国の在り方を問う中で
アイデンティティの戦いにも
見えてくる。
どこかみんな楽しそうで
どこまでも対等でユーモラス。
熱と敬意と言葉。
どこまでも正しい
コミュニケーションの上で
戦っているのが面白>>続きを読む
人権を守る闘い。
人権が侵されている今
法を守る弁護士だからこそ
矢面に立って国民を守る
のラスト、胸熱。
恐ろしい黒歴史だけど、
「タクシー運転手」や
「1987ある闘いの真実」とか
この作品に>>続きを読む
ここしか拠り所がなかった者、
ここでしか生きていけない者。
時代の変化に取り残されたら
ズルができなかったら
終わりしか待っていないギリギリの世界。
だけどその世界が家族だった。
全てだった人たち。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
テーマとかメッセージ性の強さとか
社会性、新しい価値観の提示、哲学。
そういものが評価されがちな映画って
フィールドでこれが作られたこと。
幸せにならなくちゃいけないの?とか
楽しいことがないとだめ>>続きを読む
カメラワークが
多少オーバー気味なところもあるけど
臨場感、迫力、吸引力って面から言ったら
全然嫌らしくはない。
真実の行方的なストーリーかと思ったら
もっと切なく切実に
刑法に対峙している作品だった>>続きを読む
不快感や恐怖をないものにするために
笑う、とか、嘘つきって言われてきたから
自分がしたことに自信持てなかったとか、
父親の目が怖かったとか。
自分の中にも確かにある感覚を
びしばし刺激してくる。
学>>続きを読む
あの事件をタイムリープっていう
切り口で描くことで、
繰り返されている黒人差別の歴史を
すごくエンタメ的に突きつけてくる。
天才
子が親を思う気持ちの壮大さ。
一途さ。
でも決して、
家族愛素晴らしい的な
美談にしちゃいけない。
虐待をした親を許せなくてもいいし
許したいなら許せばいい。
この映画で描かれているのは
後者で>>続きを読む
優しい顔して、描いてることは
ブルーバレンタイン並にビター。
恋愛の苦味や恥ずかしさを
詰め込んだ、いい意味での
いじわるがある。
同じ趣味嗜好で築き上げた
2人の連帯が社会に出ること、
先輩の死な>>続きを読む
加害者ばかりを守る司法。
暴走する私刑執行人たちの正義。
殺人を犯した加害者であり
償いを奪われた被害者でもある
少年。
燻る罪悪感に葛藤する心も
簡単に忘れて
たまに居心地悪い足枷くらいにしか
思わ>>続きを読む
なんでもない日常、
あの頃のモラトリアム感を
すごく尊く感じられる作品。
無駄なおしゃべりも
柔らかなコミュニケーションも
緩やかなあの日々が
どれだけ愛おしく大切だったか。
会話の間合いが絶妙でずっ>>続きを読む
難しい再出発。
切り捨てていく冷たい社会制度。
誰かを馬鹿にして笑う人。
過ちを許さず、再出発の道は整備されず
どこまでも正しい、あぁ素晴らしき世界。
タイトルは完全に皮肉な中で
わずかな光は三上さん>>続きを読む
破滅的にしか生きられない寂しさ。
ままならない人生。
香取さんの泣きの芝居は
すごいものがあった。
人が人の温もりで再生していく訳だけど
狐狼の血以降の白石監督作品、
飛躍した展開が入ってくるのは>>続きを読む
ありがとうもごめんねも
ないように、愛も憎さも
咀嚼しきれない気持ちも
全部ひっくるめて愛おしいのが家族。
親の罪の皺寄せを喰らいながら
親の愛にそれぞれが応えようと
していた。
展開が力技なとこ>>続きを読む
これは私かもしれない、
あの子かもしれないって
見た人に思わせる力のある
地続きのそこにあるような
生活感のある映画だった。
なんともない日常の中で描かれる
静かな抑圧と理不尽と選択と意思。
女同士>>続きを読む
同性愛から逃げずに
描ききってる。
同性愛に偏見をもつ人に対して
よく「同性愛も普遍的な愛だ」とか
「異性愛と変わらない」って
言いがちだけど、
その「好き」っていう魂は共通してても
「好き」を育んで>>続きを読む
男の人は1000年経っても
男じゃないですか。とか、
どれだけ惚れて
死んでいけるかじゃないの?
とか、響くセリフはあった。
愛することを選んだラストは
かっこいい。
残したい思いを、
忘れたくない瞬間を、
刻んでいく、重ねていく彼女たち。
それぞれの静かな決意と覚悟が
最高にかっこいい。
音楽の使い方もインパクトあって
最高にクールなエンドロール。。
色々つっこみどころもあるけど
イスとウジンが幸せに終わったから
全て良し!!
って思えるほど、
愛おしいカップルでした。
主人公の境遇とリンクするような
家具屋設定はうまいなぁと思った。
それぞれのイメージカラー的に、
世界を独立させてるような
色彩の使い方、パステルな世界観が
好き。
身体的な奇形を持つ人たち、
精神的に不自由な部分を持つ人たち。
皮を剥いでしまえば
どっちが"奇形>>続きを読む
亡くなったある男性の物語。
彷徨える魂がオバQのような姿で
体現されていて、なんだかかわいい。
体に触れる描写が、
心にはもう触れられないことを
際立たせていて、
ラスト、ハッとさせられる。
時代>>続きを読む
原作未読。
あらゆる年代で
味わう女性の生きにくさが
描かれていく中で、
「女性の尊厳」というより
「主婦の自己実現」寄りの
描き方に感じてしまって
なんか、んー。。
この描き方で男の人は
どう感じ>>続きを読む
映画でしかできない企画だったと
思うけど、映画館で見る価値が
あったかって言ったら、
微妙な印象を受けてしまった。
周年ものの2時間ドラマ感。
事件ものって風呂敷が広がれば
広がるほど、真相はあっけ>>続きを読む