Noveさんの映画レビュー・感想・評価

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恋は光(2022年製作の映画)

3.8

恋を論理的に解明しても、机上の空論でしかない。
恋は体験して、初めてわかること。
いつも側に居てくれる人、憧れの人、積極的に奪いにくる人、これもまた恋のかたち。
そんなことを真剣に考えていられる大学生
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とらわれて夏(2013年製作の映画)

3.9

深い悲しみと幸せな家庭を失った母と息子には、ぽっかりと空いた心の穴を埋めてくれる人が必要だった。
レイバーデイ、その日に訪れた男には、頼もしい働く父親の姿をみた。
穏やかで静かに流れた日々が、奇跡のよ
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OUT(2023年製作の映画)

3.6

暴走族グループでの話だが、バイクや車は暴走せず、ひたすらケンカに明け暮れる。
どちらかと言うと、日本版ダークヒーローアクション青春ドラマ。
昭和の暴走族ものが、また流行っている?

Here(2023年製作の映画)

4.0

これは五感を通じて体感する映画。
木のざわめき、緑の葉の色彩、苔の観察、雨の雫、人は自然の一部であることを意識できれば、この映像と音の豊かさに気づくであろう。
出逢い別れ、鉄道の駅ができるずっと前から
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日々ロック(2014年製作の映画)

3.5

理屈じゃない。
歌いたいロックンロールを歌うだけ。
君に届けた曲を作るだけ。
ひとりのためのどしゃ降りライブ。
ひとつだけ確かなことがあるとしたら差入れは、ひよ子と言うことだけ。

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.5

裏の裏をつく騙し合い。
マルタ島でいちばん悪いやつは誰か。
英雄を名のるものは、常に自分に酔いしれる。
最後に笑うのは、つちのなか。

一月の声に歓びを刻め(2024年製作の映画)

4.0

洞爺湖・中島、八丈島、大阪・堂島を波で繋ぎ、激しい飛沫が降り注ぐ。
この三箇所にも大きな意味がある。
3つのオムニバスを独立したエピソードとして捉えるか、ひとつの物語として観るかは、観客に委ねられてい
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幸せをつかむ歌(2015年製作の映画)

3.8

自分の夢を追いかけ続ける母親がいる。
子どものために夢を諦める母親もいる。
子育てを生きがいにする母親もいる。
子どもにとっては、いつも側に居てくれる母親が幼い時には慕われるが、大人になるにつれて変わ
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.0

映画は歳をとらない。
その時の状況を鮮明に留める。
映画監督と主演俳優であり古き友が、撮影中に突然失踪したことで、全ての時間は停止した。
友の生存、映画の上映も出来ず、映画監督として、その後映画を撮る
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ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.5

三人の男女が、無人島での共同生活。
夢の話を共有し、安住の地に行けることを願い、浄化している。
そして歪みが自然に発生する。
怪しげな信者たちの行動が、実は二人だけの安住の地であったのかもしれない。
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わが母の記(2011年製作の映画)

3.6

日本の戦後の家族。
父親の権威が強かった時から、徐々に娘たちの主張が尊重される時代へと変わっていく。
戦前に生まれた祖母は、息子との過去を愁いつつも、家族に囲まれ自由に暮らす。
作家である息子からみた
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ベスト・セラーズ/小説家との旅路(2021年製作の映画)

3.6

ベストセラーは容易く生まれない。
よい小説でもプロモーションしなければ、手にとって読んではくれない。
人生の逆転をかけた作家のハリスと、父親の出版社を引き継いだルーシーとのロードムービー。
過去の栄光
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なくもんか(2009年製作の映画)

3.6

悲しい時には笑うんだよ。
笑っていたら、誰にも悲しいなんて気づかれない。
いちばん悲しいのは、同情されること。
惨めな自分を悟られないように、いつも仮面を被っている方が心地よい。
だって、好きでやって
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ONODA 一万夜を越えて(2021年製作の映画)

4.0

軍人とは、如何なる状況に於いても上官の命令を遂行する。
1944年戦争末期、ルバング島に送り込まれた小野田少尉に下された命令は「死ぬ権利はない」どんな状況下でも生き抜いて、島を死守することであった。
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アグネスと幸せのパズル(2018年製作の映画)

3.8

世の中には、凄い才能を持った主婦がたくさんいる。
その能力に気づいていないか、知っていても押し殺している。
ずっとモヤモヤとした気持ちを抱きつつ、なぜ周りの人たちは、簡単にできることをやらないのか疑問
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カラーパープル(2023年製作の映画)

4.0

どんなに辛い状況にあっても希望を失わない。
だって私は生きているから。
女性であること、黒人であること、貧しいこと、生まれた境遇で決められていた人生を、少しずつでも変えていく。
不屈の精神と、生きる希
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Gメン(2023年製作の映画)

3.6

昭和風令和ツッパリ学園ドラマ。
クールなところと泥臭い友情、いい加減と真っ直ぐが絡み合い、派手な格闘アクションあり。
横一線に並んで歩くのではなく、夕陽に向かって走りだせ。

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

4.0

1985年奇跡のレコーディングが行われた。
本当にこれだけのビッグスターたちが、ひとつのスタジオで、一晩で作り上げた「ウィー・ア・ザ・ワールド」のレコーディング。
この映像が観れるだけでも貴重である。
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声もなく(2020年製作の映画)

