わたふぁさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

わたふぁ

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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

4.0

朝から相棒のガールフレンドと自転車デートして、遅く起きてきた相棒は怒るのかと思ったら「おお、欲しいなら、やるよ(目こすこす)」なんて

“大人の余裕”に痺れる映画ではないですか!

青い瞳が素敵なポー
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フェアウェル さらば、哀しみのスパイ(2009年製作の映画)

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「車の鍵を閉め忘れたかもしれない」と妻に告げ、男が劇場から出る。車に戻り、おもむろに運転席に座って、ふぅと一息。
対向車のライトに照らされたその時、後部座席に座る黒い人影が…!後ろ…後ろ…!やっぱ鍵開
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サイドウェイ(2004年製作の映画)

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執筆した小説が出版まで辿り着けずにいる売れない作家・マイルス(P.ジアマッティー)と、CMのナレーションなどでちょこちょこ稼ぐ俳優ジャック(T.H.チャーチ)のワイナリー巡りの旅。

ジャックにとって
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トップガン(1986年製作の映画)

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我らが道民の星、大泉 洋・大先生が昔「ケビンコスナーじゃん」「エアーウルフだね」「トップガンみたい」と名言を残し、ヘリコプターに搭乗、ものの見事に胃の中のハヤシライスをリバースした…!という伝説の放送>>続きを読む

崖っぷちの男(2011年製作の映画)

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パッケージの通り、ビルの壁面=崖っぷちに立った男のワンシチュエーション・スリラーかと思っていたら。
とある事件の無罪を主張する男の物語でして、予想外におもしろかったです!

ニューヨークの街を騒がせ自
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アラバマ物語(1962年製作の映画)

4.0

人種的偏見が根強く残るアメリカ南部の小さな町で、白人女性への暴行容疑で逮捕された黒人青年の事件を担当する弁護士アティカス・フィンチの物語。

主人公のアティカスは、2003年の『アメリカ映画100年の
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フットルース(1984年製作の映画)

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若い頃のケヴィン・ベーコンといえば「告発」のイメージ。その彼がダンスしちゃう!というので見てみました。

84年だもん当たり前だがみんな若い。

クリス・ペンはまだ兄のショーンに似ているスマートな頃だ
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Black&White/ブラック&ホワイト(2012年製作の映画)

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トム・ハーディよりクリス・パインの方が遥かに背が高いことにビックリして二度見した映画。
175cmらしいけど、ダークナイトライジングのベインの時には190cm位に大きく見えたなぁ。凄みというオーラを、
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メニルモンタン 2つの秋と3つの冬(2013年製作の映画)

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フランス産だし、唐突なナレーションを入れたり、話の区切りに番号ふったり、カメラ目線で話しかけてきたりして、ヌーヴェルヴァーグ臭がぷんぷん。
3:4のスタンダードサイズでも古さを出しつつ、このまま意味不
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あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)

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チョコレートに、キャンディに、ジャムに、マシュマロに、クッキーに、コーラに、アイスクリームに、ハンバーガーに、ピッツァに、ドーナツ!

なーんてダメなのわかっているから
気をつけているもーん

と、聞
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ビヨンド the シー 〜夢見るように歌えば〜(2004年製作の映画)

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50年代に活躍し、37歳で夭逝した歌手ボビー・ダーリンの半生を描く…という体で、監督・脚本・主演のケヴィン・スペイシーが好き勝手にカッコつけまくる映画。

いい意味でです。メジャーシーンで自分の好きな
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人生は小説よりも奇なり(2014年製作の映画)

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同性愛者の恋が実ると、地球規模で見てその確率に漠然と“奇跡”を信じたくなる。

男と女で地球を単純に二分割するとしても、その半分の1/4やその半分の半分の1/8がLGBTQのどの割合に当てはまって、ど
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スター・トレック BEYOND(2016年製作の映画)

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エンタープライズ号が銀河の風をかき分けて超高速で進む勇姿が、あのスタートレックのマークに見えた瞬間、胸がアツくなりましたが・・・

うーん、全体的にはビミョ〜でした。

前作イントゥダークネスのキャッ
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

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白血病で余命わすがな少女アリシアは、日本のアニメ“魔法少女ゆきこ”の大ファン。父親は「コスチュームを着て踊りたい」という娘の夢を知り、不景気のこのご時世に、日本円で“90万円”する本物の衣装を購入する>>続きを読む

鳩の翼(1997年製作の映画)

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1910年イギリス。中流階級に属するケイトは、ある日の社交界で、魅力的な飾らないアメリカ女性ミリーと出会い、意気投合する。
ケイトと親しい関係にあるマートンにも紹介し、3人で遊ぶようになった。
ミリー
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ミート・ザ・ペアレンツ(2000年製作の映画)

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題名の通り、冒頭からさっそく主人公のグレッグは、結婚を前提に付き合う彼女のペアレンツにミートしに行くわけですが、まぁ…物の見事に冗談が通じない一家です。

根っからフザけたこの男グレッグ(B.スティラ
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ミッシング・サン(2015年製作の映画)

1.5

ルーク・ウィルソン久しぶりにお見かけした。

息子が失踪してから一年。母親のサラ(O.ワイルド)は、精神安定剤を常用しながら教師の仕事を続けている。その夫で警察官のフィル(L.ウィルソン)は、同じよう
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ペーパーマン PaperMan(2009年製作の映画)

