しおさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

17歳のカルテ(1999年製作の映画)

4.4

“私は自由だ 息ができる だけどあんたは平凡な人生に窒息する”

世の中の全てが“stupid”でも閉鎖病棟で生きるよりはマシ…なのは世界に出なければ正気の知力を知覚できないから 



精神病と言わ
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世界で一番美しい少年(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ベニスに死す、をみた大半はおじさんことモブに同情を覚えて、ビョルンの美に焦がれるのが大半だと思うのだけど。

壮絶な経験は人を美しく削る、大いなる哀しみのもとに慈愛がある(これは裏を返せば悲しみがなけ
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うみべの女の子(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

中学生の時に一番好きだった漫画が原作


痛えなー、痛いから好きだよ…
繊細な海辺を繊細に作り切ってくれてありがとう
無意識下で若さの消費への価値の欺瞞 忘れるためのキスを乞う女の子、ってシーン邦画に
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音楽(2019年製作の映画)

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シュールな序章から始まるけど、日常ってわりとありきたりで“しょうもない”から日常で、それが客観視されたときはこうも間伸びするのねと。笑
原始に戻って(図らずとも)、回帰して、衝動と感性だけを剥き出して
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

聡明で狡猾で、少しだけ盲目な女は捨てられがちだよなあ←blind for love の財布を愛用してる人が何言ってるのよ
強いて言うならひと匙の謙虚さがあればね…(でも謙虚に見せかけて高慢になるパター
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ひらいて(2021年製作の映画)

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最悪だから恋がしたいし最悪なのに恋がしたいし恋がしたいから最悪になるし恋がしたいのに最悪なんだよ、それぞれに信念があって誇りがあってそれって簡単に歪められるし整えることもできます。

ベニスに死す(1971年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

(備忘録)美と純粋さの創造は精神的な行為だ

邪悪は必要だ 天才の食糧だよ

官能に打ち負かされ本当の汚れに身を晒せ!それが芸術家の喜び

人々が求めるものは純粋の美、絶対的な厳しさ 形式の純粋と完全
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

※犬が死ぬ映画です
個人的な出来事でしかないけど「一作目では犬は死なない」とデマを聞いて信じていたので結局犬が死んで大泣きするところから始まる。(ちなみにラストに別の犬が補充される)
結構ご都合主義な
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