3.7

誘拐犯になってしまった口のきけない青年と誘拐された少女。
一日だけ預かれば、帰すはずだった。
家には、幼い妹がいる。
家庭をしらない兄妹に、生活を教える少女。
いくつもの偶然が重なり、いつしか家族の情
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.8

最悪な男とわかっても、また同じことは起こり得る。
泣いてないで早く出ていってよ!
つらいときには、ご飯を食べよう。
そしてもう一度考えたら…
そんな世界まで行ってしまうのか。
お米は、Amazonでも
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.9

ニューヨーク、大阪、パリ、撃ちまくり切り倒す。
追手はみんな片付ける。
全ての敵を倒しても、旧友との闘いが待ち受ける。
銃とスーツ、刀、ヌンチャク、殆どが格闘シーン。セリフはいらない。
この結果を受け
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絶対の愛(2006年製作の映画)

3.3

顔を替えれば人も変わる。
愛の本質はどこにあるのか。
顔を変えていくうちに、本当の自分が消えていく。
無いものねだりの愛は、お互いにたどり着けないすれ違いのループへとハマっていく。

マンガ肉と僕 Kyoto Elegy(2014年製作の映画)

3.5

男はやはり外見を見ているのか。
内面が外見に現れるのか。
曖昧な優しさは、冷たさでもある。
京都の女三人は、男に何を求めていたのか。
表と裏に込められた気持ちを読み取るには、まだまだ修行が足りませんで
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そばかす(2022年製作の映画)

3.8

まだ自分の好きな生き方をしていたら、怒られる時代なのか。
窮屈な世界を飛び出して、広い自然と一体になれば、もっと楽しく暮らせるかもしれない。
そんな期待を抱いても、なかなか最後はうまく行かない。
実は
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なん・なんだ(2021年製作の映画)

3.6

いちばん好きな人と結婚するとは限らない。
寧ろ違う場合の方が多い。
好きなことは、いくつになっても忘れられない。
昭和の典型的な駄目な男の末路は、ひとり取り残されて消えていくのか。
変化に対応できない
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ピッグダディ(2021年製作の映画)

3.8

家族とはどんなものなのだろう。
父親がいて、母親がいて、兄がいて、弟がいて、妹がいる。理想の家庭があったならば、幸せに暮していけたのか。
それが体験できなかった兄弟に突然妹が出来たならば、きっと家族の
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ペタル ダンス(2012年製作の映画)

3.9

それぞれに悲しみを抱える4人の女性。
自分のこと、友だちのこと、好きな人のこと、その言葉にどれだけ耳を傾けてきただろうか。
あの時に言いたかったことは、何だったのだろう。
きっと言葉では伝えきれない想
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

純粋な目で見れば、人間はあまりにも不思議なことに拘り、争っている。
広義にはファンタジーだろう。
根底にあるのは、大きな社会の矛盾に立ち向かう戦士でもある。そしてみな哀れなものたちである。
コメディと
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フォーエバー・パージ(2021年製作の映画)

3.5

単に近未来のSFサバイバルアクション映画と、割り切れなくなっているアメリカの現在がある。
アメリカ全土が12時間の無法地帯とする、自由の復活を唱える制度が発令される。
白人至上主義の過激派組織によって
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獣手(2023年製作の映画)

4.0

壮絶な戦いの果てにも、救わなければならなかったものは何か。
短絡的な生活から脱却するために、出来ることは全てやったのに、逃れることができない怒りを何処にぶつければいいのか。
獣手が問いかける水平線の先
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.8

特別な能力を持っていれば金儲けができる。
そんな動機から身につけた能力だが、必ず儲かると分かってしまえば、やる気も失せる。
人は不果実なことだから、興味を抱く。
ただし目的が金儲けではなく、その金をど
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バッドランド・ハンターズ(2024年製作の映画)

3.4

地震によって無法地帯となったソウル。
雨も降らず水にも困る。
そして狂気の医師によってゾンビが作られていた。
そこに立ち向かう3人のハンターズ。
とにかく殴り倒して撃ちまくる。
シューティング・ゲーム
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.0

子どもの頃に思っていたこと、感じていた記憶がよみがえる。
声に出して話さなくても、たくさんのことを考えて、ちゃんと生きようと必死だったあの頃。
親や大人の顔色を伺って、先回りして考えていた。
静かな女
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本気のしるし 劇場版(2020年製作の映画)

4.1

眼の前の困っている人を助けてしまう。
愛とは、誰にも優しくすることなのか、一人の人だけに優しくすることなのか。
社会で生きていくためには、誰もが表と裏の顔を切り替えながら立ち回る。
それが出来ない人は
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遠くへ,もっと遠くへ(2022年製作の映画)

3.7

結婚する前に、何のために結婚するのか確認するべきなのだろう。
子どもを育てるため。
仕事に専念するため。
家を建てるため。
目的は、それぞれ違う。
おそらく基本的な合意を得る前に、何となく結婚したこと
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60ミニッツ(2024年製作の映画)

3.5

試合直前に、娘の誕生日パーティーに来なければ親権を失い、一生娘と会えなくなる。
タイムリミットは60分。
実際の60分間で映画と同時進行で観せていく。
力ずくで連れ戻そうとする、追手との戦いが繰り広げ
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