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デッドプールさまさま((-人-))
こういうリリースありがたや((-人-))

デッドプールのレンタル開始に合わせてR.レイノルズ出演作を掘っくり返して同時リリースしてくれたコチラ。
まさかのグリーン
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さざなみ(2015年製作の映画)

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「さざなみ」とは。(珍しく) 秀逸な邦題ではないですか。
事務的とも思える“45years”の原題にはない、多くの何かを内包した美しい4文字。観終わっても尚、波の余韻を残してくれる。

結婚45周年を
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サウスポー(2015年製作の映画)

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怒りを動力にし、危険ながら“魅せる”試合にこだわってきたチャンピオン、ビリー・ホープ。その戦い方に心配させられ通しの妻だったが、選手として夫として、一人の娘の父として、ビリーの全てを支えた。しかしとあ>>続きを読む

カミーユ、恋はふたたび(2012年製作の映画)

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未来の自分に裏打ちされた昔の恋をやり直す。
長く続いたその恋の、甘くない結末まで全てわかっているが、その時100%全力で恋していたことも、本当に相手を好きだった感触も覚えている。
その恋のスタート地点
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「僕の戦争」を探して(2013年製作の映画)

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ビートルズの「HELP!」 。世界的なスターである彼らが、どうして“助け”を求めているんだろう?
と、子供たちに尋ねるのは英語教師のアントニオ。彼はビートルズの大ファンだ。
彼の学校がある町の近くに、
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

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物語は「セントオブウーマン」に「最強のふたり」と「17歳の肖像」を掛け合わせたようなラブストーリー。
障害者と若者、お金持ちと貧乏という普通なら相容れない2人が出会い、そこにいつしか雇用を超えた情が生
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

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パルプ〜のサミュエルLジャクソン、デスプルーフ〜のカート・ラッセル、レザボア〜のティム・ロス、キルビルのマイケル・マドセン…などタランティーノ組の渋キャストが、2.76:1という超ワイドな画面に並ぶ。>>続きを読む

追憶の森(2015年製作の映画)

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アメリカからの片道切符で日本にやってきて、広い樹海のなか、英語ペラペラのおっさんに出会う……って、結構な偶然が重なってないかい??(現にそのような英語ペラペラのおっさんが少ないから、このポストが渡辺謙>>続きを読む

X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

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機内にて。
あまり興味が湧かず劇場公開はスルーしたが思いがけず面白かったやーつ

⚫︎「お前らはもっとやれる」
神からミュータント(人類)への有難き的確なアドバイス。限界を超えよ。

⚫︎ファス様の涙
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クリミナル 2人の記憶を持つ男(2015年製作の映画)

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機内にて。
愛する人が脳内の記憶だけを現世に遺して逝ってしまった。K.コスナーのなかにR.レイノルズを見る。
シリアスと切なさのあるCIAモノ。G.オールドマンがまあ相変わらずかっこいい。

「A」(1998年製作の映画)

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取材したい!取材したい!
依頼のファックス見てくれた?
道場に入れて!全部見せて!
なんでダメなの?
中で何してんの?
ねえ!ねえ!ねえ!

と、報道の自由を振りかざし、横柄な態度で荒木浩 広報部長の
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

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美しいなぁ
綺麗だなぁ
と思うものを描き残したいと思うのが画家だし、
その思いが強ければ強いほど良い絵が描けるのだと思う。

美しく透けるスカートやストッキング
くびれが際立つシルクのランジェリーは
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オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

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佐藤泰志の小説を原作とした、熊切和嘉監督の「海炭市叙景」、呉美保監督の「そこのみにて光輝く」、そして山下敦弘監督の「オーバー・フェンス」で函館三部作がここに完結した。

このシリーズ、重いんだよな〜…
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アンジェリカの微笑み(2010年製作の映画)

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オリヴェイラ監督101歳のときの作品、という触れ込みだけで見てみたいと思っていた。
100歳を超えても尚、モノを作り続けるなんて素晴らしい。時間を持て余すことなく生きることが、最高にかっこいいことだと
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

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“…ネットで買い物するみたいに彼氏が手に入っちゃった。(中略)…彼も私のことをワンクリックで手に入った女だと思っているだろうか…。”と、彼女がtwitterのような画面に書き込んだ。

岩井俊二監督が
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バックドラフト(1991年製作の映画)

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この前USJのアトラクションを初めて体験してわりと強烈だったので鑑賞。
こんな胸アツな消防物語を見逃していたなんて不覚でした。

目の前で消防士の父が殉職したが、兄弟は2人とも同じ道を選び、危険を顧み
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スリング・ブレイド(1996年製作の映画)

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殺人を犯し精神病院にいたカールは25年の拘束期間を経て故郷に帰る。軽度の知的障害のある彼だが身寄りはなく、修理工場の住み込みの仕事を紹介してもらった。
そんなある日カールは、フランクという1人の少年と
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ロング・トレイル!(2015年製作の映画)

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映画ばかり観ているインドア派だけど、アパラチアン・トレイル(AT)を歩くのが私の夢だ。

踏破、とまでは欲張らない。3500km以上あるし。日本から6ヶ月渡航するには、ビザを取るのも一苦労だし。ハイカ
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