類人猿と御老公、果たして噛み合うのかと言われるとこれがちゃんと噛み合っているので全く訳が分からなくなる怪作であり力作。
「水戸黄門のフォーマットで怪獣映画」をやりつつ定番の「偽黄門様御一行」をやったり>>続きを読む
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『宗教性』が抜けた代わりに徹頭徹尾「怪獣達の死闘」をクローズアップする前作ともまた違った味わいの濃厚肉厚怪獣映画になった印象が強い。ノーチャージで放射熱線叩き込んでくるゴジラ、ロイヤルアックス捌きがと>>続きを読む
インドパワー全開!……じゃあないんだよ!?善悪の区別がちょっとぼんやりしてくるタイプのハイテンション映画。マンパワーとスケールで作る映画のニュースタンダード……にはならない。それはそれとして何故HON>>続きを読む
とりあえず点数を付けはしたものの、果たしてこの映画が「点数評価方式」で測れる映画なのかいまいち分からない……と言わざるを得ない。
ただの1度でも誰かに指を差されて笑われたことがあるならおそらくアーサー>>続きを読む
優柔不断気味の青年、妻子に逃げられた青年の上司、ちょっと傲慢だが愛される男、謎の出会いに惹かれる美容師、ヘビー級王者タイトルに挑む男、そしてその隠れファンの少年。10年の時間をかけてゆっくりと紡がれる>>続きを読む
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また「カメ止め」みたいな映画作ってよ、といういろんな人達の意見をちゃんと蹴り飛ばして「うるせぇ!俺達のやりたいようにやるんだよ!」という意思表示を感じた一作。え、あのシーンそういう解釈ですよね?
主人>>続きを読む
とにかく景気のいい一本。すこしでも立ち位置がズレたらタダでは済まされない極限状況下でのトリプルライダーVSデストロン怪人軍団の決戦は見物。現代の特撮映画ではなかなかお目にかかれない盛大な火薬祭りが繰り>>続きを読む
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TVシリーズ番外編(最強バトル)で先出ししたガイソーグさん(とあの剣)、正直ここで出番が最後とは到底思えないものがある キシリュウオーファイブナイツでビル屋上を足場にしての連続ジャンプなど、巨大戦を中>>続きを読む
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時代を駆け抜けた平成仮面ライダー達!その歴史が、一体どうやったら纏まるというのか!語られざる1ページ、もう1つの「最初の1ページ」、そして「絶対に語られてはならなかった」はずの禁断の頁!祝え!これこそ>>続きを読む
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ヒーローには確かに試練が求められる。だから彼は、超えねばならない。「偽物の真実」を。そして「パブリック・エネミー」から「市民の隣人」に、「冴えない天才」から、「トニー・スタークに見込まれたヒーロー」へ>>続きを読む
2人の父、1人の母、そして「創造者」と一機のロボットを巡る"ファミリー映画"。寄り道や脱線を繰り返しながらも着実に「成長」するチャッピーの姿からは確かに「人間味」が滲み出ている。
シリーズでもかなり特異な演出が目立つ「当時久しぶりの新作なのに挑戦作」。チャンピオンまつり枠なのでそれなりにローターゲット狙い……狙い?本当に?ここまで徹底的に公害描写入れて本当にローターゲット狙いな>>続きを読む
予想を全部超えてくるし監督の「信念」が凄すぎる1本 最後の最後まで怪獣たちへの強すぎるリスペクトに満ち溢れている できる限りいい環境での鑑賞、可能ならIMAX3Dを!
高層ビルに紛れて大破壊を繰り広げるゴジラに時代の変化を感じる。初代ゴジラより盛大かつ無残な列車破壊やまさかの再起など見どころたっぷり……なのだが核誤射とEDでちょっとだけ首を捻る……
テーマが分かってからが本番というかなんというか 妄信、狂熱、無理解、破壊、混沌……見た人の個人的経験も全部込みで見た人を必ず殴りつける一本であり、向き合わなくても生きていけるしどこかで向き合ってほしい>>続きを読む
冒頭の漁船転覆から幕を開け、名古屋市街破壊、親モスラ対ゴジラの死闘に至るまで際限なく繰り広げられる大特撮スペクタクル!随所に至るまでスタッフのこだわりが見え隠れする渾身の大娯楽作!
博多歓楽街の大破壊シーンは文字通り映画史に残る伝説、と呼んで何ら差し支えない 羽ばたき一つが屋根を剥ぎ、電車を転がしビルを崩す この迫力を銀幕で見たかった……!
財とテックのアイアンマン、怒りのハルク、鉄の意志のキャップ そしてソーの力は「神の鉄槌」!あまりに強すぎて地球でのフルパワーが果たして合法か分からない懇親の一撃の爽快感が強い。そしてロキのねっとりした>>続きを読む
虚実入れ替わり勢力も「分裂」し、「仕掛けてくる」と分かっているのにしてやられる見せ方と過不足ない脚本がいい味を出す ラストは概ね見当がついたがだとするとかなりハードな〆ということに……!
