のぶさんの映画レビュー・感想・評価

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バブル(2022年製作の映画)

2.0

人物の心情描写が雑で不自然。
物語が強引で、しかもつまらない。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.2

恐ろしくよく出来たミステリー作品。
観客を惑わす舞台。
9人が閉じ込められるだけのパニックムービーかと思っていたが、想像の遥か上を行く展開に脱帽。

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.0

アクションはあまりないが、緻密で重厚で緊張感のあるクライムムービーに仕上がっていて面白い。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.6

1920年代の魔法界を舞台に悪の魔法使いが力を増していく。
のちに経験する第二次世界大戦の存在を匂わせつつ、民主主義の崩壊を予感させる本作。
過激な思想に傾倒していく民衆は、現代の自国主義・民族主義を
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

物語に説得力がない。

前作から変わった悪役。
極端に出番の減ったティナは実質降板?
唐突なブータン。
頭を下げまくる神獣。

中でも残念なのが、前作で描いた民衆の分断と民主政治の危機や第二次世界大戦
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タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

3.8

優しく淡い映像で描かれるマレーシアの群像劇。
恵まれた人、そうでない人。それぞれがそれぞれに深刻な悩みを抱えていている。

さまざまな人がさまざまな事情を抱えて、同じ社会に生きている。
そして死んでい
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

3.0

狂気的なまでの執念。
社会的なテーマではあるが、コミカルで見やすくて、面白かった!

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

2.9

現代でリメイクするだけの意味はなかったかな、と。
ミュージカル映画の古典をいまさらそのまま焼き直しても、仕方ないでしょう。

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.5

ミステリー色強めな新バットマン。
とはいえお決まりのド派手なカーチェイスや残忍でクレイジーなビランも登場して満足感がある。
ノーランのスタイリッシュな映像やよく出来たシナリオと比べると見劣りはするが、
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ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.7

面白いっ!!
社会的なテーマを扱ってはいるが重くなりすぎず、程よくコミカルな温度感が心地いい。

ストーリーは破天荒でテンポ良く進むけど、描写は繊細で美しい。深部まで解釈して表現した人物像や、絵画の様
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

村上春樹の原作でアカデミー賞ノミネートの話題作ということで、観賞。
とてもよかった。

村上春樹の原作は短編でわりにあっさりとしたものだったのでどのように映像化されているのかと気になっていたが、映画な
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.2

こわい。
途中で感覚が麻痺してきて、ただただ眼前の光景に晒される体験。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.2

思えば、最初にエヴァンゲリオンを観たのは、中学生だったか。新劇場版エヴァンゲリオン『序』。部活の友人に誘われて、一緒に映画館へ行った。そのあとの『破』も、たしか彼らと一緒に観たはずだ。『Q』は受験で観>>続きを読む

ウィッチ(2015年製作の映画)

3.9

怖くて息が出来ない……。

恐ろしくて、美しい。魅惑的な映画。

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

3.8

細田作品で1番好き。
何回も観ても毎回泣いてしまう。

繊細なキャラクター描写がリアルで、ファンタジーな作品も胸に迫ってくる。

アクアマン(2018年製作の映画)

1.9

とっ散らかった陳腐なストーリー。アクションも微妙。キャラクターも中途半端で心情や行動にリアリティがない。
海洋生物の造形が美しい。

ゾディアック(2005年製作の映画)

3.2

起伏に乏しく、テーマ性が薄い。
社会的なメッセージに寄せるでもなく、サイコスリラー感も弱く、途中で劇が間延びしている。
俳優陣はとてもよかった。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

ようやく観れた…!

プロットの大勝利。後味の悪さ。完成された映画。

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