静かな演出から始まり、確信に迫るほどはっきりとした描写が増えてくる丁寧な作りのゴシック宗教ホラー。役者の演技含めて、品質が高く、世の評判ほど悪くないと思います。
監督が変わった…けど変わらず面白かった犯罪都市。よりコメディよりに、よりマ・ドンソクが無敵になりました。
緩く渋く、人情味のあるクライムサスペンスで、派手な起伏のなさが役者によく合っている。クラシカルな脚本で、序盤の渋い展開と仲間内の会話の多さから、なんとなく筋が見えるところは、よも悪くもです。デルトロの>>続きを読む
ウェス✖️ロアルドダール４日目。多分知ってる人が多い話。バッチの面白顔だけでも楽しめますがいちいち会話の間が良いのでウェスは本当に完璧な人だなと再認識。
豪華で幸せな日々でした。映画ファンならU-NE>>続きを読む
ウェス✖️ロアルドダール３日目。毎日ウェスの新作。豪華すぎる日々。
鼠取りの不思議そうで不思議でもないミステリーな話。ロアルドダールらしい展開の崩れ方とオシャレな結末に脱帽する。
ウェス✖️ロアルドダール２日目。このシリーズが語り部ありきであることがわかりました。そしてロアルドダールの短編でこのスタンス以上に正しい映像化があろうかと言うくらいに嵌っている。ゴールデンコンビです。
ウェス・アンダーソンのNetflix短編シリーズ。相性の良いロアルド・ダール原作で、カンバーバッチを中心に据えた語り部タイプのテンポ良いウェス文学。入れ子構造であることはアステロイドシティと同じだけど>>続きを読む
1作目は傑作。続く2作目はおもちゃみたいな映画。3作目はシンプルにしょうもないというダメシリーズ展開だったのに、4でいきなり良質な映画になってることに驚きました。
ドニー・イェンもこの5.6年はややさ>>続きを読む
待望の鑑賞。芸術、文学における正しい意味でのグロテスクな作品で、パンチのある美術と眠気を誘う抽象的な世界観が面で押し寄せて来ます。狂う笑
一緒についてくる短編もそうなんですが、俺らの作品じゃないんだけ>>続きを読む
むちゃくちゃです。笑
でも、本当に空っぽな村シリーズよりも舞台にチャレンジがある今作の方がまだ意味があると思います。
金とセンスを惜しげもなく詰め込んだ上に脚本が素晴らしいという無敵バース。
スパイダーモービルがこっそり出たり、オタク度までかなり高い。
一作目は映像が抜きん出ている一方で脚本が平凡というマス方面に寄っ>>続きを読む
スパンが早いなと思ってはいましたが、ウェスの中では犬ヶ島くらいの比較的小降りな作品。いつも通り演出は秀逸。しかし舞台が複雑かつ、得意の会話リズムに頼らないシーンも多く、難解な印象を覚えますが、後半の核>>続きを読む
このカテゴリの作品はシリーズものっぽい雰囲気が出せてる時点で良作となります。このフォーマット行けるじゃんみたいな。相手が誰でもあんまり関係なく、魅力を出せる演者と脚本の力ですね。
私は最悪の監督という認識だけで見たら、めちゃくちゃ大友克洋っぽいななんだこれ。と思ったらオマージュ作品なんですね。
無垢故の脆く刹那的な精神下で繰り広げられる超能力による現実侵食。等身大の不快感。
オ>>続きを読む
ブギーマンという古典テーマに、ジャンプスケア満載という古臭い組み合わせですが、俳優と演出の質は高く、楽しめました。
主演のソフィータッチャーの綺麗さ、最終決戦にLEDライトを巻き付けて挑む妹の可愛いア>>続きを読む
どんな映画があっても良いし、どんな評価があっても良いですが、宮崎駿は作家性の強い映画監督であり、雇われ監督ではありません。2度同じ映画は作りませんし、自分が興味のない表現はしないでしょうし、興味のない>>続きを読む
トムが映画ファンを裏切ることはないので安心して観れました。
