novaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ザ・ホスト 美しき侵略者(2013年製作の映画)

2.5

え、あり得ないでしょ?みたいな、つっこみどころ満載だけど映像はきれいだし。まあアンドリュー・ニコル監督のSFだから。異星人に侵略される未来もないとは言い切れないし。みたいな感じで途中だらけたけど最後ま>>続きを読む

ロリータ(1962年製作の映画)

3.0

なんか思ってたのと違った。「痴人の愛」ほどエロスでもなく「ベニスに死す」ほど高尚でもなく。ロリータがごくごく普通のかわいい女の子で主人公も一見普通なただただキモいおじさん。拳銃を手にしてから不穏な空気>>続きを読む

マッチスティック・メン(2003年製作の映画)

4.0

潔癖症が詐欺なんてできるの?緻密な計画でミスなく事を進めるには逆にズボラじゃ無理か。でも薬に頼らなきゃ生きられないってつらいね。詐欺師の映画と知ってはいても私もまんまと騙されました。途中までてっきりペ>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

3.0

最初からいきなり日本語でびっくりしたらスタートは日本が舞台だったのね。よくできてはいるけど分かったような分かんないような。映像はさすがにノーラン監督らしく見応えあり。でもちょっとややこし過ぎじゃね?ど>>続きを読む

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

4.0

確かに同じ人をずっと愛し続けるのは難しいとは思う。でも結婚という縛りがある以上みんなそこは人生にうまく折り合いつけてるんじゃないのかな。周りの人間が馬鹿げて見える。人間は夢でできてる。中二病かよ。「誰>>続きを読む

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

4.5

ベリーショートにステンカラーとソックスとかハットとサングラスが似合うしょーもない男とかおしゃれが過ぎる。若いふたりのじれったいラブラブ感がもうたまんない。「死について考えたことは?オレはいつもだ」彼は>>続きを読む

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

4.0

やっとガイ・リッチーらしいスタイリッシュな映像と音楽。待ってたよ。ロック・ストックほどの衝撃はないけど最近らしくないのが続いてたから素直にうれしいです。こういうどんでん返し系スパイものはやっぱ洋画じゃ>>続きを読む

レベッカ(1940年製作の映画)

3.0

とても美しくて聡明なのに自分に自信がなくておどおどしているヒロイン。ずっと見えない敵におびえている心理描写がうまい。その元凶の先妻レベッカは最後まで姿を見せない。観客にも想像させるミステリーに成功して>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.0

ヨーロッパが舞台だし画がおしゃれで好きな感じ。でも内容的にはそれほどハマらなかった。戦争ものは過去にいい映画たくさんあるからね。戦争は洗脳。トップの言うことが正解だと教育する。差別や宗教観の違い。憎き>>続きを読む

ハスラーズ(2019年製作の映画)

4.0

男たちは認めたくなかった。女に利用されたことを。「私たち最強だったよね」彼女達のやってることは確かに酷いことだけど騙されるおバカな男たちに同情はしない。トップは極悪人どこも同じ。女の友情に涙したよ。ジ>>続きを読む

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.0

三浦春馬と竹内結子さん今見ると複雑。何かふたりの心に通じるものがあったのかしら?とか考えちゃった。まさかね。春馬くんが最低な性悪男な役だけどやっぱどうしても良い人感がにじみ出ちゃう。はっきり言って東出>>続きを読む

天外者(2020年製作の映画)

5.0

いや、これは春馬くん、こんな最高の贈り物を残してくれてありがとうと言いたい。正直彼はどちらかというと脇役で光るタイプかなと思っていたけどもう堂々たる主役でした。思ったほどお堅い歴史物でもなくエンタメと>>続きを読む

ロング・キス・グッドナイト(1996年製作の映画)

3.5

これ昔なぜか映画館で観た。大好き!ジーナデイビスがめちゃくちゃかっこいい。特に記憶が戻って髪染めてブロンドの殺し屋になってから。ナイスバディだし強くて最高にクール!久しぶりだったけど所々覚えてたよ。あ>>続きを読む

誰も知らない(2004年製作の映画)

4.0

胸が押しつぶされそう。あんな母親でも子供にとっては恋しい恋しいおかあさん。しかし4人もよくあそこまで育ったね。ほっといても生きる賢さを持った子たちだったから親も大丈夫と思ってしまった。子は親を選べない>>続きを読む

Dr.パルナサスの鏡(2009年製作の映画)

4.0

パルナサス博士の登場の瞬間からもうテリー・ギリアムの幻想世界に引き込まれる。他では見られない独特な世界観。ミステリアスで美しくてやっぱ好き。ちゃんといつもの風刺も効いてます。慈善事業のふりをして私腹を>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

3.0

人に惹かれるのに理由はない。確かに同性でも素敵だなって思う人はいる。でもだからって結ばれたいとは思わないよね普通。女性同士の恋愛映画は嫌いじゃないんだけど、これはちょっとダメでした。なんでだろう?どっ>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

1.0

残念ながら好きなところや良いと感じたところがひとつも思い浮かばない。これがアカデミー作品賞?びっくりでした。

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

4.0

あのとき出会ってよかったのか、出会わなければよかったのか。結婚したら一度は振り返る時期あるよね。わかる。年を取るといろんなことに慣れてしまって自分がどうしたいかわからなくなる。それもわかる。洋画でよく>>続きを読む

キンキーブーツ(2005年製作の映画)

