公開当時映画館で観た。田中裕子さんは孤独な高齢者のしょぼくれ感と女優田中裕子としての迫力(後者はこの作品では敢えて少し抑えていると思う)が同居しててよかった。東出がちょっと…。
西島秀俊のエロさを堪能する映画だと思って観始め、そしてその感想のまま観終わった。エロかった。
心がざわざわする。個人的には序盤のラブコメっぽいパートはあんまり要らなかった。
恥ずかしながら最初は観ながら結構混乱した。後でネットで解説を読んでなるほどと。佐藤二朗は正直あんまり好きではないが、この映画に関してはとてもいい仕事をしていると思う。しかし親と観る映画ではなかったね。
現実はもっと残酷なことも多いだろうけど、そこを描くのは別にこの作品の主旨ではなかったのだと思う。こういういい意味で“普通”で気負わず観られる作品が自閉症という病気を取り上げることに意味がある…かもしれ>>続きを読む
原作が完璧すぎて削りどころが難しかっただろうけど、頑張ってると思う(謎の上から目線)。
漫画の映画化というものはとにかく失敗しがちというイメージだが、これは良い!
意外にも東出の演技(なのか。割と素なのかもしれない)が役に合っていてよかった。
原作は住田が主人公で、茶沢はヒロインではあるが脇役の一人という印象だったが、映画版は住田も茶沢も主人公になっていた。しかしそれにしては茶沢の置かれている環境についての説明がちょっと足りないような…。主>>続きを読む
園子温が北九州監禁殺人事件をモチーフにした映画を…というだけでかなり最悪(褒め言葉)だが、やはり想像を超える最悪(褒め言葉)っぷり。あと少し多感な時期に観ていたら何かが終わっていたと思う(褒め言葉)。
この映画がきっかけで安藤サクラが大好きになった。近年新興宗教が何かと話題だし、間違って金曜ロードショーとかで放送してくれんかな。
薬師丸ひろ子も戸川純も(実は戸川純目的で観た)可愛かったが、内容はあんまり面白くなかった。こういうのは同時代に観ないとだめなんだろうな。
ユーミンが「最高傑作の1つ」というだけあって主題歌は薬師丸ひろ子一番の名曲だと思う。
三田佳子が薬師丸ひろ子に詰め寄るシーンが一番好き。
「あなた女優でしょう!?違う!?」
語り継がれる名作というだけあって胸に迫るものがあった。まだ咀嚼しきれない部分もあるのでもっと歳をとったら見返したい。
本当にどこかにこういう街がある(あった)かのような奇妙なリアリティ、生活感がある。それにしてもこの主題歌は永遠の名曲だね。
このレビューはネタバレを含みます
序盤のどんよりパートと終盤のドタバタ除霊劇の落差が若干気にならないでもないが、どちらもそれはそれで面白いので無問題(モーマンタイ)。除霊師柴田理恵最高。
しかしこれを見てからCMなどで妻夫木聡を見ると>>続きを読む
最高。誰にでも勧められる映画ではないが。でんでんと吹越満の怪演が光り輝いている。これからも定期的に見返したい。