良いアクション映画とそうでないアクション映画の差はチェイスに出ますが、特にこの映画のチェイスは発想豊かで素晴らしかったと思います。後半を楽し>>続きを読む
まあまあ無茶苦茶な話でしたが途中で味変があったのは良かったです。
いたずら心と機知に満ちたウィットな掛け合い、素晴らしいセリフ。そういったスピルバーグとルーカスの作家性に通じる部分はだいぶなりを潜め、いわゆるディズニー風のアクション映画にはなってしまっていますが、ま>>続きを読む
アメコミ映画で最初に映画らしい映画を作ったのは、marvelではなくDCでした。ジョン・ウィリアムズによる唯一無二のテーマを背に、クリストファー・リーブのスーパーマンは輝きを放ちました。
それからほぼ>>続きを読む
唐突に主人公を変え、場所を変えて作られた妻夫木ミッション。少なくともこの頃までは日本車の魔界改造がよく登場していたからかもしれませんが、興行収入が日本がすこぶる良かったからとのこと。
物語は意味不明で>>続きを読む
ホットウィールで人気の車種が複数出てきて楽しかったです。サイドにペイントのある車は最近のワイスピには少ないので、ホットウィール的には序盤の映画の方が観てて楽しいかもしれないです。
ホットウィール収集がてら、登場車種のシーンを確認するためにシリーズを見直すことにしました。
最近の作品に比べれば予算もついてないのでとてもシンプルなカーアクションドラマ。お話は記憶よりかなりしっかりし>>続きを読む
期待の新作が次々公開されるなか、何故ミーガンを優先して観るのかと言えば、これが今後様々なメディアで引用されるだろうカルチャーアイコンであるからに他なりません。その意味で、ミーガンは公開を前にして既に成>>続きを読む
オリヴィア・ワイルド監督・出演、ハリースタイルズ出演ということで変な方向に話題性のあるミステリ。フローレンスピュー劇場で、ステップフォードワイフみたいな雰囲気だけど終盤の終盤は他の映画が入ってくる奇作>>続きを読む
難病の息子の為に出稼ぎ移民をしているシングルマザーが死亡しているプロローグから、時間を巻き戻して彼女に何が起こったのかを追っていく90分帯の低予算ホラーorスリラー。
弱い立場を利用されとことん不幸に>>続きを読む
小学生の頃に何回か観て、自分の映画好きを決定付けた作品の一つ。だったのを最近思い出してU-NEXTで鑑賞。やっぱり素敵だった。
豚の王が来る。というニコラスケイジのピッグに並ぶキャッチのスリラー。話のプロットと結末が暴力的なまでに関係が薄い、雑い展開をみせてくれます。ある意味豚の王は来た気がしました。
ケイト・ブランシェットが関羽の如き一騎当千を披露する大役者映画。ジャンルは、たぶん、リアリズムホラーです。脚本演出も甘くないので何が言いたいのかわからないという印象を持つ方も多いかも知れません。
端>>続きを読む
人キモ映画なのかタコキモ映画なのか途中までよくわからない不穏な進行。最終的にはだいたいキモい映画でした。
正直なところ、カンフーシーンは本格的な香港のそれに比べればキレもなくアイデアもなく、退屈でした。そのシーンがやたら長い事を除けば、美しい音楽と映像、それにより昇華されていく哲学的思想はA24らしいクォ>>続きを読む
全ての登場人物のIQが低く設定されており、突っ込みが忙しくシチュエーションが楽しめませんでした。
しかし、諸国と比較して韓国映画では警察が不真面目でボンクラに描かれることが大変多いと思います。公的権力>>続きを読む
特段目新しい事をしているわけではないですが、劇伴と編集が素晴らしく、雰囲気のある作品です。まだ日本のホラーが凄かった頃を彷彿とさせるものがありました。
イスラム圏のホラーというものを観ることはあまりな>>続きを読む