3.5

紳士淑女そしてまだどっちにするか迷ってる皆様~笑。ローラがとっても魅力的。同性愛者ってきっと男性も女性もどっちの気持ちも理解できるんだろうね。性別関係なく相手を尊重できる広い心の持ち主。「クズって意外>>続きを読む

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

4.5

とにかくストーリーが面白い。完全犯罪のはずが次々と起こるハプニングで思わぬ方向へ。それもあり得なくもない展開。携帯電話もない時代だし、素人の犯罪だとうっかりミスは起こってもおかしくない。それを見込んだ>>続きを読む

コンテイジョン(2011年製作の映画)

4.0

なかなかのいいタイミングで観てしまった。これ2011年の映画ってすごくない?ほぼ今のコロナの状況を予言してるかのようにぴったり当てはまる。事実はまだ不確定だけどウイルスの起源についても非常に分かりやす>>続きを読む

アリスの恋(1974年製作の映画)

3.0

主人公の息子がジョディ・フォスターと万引きするシーンで、あ、これ前に一度観たことあるって思い出した。それだけあんまり記憶に残らないというか特別印象的な出来事がないのよね。でもその普通こそがこの映画の良>>続きを読む

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.5

20年前の映画にしてはスタイリッシュな映像。エリートのライフスタイルだから家具や洋服がハイセンスで全然古く見えない。なのでグロいシーンいっぱいだけど全体の画のイメージが美しく感じる。クリスチャン・ベイ>>続きを読む

海を飛ぶ夢(2004年製作の映画)

3.5

尊厳死。生きることは権利で義務じゃない。自殺を図り生き残っても罪に問われないのに他人の助けを借りた場合は罪になるのはおかしい。死の願望を持ちながら刑法改正のためにアクティブに自己主張するのはすごいと思>>続きを読む

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.0

おしゃれな会話と時々ブラックなコメディで昔よく観たウッディ・アレンっぽい。でもわりと最近の映画なのね。相変わらず主人公が自己中でいけ好かない。でもジェシー・アイゼンバーグが演じるとなんか憎めないわ。車>>続きを読む

ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

3.0

「変わったことを言う君が好き」「君の頭は神様が作った神秘だ」ってそのまま監督に言いたいわ。リンチなのにタランティーノっぽいバイオレンス系。てか、こっちの方が先なんだね。オズの魔法使いが大好きなルーラも>>続きを読む

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.0

「怒りは君を幸せにしたか?」親が子に与える影響ってものすごく大事。特に思想や人生観の違いやぶつかり合いは家族を崩壊させる。恐ろしい。主人公はある意味純粋過ぎたがゆえに人種差別に執着して手に負えなくなっ>>続きを読む

八月の鯨(1987年製作の映画)

4.0

もうね、若い人ひとりも出てこない、お年寄りしか登場しないんだけど、何もかもかわいいの。かわいいお家、かわいいお花、かわいいお洋服、髪の結い方。こんなおばあちゃんになりたい。毒舌でわがままな姉、でもほっ>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

2.5

正直ちょっと期待外れ。音楽の使い方やスピーディーな展開は現代の若者ウケする作りなのは認めるけど。そういうの嫌いじゃないし。むしろ大好物なんだけどね。ノリのいい曲とカーアクションに頼り過ぎ。主人公の男の>>続きを読む

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.0

のっけから青い空と赤いバラ。そこから急に陥る不穏な空気。胸騒ぎのざわざわ感が久しぶりのリンチでわくわくした。そのわりには普通の展開であれ?これで終わるはずはないと思ったら、やっぱりとんでもない不思議絵>>続きを読む

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.5

ハーレイ・クインの魅力に尽きます。ジョーカーとのラブラブカップル感もビジュアル的に最高にイケてる。マーゴット・ロビーがこのキャラクターで人気を確立したのも納得です。色っぽくてちょっとおバカなかわいい女>>続きを読む

月の輝く夜に(1987年製作の映画)

3.0

今まで観た映画にないストーリー。映像の古臭さはちょっぴり気になったけどニューヨークが舞台なのにイタリアの香りがしてロマンチック。思ったよりコメディタッチで会話が洒落てます。「月は女に恋の魔法をかける」>>続きを読む

銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

3.5

原作漫画もアニメも全然興味ないけど三浦春馬のために観た。ナンセンスギャグはまあまあ笑えます。小栗旬が主役かと思ったら、どちらかというと真選組の土方と鴨太郎の方が存在感あって得した気分。春馬くん過去のイ>>続きを読む

17歳の肖像(2009年製作の映画)

3.5

「年を取った気分。愚かなまま」客観的にどう見たって危ないよ、あの3人。確かに一見魅力的ではあるけど。頭脳明晰で将来有望な女の子がまるで坂道を転がり落ちるようにどんどん悪に染まってしまう。ちょっと冷静に>>続きを読む

叫びとささやき(1972年製作の映画)

4.0

深いです。身近な人の死によって露わになる人間の欲求、不満、嫉妬。きょうだいや親子の確執って思ってる以上に意外とある。憎しみを抱いたまま生きるって悲しい。わがまま、冷酷、無関心。「私に触らないで!」風と>>続きを読む

眺めのいい部屋(1985年製作の映画)

3.5

ヨーロッパの美しい景色とオールドファッションをのんびり楽しんでたら急に3人の男(おじさん含む)が池で無邪気に全裸で遊ぶシーン。しかも結構長い。いやもう笑った笑った。男のボカシ初めて見たかも。そこからど>>続きを読む