生の素材(総数約1000匹の動物)をふんだんに……ちょっと活かしすぎではないだろうか BGMの電子感や相応に気合を入れた捕食シーンなど、頑張り過ぎて空回りした部分が少ないとは言えない その、たとえBS>>続きを読む
二転三転し明後日の方角へ吹き飛ぶ展開の連続!勘違いと嫉妬、そして嘘で世界は粉々に吹き飛ぶ!さらば宇宙平和条約!それはそれとして多方面にごめんなさいして許されるか不明なレベルの超高火力。本当にこれ欧州連>>続きを読む
前作に比してブラックすぎるユーモアが満載された印象が強い 「ロボコップはなぜまともに仕事しているのか」がうっすら見えてくると同時に前作が軽く吹き飛ぶレベルの末法を叩き込む恐るべき仕上がり。薬物、ダメ、>>続きを読む
たとえその身が軋み、血に塗れ、プロテクトの壁が立ちはだかろうとも「鋼の正義」は揺らがない!ディストピア感満載のデトロイトを舞台に血と銃弾飛ぶ犯罪現場を蘇った男が突き進む!血の滴るステーキの如きハードボ>>続きを読む
確かに「日本が産んだ怪獣王の系譜」の中でこの作品を見るならば決して高い評価は出せないのかもしれない しかし、「1本のモンスターパニック映画」としてこれを扱った場合まで手酷く扱われる謂れはそんなにないの>>続きを読む
全知全「脳」、と言わんばかりの活性化された頭脳を生かしたマネーゲームとその頭脳を維持するための暴力的な戦いがだれずに二軸進行する辺りが◎。この手の展開としては珍しく続編がないか探すレベルの一作。それは>>続きを読む
サメの行動可能範囲を広げるために幽霊にしてしまおうと決めた脚本家に賛辞を。 美女洗車コンテンツの大変に無残な使い方から楽しいパーティまで、幅広い死因で楽しめるサメ映画。
駆け出しスパイダーマンらしい、もどかしくも着実な進化の物語。アメコミの雰囲気そのままに最新技術を重ねて予想を超えるアクションとサプライズを散りばめた傑作。ノワールやペニーのように「絵柄の違う」スパイダ>>続きを読む
ケヴィン・ベーコンがひたすらにから恐ろしい1本。主要登場人物全員に程よいカルマが積まれており、弁護できる要素もあるが総合するとまるで弁護出来ない絶妙さ。明るめのBGM流れる前半から銃声と呻き声が止まら>>続きを読む
(字幕版)真綿で首を絞めるかのごとき追い込み方は圧巻の域。伏線をきれいに回収しつつ更に恐怖で上書きしていく構成は本物のホラー。少なくとも「自分がホラー耐性あるかどうか確かめるために見る」のはお勧めしな>>続きを読む
邦題から全く想像もつかない乾いた復讐と抗争の物語。そんな勢いあるタイトルとポスターにしなくても何とかなったのでは、と思う。ステラン・スカルスガルド演じるニルスおじちゃんがとにかく復讐に走る!マウントパ>>続きを読む
「ビルド」本編ノリはそのままに本編の裏で背負った罪を濯ぐための戦いに挑む『プロテインの貴公子』万丈龍我、そして再集結したライダーと共闘せざるを得なくなった『魔王』エボルトを濃厚に描きだした1作。確かに>>続きを読む
「超弩級の天災パニック」を取り扱った映画は数多あれどここまで過不足なくまとめたものはそうそうないのでは 高校教諭・その息子・ストームハンター(プロ)・無軌道YouTuberの4軸を用意してそれらを絡め>>続きを読む
オリジナル版と発生したイベントやその順番こそかなり入れ替えているものの伏線回収や緊迫感はオリジナル版及び原作小説に対する一定のリスペクトを感じる。オリジナル版公開当時観客が見たかったであろう展開まで終>>続きを読む
画面の暗さやBGMで怖さを煽ってはいるが本質としては愉快な天丼コメディホラー映画。タッカーもデイルも心優しい愉快な中年男性だがその善意で人が死ぬ!なぜ自分に危険が及んでいるのにアドバイスした!「違う、>>続きを読む
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(吹替)中盤の逃走シーン、ヴェノムの能力をフル活用した攻防一体のアクションがアツい。シーヴェノムから口移しでシンビオート本体を受け渡しするのなかなか業の深い表現だと思ってしまったのは私だけか。ダークヒ>>続きを読む
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ラスト20分のライブシーン3曲、そしてエンドロールで流れた2曲「Don't stop me now」と「Show must go on」の選曲順が泣かせに来ている。自信に満ち、もどかしく、それでも最後>>続きを読む