Noveさんの映画レビュー・感想・評価 - 44ページ目

Nove

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タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.5

理解とか目的とかは関係ない。正しくタイトル通り言いたいことを撮って何が悪い!と思えばいいのであろうか?

G.I.ジョー バック2リベンジ(2013年製作の映画)

3.1

あまり深く考えずに観るべき映画。それぞれのシーンのアクションは楽しめるのでは、良いのでは、、

街の上で(2019年製作の映画)

4.5

パーツパーツを組み合わせて気がつくとすべてが繋がっていた!いつまでも聞いていたい二人の会話。絡み合う5人の掛け合い。自然に受け入れられてしまうズレた日常が実は真実なのかもしれない。また観たくなる心地よ>>続きを読む

ビリギャル(2015年製作の映画)

3.7

夢と希望を与えてくれるのが映画だ。直球勝負でコミカルに描かれるキャラクターが活き活きと進んで行く姿が眩しくもある。その根底には事実に基づいた原作の強さがあるからこそ、演出も生きている。

パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

3.7

個々のセリフが深い意味を持っているが、軽快に交わして行くところが心地よい。でもなぜバスの洗車を見ていたのかは謎だ!

mellow(2020年製作の映画)

3.6

みんないい人で自分の気持ちに正直に生きようと頑張っている。心地よいひと時と少しの勇気を与えてくれるでしょう。

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.8

通常の中の出会いから特別に日になるには、自分が一歩踏み出さなければならない。その勇気を出すために背中を押してくれる映画。

小さいおうち(2013年製作の映画)

3.5

懐かしさとほろ苦さを散りばめた作品。あまりディテールは気にせず観ればよいのだろう。

あん(2015年製作の映画)

4.3

河瀬直美監督✕樹木希林主演 言うまでもなく深い真理をついている。セリフの一つひとつに深い意味があり重みを感じる。桜の花が舞う季節からイチョウ並木へと移り変わるように至福の時は過ぎて行く。映画によって何>>続きを読む

密航者(2021年製作の映画)

3.6

設定、淡々とした流れも悪くない。究極の選択に迫られたとき、人はどのように対処するかは、立場や過去の生い立ちによって決まる。困難を乗り越える希望の作品と思いきや、その選択をするのか?と心残りな気もするの>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.6

好きになるのに理由なんてないと言うが、実はそれが五感すべてから感じ取るベストの選択なのであろう。ただし常にその感覚は変化しているが、好きと言う記憶だけが残る。自分の生き方があってよく傷つけているかも傷>>続きを読む

彼女(2021年製作の映画)

3.5

安易な設定と思いながらも、何故か見終わっても気になる作品。共感と言うよりも印象に残るものがある。

きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.8

人生はすれ違い不器用な表現でしか伝えることができないもどかしさ、そんな中でも強く優しく支え合う映像は、いつしかその世界に入り込んでしまう。

朝が来る(2020年製作の映画)

4.5

リアルさと両者からの視線が見事に描かれている。一方向だけの考えが身勝手で相手の事を理解するのがこんなにも難しいかを教えられる。人を信じる事の大切さ、不条理な苛立ちの中でも大切な気持ちを失わないラストに>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.0

誰にこの映画を見せたかったのか?何を伝えたかった?人の心は揺れ動き周りの人を傷つけていく。前半の違和感から後半の緊張感への変化を受け入れて行けるかで賛否は分れるだろう。

海辺の彼女たち(2020年製作の映画)

4.8

ベトナム人技能実習生を題材としているが、この映画は社会問題を訴えるものではない。テーマとして「生きる」と言うことを正面から描いたものである。人が生まれ生きて行くために守らなければならないものは何なのか>>続きを読む

ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

4.0

学ぶことは全て自然の中にある。子供たちは言葉や算数を教わるが、生きること思いやることは既に備わっている。歌が自然と繋がり人の心も繋いで行く。世界一幸せな国の山の麓には、こんなにも素晴らしい場所があり幸>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.2

人生とは何か、生きるとは?幸せとは何なのかを問われる映画。経済成長を信じ明るい未来を描いていたアメリカ人は高齢者となった時、今まで追い求めていた物が何だったのかを考え始める。これはアメリカだけの問では>>続きを読む

僕の帰る場所(2017年製作の映画)

4.0

自分のアイデンティティはどこにあるのか?国籍とは何かを問われている。日本の生活とミャンマーの生活の対比、日本の満員電車、お役所の対応、曇った空がミャンマーについた途端に晴れた天気とカオスの車、人が生き>>続きを読む

