蹂躙さんの映画レビュー・感想・評価

蹂躙

蹂躙

大学4年
今はほとんどシネフィルwowowでみてます

映画(393)
ドラマ(16)

ロリータ(1997年製作の映画)

4.0

原作に忠実な方だと思う。ニンフェットらしさもあったし(キスシーンえっろいな〜〜)。ただ映画の長さじゃ原作のサスペンスは難しいと思った。(ロリータとの関係性の不安定さ、男から追われてる意識とか)でもアダ>>続きを読む

ブーベの恋人(1963年製作の映画)

4.2

「男を待つ女」がテーマの映画はたくさんあるが、ただ待ってるだけの悲劇ヒロインみたいなのは好きではない。例えば「ひまわり」とか。
この映画はマーラがすごくあっさりしていて、ブーべへの愛の強さゆえの、寂し
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袋小路(1965年製作の映画)

5.0

夫婦関係のうまくいってなさが、夫婦二人にとってあまり重要ではなさそう。結びつきが無。闖入者がいても、客がきてても。妻はいろんな男と二人きりの画に収まっている。だから最後のシーンが、え?そんな好きだった>>続きを読む

オリエント急行殺人事件(1974年製作の映画)

3.5

原作を読んでいればみなくてもいい作品?
カメラワークや演出は落ち着いていて品があり、テレビドラマと違うのはわかるが、特に印象的ではない。でも、ポワロの謎解きの場面での回顧シーンが、その時のショットと少
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今宵、フィッツジェラルド劇場で(2006年製作の映画)

4.6

アルトマンの悟りを感じた人間讃歌だった。
ストーリーほぼなくて、シニカルな笑いもなりを潜めているけど、超感動した。アルトマンの人間や生への愛を感じた。

色んな人生経験を積んで、もうこの世に未練がない
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マラソン マン(1976年製作の映画)

4.5

面白かった!
内容の全てを理解したわけじゃないが。
マッカーシーはナチと何の関係が?まあ共産主義の対極にあるのがナチというのはわかるが。それともお父さん運び屋やってたのか?

サスペンスシーンの見せ方
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反撥(1964年製作の映画)

4.0

思ってたほどやばくなかった。妄想シーンがそれぞれ短いからだと思う。

ドヌーヴが一人きりになってからは、妄想か殺人かどっちかの繰り返しだから少し飽きた。(でももし私に写真から虐待を読み取る力があれば、
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グリース(1978年製作の映画)

4.5

音楽もダンスもセットも衣装もジョークのセンスも最高!!

コーラスに奇声ぽいのが入ってたり、振り付けがちょいダサなのがすごいよかった。なんか今までみてきたミュージカルと違う。

フレンジーのナンバーが
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水の中のナイフ(1962年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

めっちゃ面白かった!
青年とおじさんのジリジリした関係、あと奥さんの人間性に魅せられる映画だった。結局ナイフで殺すわけじゃないんかい!って思った。よいサスペンス道具である。

音楽がシャレオツで、ロー
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何故R氏は発作的に人を殺したか?(1970年製作の映画)

4.0

邦題ネタバレやめてほしい。

溜まりに溜まった緊張感が最後にガーンと爆発する映画。隣人や家族や職場の、仲よさそうだけど同時に閉塞感ある感じ。さいごの隣人はやばいな。(「四季を売る男」の奥さん役)

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四季を売る男(1971年製作の映画)

4.1

愛と敬意が得られなくて破滅して行く男の話。ある意味ファスビンダー自身と重なる。

ハンスの乞うような目つきと、奥さんの硬直した視線が印象的だった。

みてきた他の作品と比べて、唐突なアクションが多い気
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プロスペローの本(1991年製作の映画)

4.3

映像の合成の仕方がありえないレベル。見たことない!

世界観は少し苦手だったが。中世の悪魔表象とか好きな人にはいいかもしれない。そこに裸要素が入ってカオス。なぜかシェイクスピアとすごくマッチしている。
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スモーク(1995年製作の映画)

3.7

ポールオースターっぽ〜〜いっていう映画、、。ほっこり雰囲気だけ印象に残っていつか完全に忘れると思う。

ほっこり要素を詰め込みまくりました、みたいな。あんまり仲良くない人とみるのにオススメな映画。気ま
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永遠に君を愛す(2009年製作の映画)

3.8

斉藤とゆかり(だっけ)の会話がやだった。村上春樹を地でいったような。最後のニーとかもやだ。男の妄想みせられてるような。

夫婦の方は、二人とも誠実でよかったね、以上の感想がない。深さを感じない。牧師さ
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ラルジャン(1983年製作の映画)

4.0

映画でしかできない表現だということはわかった。無駄な表現を一切入れてない。

しかし例によって内容はあまり。救いがない上にユーモアがないとはきつい。みんな冷たくてあまり喋らなくて棒読み、、。つまりブレ
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トーチソング・トリロジー(1988年製作の映画)

4.2

cinefilのツイッターで宣伝されてたからみてみた。

脚本が素晴らしい!!全部セリフ覚えてアメリカで使いたい。 ウィットに富みまくってる。
舞台っぽかったけど、、どうなんだろうか?特にこっちに喋り
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マリア・ブラウンの結婚(1979年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

