。
文学の教養やこの時代の知識、そして昔の映画に詳しくなければ話についていけないかも…

好きな人は物凄く気に入る映画。
ここまでやるか?ってくらい雰囲気を忠実
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ブラウン・バニー(2003年製作の映画)

4.9

さいっこうに眠くなる映画。人にお勧めできない。
でもこのレビューをどうか最後まで読んでほしい。
本当にこの映画は睡眠導入剤と言っても過言ではないほど終盤まで退屈だ。

ヴィンセント・ギャロがバッファロ
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シンプル・プラン(1998年製作の映画)

5.0

単純な計画。

複雑な人間。

もしかしたら世の中で起きるような大事件はどれも最初のうちは小さな過ちの積み重ねなのかもしれない…

泥沼から抜け出せない映画の中でもこれは特に良い。
主人公の最初は反対
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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

4.0

笑える系のコメディなのかと思ったが終盤は冷たい熱帯魚みたいで想像と内容が全然違くて驚いたw


映画内の人物達はアイリーンに対し偏見の目を持ってたが、この映画を観た自分自身も最初は似たようなものだった
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.6

まるで90年代のLAにタイムスリップしたような青春映画。
家に居場所もなく逃げ場も心の拠り所がない少年がスケボーや仲間と出会って人生が変わっていく…
幼い子供の無力でどうにもならない爆発寸前の感情を詳
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犬猿(2017年製作の映画)

4.9

いや~これは本当の本当に面白い…映画館で観るべきだった。
さんかくもヒメアノ~ルも最高だったし吉田恵輔監督ってやっぱ凄いなあ。

全然似てない兄弟と姉妹が憎み合う…
笑いも人間の暗い部分も描写が上手い
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Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

4.5

何をやっても中途半端になってしまう何者にもなれない悪ガキ2人が主人公。
高校生から大人へと変わる時期に社会の厳しさに完膚なきまでに叩きのめされる。
努力しては挫折する…
楽しいことばかりではない青春。
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ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

4.4

1974年ニューヨーク…
当時世界一高いワールドトレードセンターのツインタワーで屋上から屋上へ綱渡りをしたい大道芸人の主人公。

1円の利益にもならず実行すれば犯罪になるのに個性的なメンバーを集め緻密
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空の神兵 陸軍落下傘部隊訓練の記録(1942年製作の映画)

4.6

これは衝撃作だった。
訓練内容も現代人もビックリな屋内宙づりや見てるこっちまで怖くなる降下訓練…

空挺部隊はエリートの集まりだろうけどその人たちですら降下前は緊張で顔が強張っているように見えた。
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.9

職に就けず泥棒で生計を立てていた主人公。
ある日、交通事故の現場を撮影するパパラッチを目撃する。金になるかもしれないと考えカメラを購入し犯罪現場や特ダネを求め夜のLAを徘徊し始める…

現代のマスコミ
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シルミド/SILMIDO(2003年製作の映画)

4.7

一番好きな韓国映画です!実話ベース。
韓国軍が血気盛んな凶悪犯達を集め殺人兵器に育てるため秘密裏に鍛え続ける。
そして彼等を北に潜入させ最高指導者の暗殺を目論む…

この訓練の壮絶さたるや、フルメタル
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ザ・ロック(1996年製作の映画)

4.8

私が一番好きなアクション映画がこれです!
殉職者達の扱いに不満を持った米軍准将が傭兵達を率いアルカトラズ島の刑務所で人質を取って立て籠る。
更に政府をVXガスロケットで脅迫する…

本作はエド・ハリス
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ディスタービア(2007年製作の映画)

4.1

学校で暴力事件を起こした主人公が3ヵ月の自宅謹慎の処分を受ける。足に受信機がつけられ自宅から足を踏み出したら30秒以内に戻らなくてはならない監視体制。
暇潰しに近所の住民を双眼鏡で監視するようになるの
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さんかく(2010年製作の映画)

4.9

隠れた邦画の大傑作。
よくある恋愛映画とは一線を画す内容。

自分が元恋人からストーカーされ警察に行ったかと思えば今度は別の相手に対し自分がストーカーになったり…

誰もが好きな人を追いかけたい。自分
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.7

ノーラン監督作の中でもずば抜けて映像が凝ってる。
1周じゃ全て理解出来ないのも中毒性高い。
頭が追いつくまで色々と混乱するが最後まで観たら全貌が見えてくる作りで本当に面白かった!

このスケールと内容
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旅の重さ(1972年製作の映画)

4.4

凄い…!色々と面白い。
1972年当時、高橋洋子演じる日本の20歳女子!現代の二十歳くらいの子と全然違う!

四国をオール・ロケした映画でこれだけでもかなりの力作と言えるだろう。
話はとてもシンプルで
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.1

これは映画館で観れて良かった1本。
スカイフォール等の傑作で知られるサムメンデス監督の作品だ。

全編ワンカット風の編集がされていてまるでゲーム映像のような映画だ。
脚本も命令から始まり戦場でのあらゆ
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

正体不明の恐怖に世界中の国々が踊らされる斬新なSF映画だ。
地球外生命体を扱ったSF映画というとUFOやらエイリアンが襲来してきたりしそうなものだがこの作品はそういうことしない。

しかし目的がわから
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.2

もうすぐ死ぬなら最後に何をする?

誰もが一度は考えたことがありそうな内容だがそれを映画化したものだ。
余命僅かと宣告され入院中の若者2人がもうすぐ死ぬから怖くない!と言わんばかりにギャングの車を盗ん
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