私というパズル(2020年製作の映画)

3.8

重たい映画ではある。深い悲しみと誰のせいでもなく悲劇は起こる。無事に産まれてきたことの奇跡に感謝しなければならない。橋とりんごが、その意味になぞられている。この映画に共感した人は、エンドロールの終わり>>続きを読む

ザ・プロム(2020年製作の映画)

4.0

楽しめるミュージカル!メリル・ストリープのオーラはやはり凄い。大きなテーマを明るいタッチで描き、時代の変化、世代の違いを受け入れて行く新たな希望を感じさせてくれる。そんなことも考えずに楽しめることが大>>続きを読む

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.8

やはりワンダーウーマンは愛のために戦う戦士!話としては短絡的たが、身体一つで戦うワンダーウーマンはかっこいい!今の時代へのメッセージが、このときだからこそ響いてくる作品。

魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

3.7

楽しめる作品。アン・ハザウェイは悪役でもやはり可愛さが溢れ憎みきれない大魔女、弱すぎでしょう!あくまで脇役なんですね。彼女の大活躍を期待するとあてが外れるが、ネズミの冒険ならばそれでよいですね。

空に住む(2020年製作の映画)

3.6

テーマは生きる、生と死のエリアと内面と外見のギャップを雲になって描く。それが都会のタワーマンションならばもっと美しく撮れたであろう。黒ネコと私、赤ワインと黄色いオムライス、男と何?、小説?、哲学?、傷>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.5

映画人としてはこういった映像を作りたい気持ちは分かるが、どうしても違和感は否めない。美しいロケーションに不自然な感覚が心地よさにならなかったのは残念だ。現在と未来の自分との戦い?目的、葛藤、希望が見え>>続きを読む

異端の鳥(2019年製作の映画)

4.0

不条理、異端、偏見は生き物の性なのか。それを越えるための宗教、イデオロギー、主義があるのか。言葉では言い表せないものがそこにある。モノクロの映像は、淡々と現実を見せつける。少年がたどり着いものは、自分>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.3

まだ言葉の力、思考を本気で闘わせる事が出来た時代。ナショナリズムの葛藤の中でも三島由紀夫と言う人物が鮮やかに浮き彫りになっている。思わず先生と言わせてしまう程の説得力と正面から立ち向かう真摯な姿勢は、>>続きを読む

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.5

痛快で楽しめるエンターテイメントな作品。素敵でかっこよく見所満載です!

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.5

真実とは、正義とはなにか、諦めない信念が世の中を変えることができる。その時代の背景、世界を知っているほど映画の意味、伝えたかったことが分かってくる。どうしょうもない不条理からいくつもの試練を乗り越えて>>続きを読む

スキャンダル(2019年製作の映画)

3.8

かなりの社会派映画ではあるが、豪華キャストによって見せ場はたくさんある。実在の映像との絡みもリアリティーあるものになっている。アメリカ社会の闇とそれを告発する、できる社会、映画として見せてしまうアメリ>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.9

ワンカットで展開される映画(実際には何ヵ所かカットされていると思えるが)によって臨場感は十分に感じられる。舞台の様でもあり、ロールプレイングゲームの感覚にも思えてくる。同時体験のためか、かなり見るのに>>続きを読む

2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

4.2

人は誰もが悩み苦しみ間違いをおかす。みんなそれを抱え生きて行く。自分の役割を全うするために戦わなければならない。そんな忘れていることを思い出させてくれる映画。重い題材にも関わらず、軽快に楽しく魅せると>>続きを読む

ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.5

ゴージャスで派手な見所満点なのにどこかスッキリしないのは何故なのだろう?本当の悪でもない、強い信念でもない、拠り所はママであったから?娯楽なのか社会問題なのか、どっちつかずなところが惜しい!

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.8

結婚、夫婦というものは難しいものですね。でも学校を卒業するように結婚も卒業があってもいいのではと考えてさせられてしまう映画でした。全体的にはよく纏まっています!

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.5

それぞれのシーンで見ると見所は盛り沢山だが、なぜと問いたくなる。生きるため?社会批判?家族の絆?この映画の根底の深い所はまさにパラサイトなのであろう。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.7

素晴らしい!まさにこれが映画として伝えるメッセージと描写なのではないか。エンターテイメント性の中に大きなテーマを隠しつつも大切なものを守らなければならない強い意思、愛、戦争と言う狂気を見事にしかも優し>>続きを読む