おやすみ世界さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

おやすみ世界

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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

盲目である姿、世界と会話する姿はあんの樹木希林とも重なった
日本人でやるなら中村佳穂だな
フランスのロシュフールの恋人的なミュージカル映画の要素を感じる

本当に救いようの無い現実の中で起こった事件
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あん(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

私たちはこの世を見るために、聞くために生まれてきた。だとすれば何かになれなくても、私たちには生きる意味があるのよ。

自然と会話する。
この世界は美しいと思わせてくれる。

罪の声(2020年製作の映画)

3.3

沢山の人生を狂わせた罪は重い。
そして逃げ続ける姿は惨めだ。

曽根はただ生きているただけで、聡一郎に引け目を感じる必要も、罪の意識を持つ必要もない。
聡一郎も罪の意識をずっと背負って、身を隠して生き
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

3.8

理不尽なことは沢山あって、
どうしようもないけど、
それでも作っていかなきゃ
枠の中で少しでもいいものを作っていってるんだよなあみんな

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

日常があって、揺らぐ気持ちがあって

きっとこの時代の立場においては悪くはない立場
街から出てきたけど、家政婦してる家も基本的には優しく受け入れてくれて、遊びにも行けて、恵まれてる
だけどやっぱり理不
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

-

物を身勝手に捨てるのことで自分を見つめる
人に物を返す
とこで終わらないのがいい

受け取ってもらえたり、跳ね除けられたりしてそれも受け止めて自分で満足していたけど、さらにそれさえも身勝手であることを
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.7

日本人が出せる味が染み渡ってる映画
この感性も、食事も、日本人の独特の感性を感じられる
大豆田好きだったら好きだと思う
日常ではない場所で日常の大切なことを教えてくれる
最初のモノローグでぐっときた

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.5

実話に基づく事件のインタビュー形式の映画って割と多いんだな〜
本当にみんなそれぞれ生きていたら事件があるはず
それでも前を向いてとにかく生きていったらそれでいいよね
どんなに世間から見たら負け犬かもし
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.0

最初に思ったのは、インド映画って本当に踊るんだ!?
初インド映画だったので結構びっくりした

最近本当に周りの理不尽なこととか、頭の硬い大人とかにどうしようもない虚無感を抱いていたので、強く生きようと
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.7

富、名声を手に入れれちゃうならどうするだろね
そりゃあ手に入れたくなるよね

途中スリリングな展開になるかと思いきや、わりとあっけなくというか、サラッと終わっていった
意外性というより、そこに落ち着く
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.2

ウディアレンはあの頃が大好きなんだろなってことがすごく伝わった
今の時代なんて味がねぇよって言ってるような気もしたけど
ティモシーシャラメの歌はめちゃくちゃによい

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.0

京都が好きな人は好きになる映画なのでは?
飄々と京都を渡り歩く乙女
一方で緻密に外堀を埋めてきたものの、翻弄されまくり、恋も風邪を拗らせる男

森見登美彦ワールド炸裂
京都を思う存分歩き周り、夜も楽し
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

予告は見過ぎないことをお勧めしたい

展開がすっごいあるわけじゃないけど、
さすがのタッグで、精密に紡がれている
たしかに今まで、純愛を、その日常を丁寧にえぐる作品って邦画にあまりなかった気がする
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.6

後味は悪いタイプの映画

最初の方は割とテンポ感も良く、
絶対面白い映画じゃんという予感が漂う雰囲気なのに、むしろどんどん息苦しくなる…

学生の何者かになりたくて、でもどうすればいいのかわからない変
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マイルス・デイビス: クールの誕生(2019年製作の映画)

3.5

時代を作ったマイルスは、その時代では新しい人だったんだよなと思った

ジャズ、レトロな服、古い時代が好き
私からしたら古いものだけど、それらが生きていた時代においては最新の新しいものだった

マイルス
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.5

色んな意味でとてもヘビーな作品
愛を軸とした波打つ感情を描く

波のように揺れて、流されて、飲み込まれて、
それでも流れていく感情、重い、価値観、人間関係…

たっぷりある曲たちのどっしり感がすごい
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

前半のクスッとくるコメディ要素、
徐々に迫る、来るぞ来るぞ感、
一気に畳みかけてくる終わりへの駆け抜け、
そしてそこに辿り着くのかっていうラスト

テンポが良すぎて、全く飽きさせない
どのシーンも退屈
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映画チーズ・イン・ザ・トラップ(2018年製作の映画)

2.0

?が多く残る、全くスッキリしない
ハッピーエンドなのに、後味悪い

単純にあんな彼氏怖いし
何であんなサイコ部分ある?
どうして変わった?
義理の弟のいじめ問題は?
家族の関係は?
謎すぎる…

帝一の國(2017年製作の映画)

3.6

極端すぎるが面白かった
帝一のピアノには泣けちゃう
戦略高い最後のシーンはさすがですとなった
お父さん、お金のことはちゃんとしてるのえらい
竹内くんはまり役、いや割とみんなか

近距離恋愛(2008年製作の映画)

2.9

早く気付け
大体めちゃくちゃ仲良しの性格合う隣にいる人がその人

エルフ 〜サンタの国からやってきた〜(2003年製作の映画)

3.8

とてもよかった
ファンタジーって思ってたらわりと涙腺やられた
みんなが歌うシーン好き
あの女の子可愛すぎるし、歌声好きだし、あの子がちゃんと歌い始めるの素敵ね

紙の月(2014年製作の映画)

3.5

お金ってコワイ
一生に一度あんな豪勢な生き方したい気持ちもわかる
あの男の子、基本的にはいいこだったな
最初からちゃんとわかってたし、お別れする時だってちゃんと甘えないでお別れ告げた
君はきっと幸せに
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

4.3

ミュージカルの舞台を観ているかのよう!
このクオリティの舞台をまんま映画にしたようなミュージカル映画はなかなかない
ストーリー展開も、ショーぽい感じも最高でした
ミュージカル感が全開なので、苦手な人は
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.3

絶対に踏み入れないけど、憧れる世界
かっこよくて、美しくて、可愛くて、セクシーで悲惨な世界
記者を媒介として話が展開される
最後の方の印象が薄い
えっ実話なの!?ってなった

クリスマス・キャロル(1938年製作の映画)

3.0

素晴らしき哉、この人生に通ずるものをとても感じた
健気に誠実に慎ましく生きることが人生における使命であるんだなと

嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

3.5

いかにも賛否両論ありそうな映画
私は結構すき

ポップな世界観で、ミュージカル映画の要素も持ってて歌や踊りも出てくるけど、闇と血なまぐささが詰まってる松子の一生を追うストーリー

少女の純粋な夢を心を
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.5

期待したほどではない
ドラマみてないからかな
ドラマでファンになった人に、キュンとくる作品な気がするな

そして役作りが難しそうな作品
テンションとミステリアスさとそれぼれのキャラ設定のバランスに繊細
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ダ・ヴィンチ・コード エクステンデッド・エディション(2006年製作の映画)

3.5

うーーん!難しい!!
キリスト教の歴史も文化も馴染みがないので非常に難しい
情報も多いし、テンポもよく進んでいく
日本人にとっては少しでも、前情報であらすじを頭に入れてから見たほうがいい作品

イエス
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グレン・ミラー物語(1954年製作の映画)

3.5

あんまり物語には集中出来なかった
だけど映像が豪華だし、たくさんいい音楽が聴ける
奥さんがキュートで、いい妻すぎる