にゃんにゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 22ページ目

にゃんにゃん

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200本のたばこ(1998年製作の映画)

3.9

すごく面白かった。登場人物が多いのにほとんど混乱しなかった。全員に連続性があるからだと思うけど。これだけの人数をまとめあげた脚本の手腕に脱帽。個々のキャラクターはそれぞれとても魅力的でコミカルで自然体>>続きを読む

Dearフレンズ(1995年製作の映画)

4.1

何だか、子供でもなく大人にもなれていなかったあの頃に、自分が悩んでいたこと、楽しんでいたこと、考えていたこと、描いていた夢、今は失ったもの、そして変わらずにあるもの・・・そんな様々なことを思い出させて>>続きを読む

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.2

うだつのあがらない男の崩壊した家庭を描くシニカルなホームドラマ。ケビン・スペイシー、ソーラ・バーチの演技が光る。決して飽きさせない笑いをまじえたストーリー展開、全体に流れる倦怠感、あきらめ、飢え。真紅>>続きを読む

アメリ(2001年製作の映画)

3.5

それなりに面白かったけど、アメリのキャラがイタすぎて、私の好みではなかった。スピード感のある演出は、良かったけどちょっと独善的。映像はわりときれい。オドレイ・トトゥはとてもキュート。

ファニーゲーム(1997年製作の映画)

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商業映画化してしまったファニーゲームUSAより、こっちのが本家本元でちゃんとキモくてよき。アナーキーな胸糞映画に見せかけて、ちゃんと子供に袋かぶせてあげるとこなんかは極めて倫理的である。観たのが相当昔>>続きを読む

ピアニスト(2001年製作の映画)

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すごい昔に観た。あまり覚えてないけど佳作だったような。松本人志が「実はコメディ」とレビューしていて納得した記憶。

ファニーゲーム U.S.A.(2007年製作の映画)

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私の愛するマイケルピットたんがかっこよくてかっこよくて公開当時映画館で萌え死んだ記憶。美男美女を出演させているので、ひたすら陰惨でキモくて汚らしかった本家よりかなり絵的にうつくしくなって観るにたえる感>>続きを読む

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

4.3

奥行きのある映像が美しい、セックスをテーマにしたサスペンス。少し古臭さは否めないながらも美しく冷徹な音楽に彩られた全体の雰囲気の統一性、幻想性、映像美に、自分まで迷宮に迷いこんだかのような不思議な感覚>>続きを読む

あこがれ(1958年製作の映画)

3.7

トリュフォーの視点は、いつもあたたかい。子供は、単純で、大人への妬みにあふれて、時に残酷。みずみずしくてほろ苦い、初恋のおはなし。

アントワーヌとコレット/二十歳の恋(1962年製作の映画)

3.6

アントワーヌの不器用さ、素直さ。変わってない。甘酸っぱい、あたたかい短編。アントワーヌの恋は、みかんの味。とてもやさしくて、なつかしくて、良かった。二十歳にしては子供っぽい気もしたけど、シリーズ通して>>続きを読む

家庭(1970年製作の映画)

4.2

トリュフォー作品で一番好きかも。アントワーヌが安定しておバカさんで、でも幸せそう。クリスチーヌは本当にいい奥さんで、アントワーヌにはもったいない。タクシーに乗り込むシーンのやりとりがしびれる。

逃げ去る恋(1978年製作の映画)

4.1

アントワーヌはやっぱりアントワーヌで、彼の一生(?)を振り返りつつ見届けられて幸せだったと思う。主題歌がすごくいい。