にゃっぷさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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空母いぶき(2019年製作の映画)

2.8

よくやった作品だと思う。「戦争と憲法」というタイトルでもいい。空と海のバトルシーンは間違いなく邦画史上最高。「シンゴジラ」の向こうを張ろうという意思があった。少なくとも、シンゴジより、政治的な意思がは>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

2.5

話自体はとてもチャーミングな小作品。出来も佳作。アカデミーとったことが、ハリウッドのポリティカル・コレクトネス縛りのパッチにしかみえないのが残念。白人以外や女性。平等を追及して、それを作品化していく政>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

4.0

88歳のスター監督に心酔し、説教され、殴られ、癒され、懐かれる作品。映画館は人生半分以上生きたジジイとババアでいっぱい。最後の数十分は鼻水すする音ばかり。エンドロール最後まで誰も立たない(途中で小便に>>続きを読む

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.9

ネットの皮を被った意趣返し映画は映画館でみろ!映画作品

家のテレビが、どんなに高性能だろうが、5.1環境にしていようが、映画館でしか体験しえないことを、キュアロンは注ぎ込んでいる。
だからネット映画
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.5

音楽が最高すぎて、音楽でいちいち涙腺ゆるむ。これだけ大ヒットして、若い人に、その次の世代にもクイーンが世界中で受け継がれるその功績がすごい。これで、これからレジェンドミュージシャンの劇映画化はスタンダ>>続きを読む

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.3

村上春樹原作の映画はそんなに多くないけれど、原作アレンジかなりしていても、本作が一番村上春樹の感じがする作品なのではないかな。韓国のハルキ愛はすごいな。最後のワンカットは効いてる。

チワワちゃん(2018年製作の映画)

2.8

予想よりよかった。MVパートや、やたらな点滅極彩色、バブル彷彿の踊る水着たち、自分や他者の実態も距離もわからず、砂のように掴めない若さや未熟さが享楽の空虚でもって現されていて、門脇麦の冷めた視点と、空>>続きを読む

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

2.0

日本映画のスタンダードルックとなりつつある、貧しい(貧困という意味でない)カップルの半径五メートル以内のお話。
(まじで量産され過ぎ)

なんだけれど演技も演出も良い方。
正気と病気の境目に陥るなんて
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.0

面白い。
日本映画では無理なやつ。
ワールドワイドに挑んでる。

日本でもお金さえあればとかいう人もいるが無理だ。お金があっても、内容もテクニックもこれだけのものを製作をできる人材がいない。大作といわ
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

レディガガは歌だけで泣かせる。かたや、アーティストとして過敏すきる神経をもった役のブラッドリークーパーで、異なり引き合う才能のすれ違いを切なく描くつもりなんだろうけど、シャロウの歌は傑作なのに、シャロ>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

3.5

めちゃくちゃいい。
変態、エロい、政治的。

この三拍子そろうと、だいたい良作~傑作になるんだよ。

なのに日本語だけが最低だよ、おい!

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.0

なんていい映画なんだよ!
日本じゃ作れないやつ。

あ、三丁目の夕日か。
その程度だな日本映画。
三丁目の夕日に、ゼンキョウトウを足しても、こうはならない。
民主化を勝ち取る道程だったっちゅう、ダイナ
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.5

時代の作品
アジア人が主人公なことまで含めて。
リーアム・ニーソンのお父さんみたいに超人的に外でドタバタしなくても、今この日常の範囲内で全て描けていることが、より面白さを増している。

劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~(2018年製作の映画)

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やっぱり、テレビシリーズをボーッと見るのが向いてる作品で、劇場だと物足りない。

THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ(2017年製作の映画)

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CM的。ウォン・カーワイ、ナカシマテツヤ、ソノシオンなど系譜の流れが浮かぶ。心を唸らせる物語そのものを描くことには興味がないようだ。

愛のむきだし(2008年製作の映画)

5.0

園子温監督はこれ以上のものは撮っていないし、撮れない。

隣の女(1981年製作の映画)

5.0

気を失う が映画史上もっとも有効に使われた作品

ローマの休日(1953年製作の映画)

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Rome, By all means, Rome!
I will cherish my visit here in memory as long as I live.

泥棒成金(1954年製作の映画)

4.0

中身はないが、ロマンチックさにメロメロになる。花火の盛り上がりメタファーなんて、ドベタもいいとこなんだが、ホントにしびれる。

哀しみのトリスターナ(1970年製作の映画)

4.5

昼顔より、変態の度合いが深く濃い。可憐な少女が、魔女的エロチックな変貌を遂げるというカトリーヌ様史上もっとも素晴らしい演技。最後のシーンはスイミングプールのシャーロット・ランプリングでオマージュされて>>続きを読む

選挙に出たい(2016年製作の映画)

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日本はこうして多民族の国になっていく、その黎明を、時代の移り変わりをまざまざと見る作品。そして、華僑は世界中でこのように生きてきた。
ハワイやアメリカや南米の日本移民もそうしてきた。

来る(2018年製作の映画)

1.5

怖くない。あんな怖い原作をもとにして、怖くなくしてしまうなんて。

この点数は、松たか子のための点数。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

A級とアート作の狭間かとおもいきや、ずるずるとB級へ落ちていく感じがたまらない。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.8

エヴァシリーズとの邂逅。
面白い。しかし、庵野監督でないと、できんから、つづきはないなー。