原武志さんの映画レビュー・感想・評価

原武志

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ワンダーウォール 劇場版(2019年製作の映画)

1.0

お勉強ができて、中途半端に行動する大学生の主張をずーっと聞かされる映画 
私たちが忘れかけている宝物ってのは
未熟と怠惰のことですか?と監督に聴きたい

主張の比率としてもかなり歪で、
大学側の主張の
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ブラッド・シンプル(1984年製作の映画)

5.0

人生には日常でそれほど価値を感じていない物が宝物に変わってしまう瞬間がある
その時、血が流れることもある。

心霊×カルト×アウトロー(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

真実が明らかになるという美しさではなく、太腿を刺されてまでカメラを手放さなかった監督の情熱が美しいのだと思う。

しかし、この映画
依頼人Aに直接会ったことがある人物が嘘をつけば撮影スタッフを騙しなが
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アクト・オブ・キリング(2012年製作の映画)

5.0

殺人者のドキュメンタリー映画でありながら、映画そのものがもたらす力を描いた映画であると思う。
これを見ずしていかなる映画も語ることはできない

バスキア(1996年製作の映画)

4.0

バスキアは人間というよりヒトという生き物だった
何かが欠けたまま絵を描いてたってことか

ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

-

史上最高傑作だ
幼少期に無熱性痙攣を患ってた俺は
この映画で忘れていた過去の記憶が呼び覚まされた
つまり人格形成をされたのだ。たった50分足らずで
俺にここまでの影響を与えた映画は他にない。
映画とい
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

5.0

俺の愛する作品
多分この頃のロスに天使は少なくなってたんだろうけど
デュードは間違いなく天使だ
見るたびに笑顔にしてくれる

クライ・ベイビー(1990年製作の映画)

5.0

ジョンウォーターズ
俺は一生あんたの話をするだろう

笑いながら泣いちまう 
あんたはきっと
これからチキンレースの勝者になる者が乗る車の中で産まれたんだろう。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.8

1番の衝撃はエンドロール

ただそれはメタな視点だと思う。
作品だけを純粋に観た時、面白さはあるが
魂が震えるものはない。

シャロウ・グレイブ(1994年製作の映画)

3.8

ありがちなストーリーに
ダニーボイルのクソいけてる映像とユアンマクレガーの初々しいながらも、巧みな演技が乗っかってる
まぁ普通に面白いけど、アバンギャルドじゃねぇ
こいつはクソモダニズムの域を出ない。

FRIED DRAGON FISH(1996年製作の映画)

3.0

小物や、カメラアングル、色彩には素晴らしいセンスを感じた。

でも役者の演技が、ほぼ全員鼻につく
そこがマジで許せないから、字幕、音無しで観たい

BROTHER(2000年製作の映画)

3.8

北野武映画の入門映画として観るのがいいと思う。

それくらいキャッチーで起承転結しっかりしてる。アクションもちゃんと痛みを想像できていい。

ただ、「ソナチネ」とか「その男凶暴につき」みたいな映画にし
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ギャスパー自身の過去作を超えられてないけど、なかなかいい映画だった。

今作もこっちの時間感覚をいじってくるため、到底90分には感じなかった。
多分2時間半くらいには感じた

ドラッグをやって幻覚が見
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オー・ブラザー!(2000年製作の映画)

5.0

コーエン兄弟のロードムービーは初めて観た。
これは祈りの物語だ

デッドマン(1995年製作の映画)

5.0

圧倒的な美観、ロックな台詞
文句なし

ロックつってもピストルズとかAC/DCのロックじゃない
oasisとかローゼズとか憂を帯びてるロック

セシル・B/ザ・シネマ・ウォーズ(2000年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

あぁぁぁぁぁあぁあぁああああ!!!!

ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ(2009年製作の映画)

1.0

いつになったらこういうクソ乳首みてぇな動画が映画館で上映される謎の事態が終わんだろう

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

The Beatlesの曲を聴きたいからジョンレノンに死んでくれと言うのは
俺がThe Beatlesに教わったことと違う。

ジョンレノンという人間が生きていてくれるなら、The Beatlesなん
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ブリーダー(1999年製作の映画)

-

銃の重み、血の重みが他の映画と一線を画してる

命の値段は1100ドルで実際は200ドル負けてもらえる

映画に癒しを求める人間をブチのめす圧倒的不道徳がここに

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.2

まだこんな作品が俗物だらけの映画館で放映されてるとなんだか希望が湧いてくる。
細部へのこだわりが美しい。

そして何よりすごいのが鑑賞後の感覚

1900円の雑誌を読み終えたような気分になる。
退屈な
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MONOS 猿と呼ばれし者たち(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

モノスとしての社会性の中で育まれた独自の文化がとても良かった。

これも、いい意味で星をつけられる映画じゃない

そして、その文化に対しての考え方がそれぞれ少しずつ違い、その違いで辿る運命が大きく変わ
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ジャッリカットゥ 牛の怒り(2019年製作の映画)

-

魂にくいいる映画だった
星をつけるのは俺の誠実さに反する

ヒトという動物の真実を見た気がする
登場人物達は人間というよりもヒト
ヒトが集まった村は社会というより群れだった

そして綺麗じゃないけど美
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

4.0

この絶妙なチープさのあるSFは、なかなかない。

完成度の高いCGは映像の自由が広がる一方で演出や小道具、演技の工夫は少なくなってしまう。

スターウォーズ最初の作品である
「新たなる希望」は熱烈な工
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.8

いい脚本を、高品質で映画化した感じ。
飽きさせないし尺もいい。

でもなんというか魂が震える映画じゃねぇ

トップガン(1986年製作の映画)

3.8

王道の面白さにアメリカらしいビジュアル

移民の国アメリカのらしさってのは何か考え出したらキリはないけど 

アクションも恋も豪快
そういう意味

パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

派手さが増えて
人物像が薄くなってる。

パイレーツオブカリビアンならではのアクションもないし、移動シーンもない
もはや海でやる必要がないファンタジー映画。

この作品を観てどうやって前のシリーズのよ
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パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

バルボッサが大活躍するから

俺からしたらもうヒーロー映画だった