とにかくマリアの夫への愛で泣ける。
ヘルマンが刑務所に入った直後の面会で微笑みあうシーンが最高だった。

マリアがいろんな男と寝て、それを「好き」と「愛してる」で違うって説明するのは、すごく男性的では
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イタリア式離婚狂想曲(1961年製作の映画)

4.5

主人公がクズすぎる笑 というか人間としての感情を失ったサイコパス。
最初は奥さんを妄想で石鹸鍋?に入れたりロケットで飛ばしたりしてハハハと笑っていたけど、え?殺すの?ってなった。殺意沸くほど愛情重くな
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ナポリの饗宴(1954年製作の映画)

4.5

オペラとカンツォーネとカーニバルのごたまぜという感じ。ずっと踊ってるか歌ってる。すごいエネルギー。

複数の互いに関係ない(ナポリにおける、時系列にそった)話が数珠つなぎになっていて、それを語っている
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Day Is Done(原題)(2006年製作の映画)

3.5

少年のトラウマの女の人がめっちゃ怖かったのと、森の中にいる詩人?を覚えてる。
あとカントリーガール。あとキリスト教劇のロバが怖かった

小学校の思い出を再構成するというのは面白い。

相当頭やばい人だ
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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

4.0

わちゃわちゃしたユーモアセンスがよい。

「生意気なのはそっちだろ!早生まれのくせに!」「うるせえ!メガネザル!」「戌年のくせに!」(シーン切り替え)
とかウケる。笑

あと奥菜恵の「それ心中でしょ?
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

4.3

難しい。
みすみが激したところの発言は信じたい。

「人の生死を決める裁判官に憧れる」の発言なるほどね。

ショートボブ、北海道、鳥、ピーナツバターなど、気になる反復モチーフがたくさん。

是枝監督は
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にがい米(1948年製作の映画)

4.0

メロドラマになりそうでならない。
シルヴァーナの表情や女性ばっかりの労働での温かさや敬意のおかげで。
最初はこの修羅場別に田植え舞台じゃなくてもいいじゃんと思ってたが、女性たちの労働あってこそのシルヴ
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

最後の結婚式とか水に潜るシーンで涙が止まらなかった。

ほんとに最高な映画。

街のあかり(2006年製作の映画)

3.7

暗い。しかもどう考えても主人公が悪いから自分は傍観者になってしまう。不条理ではない。

過去のない男でも思ったが、警察官や銀行員が異様に冷たい。

過去のない男(2002年製作の映画)

4.0

伏線回収がなかったらもっと好きだったかもしれない。警察官とか暴漢とか。

バンドにロックをやらせるところが好き

音楽入れるタイミングが面白かったのと、シーンのつなぎが突然なのが新鮮だった。もう出所?
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焼け石に水(2000年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

難しい話だった。
レオを好きな二人はエゴが弱くて征服されたい欲が強いんだろう。ヴェラはフランツの将来のような存在?レオの「君が俺を必要なんだ」、「彼が僕/私を創った」など。

あと、男二人だけの関係に
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トム・ジョーンズの華麗な冒険(1963年製作の映画)

4.9

伝統的なドタバタコメディ感のある映画。ガリバー旅行記とかドン・キホーテとかを思い出す。

オープニングシーンのサイレントとか、古典的なギャグ(バタンとひっくり返るとか)
、安っぽい切り替えとか面白い編
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一年の九日(1961年製作の映画)

3.9

物理研究者が実験して放射能をあびて死ぬか死なないかという話。そしてその妻が色々悩む話でもある。

最後はえええ〜ってなった。手紙のユーモアが泣ける..

グーセフの研究の姿勢も、リョーリャの、夫がずっ
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ママと娼婦(1973年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

会話劇
マリー以外の人物の独白はほとんど意図が不明で辛かったけど、全然飽きなかった。ヴェロニカの最後の独白だけ理解できた。本当はセックスは好きな人とだけするものだという内容(散々言われてることだが)。
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夕なぎ(1972年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

まずセザールのような、まあ少し自己中で考えが浅いところもあるが、人当たりがよくて無邪気で金持ちの男性が浮気される物語はあまり見たことがない。ロザリーもそれほど不満ではなさそうだ。結局浮気相手と超仲良く>>続きを読む

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

のんびりした雰囲気が意外だった。
でも最後はめっちゃ怖い。

知識オジサンと経験オジサンがいたが、結局経験オジサン死ぬんだね...笑 さすがスピルバーグ!

ブロディの奥さん理想的な奥さん。

デイジー・ミラー(1974年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

デイジーミラーが「男垂らしか無邪気か」っていうテーマで、結局「男垂らしに見えるのは主人公が慣習に縛られてるから」みたいに終わったが、見てるこっちとしては男垂らしにしか見えない...(それも監督の操作か>>続きを読む

冒険者たち(1967年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

カラッとした間の取り方がよかった。
それが三人の関係性のようでもあった。この三人は、宝を見つけても裏切る人はいないだろうという安心感。
ピュアな友情関係のようだが、実際二人ともレティシアが好きで、でも
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