マーシーさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

4.0

星条旗だけが堂々と発色する世界
映画一本分考えさせる短編

ストレンジ・ハウス: 呪われた家の秘密(2020年製作の映画)

3.8

ストレンジャーシングスやスーパー8と同じ、おっさんが喜ぶソレです。良い。

ホムンクルス(2021年製作の映画)

3.6

原作が思い出せない。こんな感じだったっけなぁ。

ミッシング・チャイルド~呪いの十字架~(2017年製作の映画)

3.0

舞台が北欧になるだけで雰囲気出ちゃうのがこの手の映画の長所。寒い場所で起きる熱い事件ならコンストラクト効いて面白いのだけど、仕掛けが浅く、熱さがなかった。

ザ・ヴィジル~夜伽~(2019年製作の映画)

3.7

アルバイトによるユダヤエクソシズム。舞台とカメラアングルが渋い。ゴシック。そしてブラムハウスらしい熱血プロット。
トラウマとの訣別がもう少しハッキリ描いてもらったら良かった。

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.1

失われたのではなくて、変化が訪れたのだと。自然なプロットに対し、タイトルのガチな皮肉がささくれ立っている。ろうである事は別の世界を生きる事と同義なのか。その平穏は正しい平穏なのか。鮮烈。

ザ・ハッスル(2019年製作の映画)

3.3

消化不良したフォーカス。というかコメディなだけですが、後半真っ当なストーリーになるにつれてギャグの密度が下がるためそういう印象になっちゃいました。

プロムナイト(1980年製作の映画)

3.3

最近流行りのプロムホラー、その原点。ジェイミーカーティスを見るとトゥルーライズのラップダンスを思い出す。

ラブ&モンスターズ(2020年製作の映画)

4.0

ポストアポカリプス×青春コメディ×トレマーズ。これを凄く高いレベルでやっている。秀作。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.9

「それらしさ」だけで映像コンテンツは十分面白くなる。という事を証明したシリーズだったと思う。それは工場の夜景を美しく感じたり、壮大な家系図に憧れたり、単に頼れる先輩が格好良く感じられるのに似ている。決>>続きを読む

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.8

劇場では寝た。テレビでも寝た。撮り直してもソロは全然似ない。でも好き。

星の王子ニューヨークへ行く2(2021年製作の映画)

3.6

最近よく見かけるようになった、ハリウッド全盛期を偲ぶ気持ち強めな映画。その点はとても心地良いです。一方でNYシーンが少ないのが寂しい。地味にcgが凄い。

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.0

会話劇だけで進行する青春哲学。桐島部活辞めるってよ、とメッセージが似ている。傍観者から抜け出ることを、他者を応援することに転嫁し、応援スタンドを舞台に心の有り様の変容を描く。
キネ旬批評家10位。

バッフィ/ザ・バンパイア・キラー(1992年製作の映画)

3.0

めちゃくちゃ微笑ましいキラキラチアリーダーのヴァンパイアハント。90年代末のドラマの方はもう観る手段がないのでしょうか。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

60年代から90年代まで幅広く、抜群の選曲によるコンセプトアルバムみたいな映画。TREXからベックのミッドナイトヴォルチャーズへ。主人公は若いが、どう考えても40代が考える俺流音楽の歴史みたいなミック>>続きを読む

ニュー・ミュータント(2020年製作の映画)

3.6

ニューミュータントがホラーテイストで映画化。マジック役に超売れっ子のアニヤ・テイラー。画面にいるだけで華。セレブリティな印象しか持ち得ないアベンジャーズの無味乾燥よりは、X-MENシリーズの不幸さの方>>続きを読む

イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

2.5

2時間弱もあるのに最後の5分でどんでん返えるような話ならそもそも見ない方が良いと思うが、もっと前から見通せるから少し星を上方修正しました。

ウィッチ(2015年製作の映画)

3.2

いい意味のクソ地味オカルトコンテンツ。アニヤのポップな目ヂカラとのギャップがエグい。

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.0

マイケル・アーントが書いたような突き刺さるハートフル・ロードコメディ。
アナキズム全開ターザン家族が社会との妥協点を見つける映画、、ではなくて本当に良かった。
タイトル通りファンタスティックなキャプテ
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ドリームガールズ(2006年製作の映画)

3.0

何度観ても「何でお前が報われるんだよ」という後味の悪さが残る。

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

4.2

時が経つことの哀しさと素晴らしさ。前半はフォーエバーヤング、後半はミゾノ鏡。クリストファーリーブ時代のスーパーマンを想わせる演出と劇伴。当時を知らない人には何のことだかだろうけど、愛のある映画だった。>>続きを読む

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.1

ライフやウォーリーを彷彿とさせるスーパー良い話。演出もウォーリーに似ているけど監督はモンスターズインク。
良いアニメではなく、良い映画を作るピクサーが健在で嬉しくなる。

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.9

3回目くらいで面白く感じてきた。マイルズモラレスモデルのスニーカーはカッコいいけどおじさんが履けない配色で悲しい。

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.7

キャラクターに対し精神的に忠実であり、アウトプットとして不成立。っていうのをわざとやってる。
ホアキンはこれよりもマスターの方を評価してあげてほしい。

ザ・コール(2020年製作の映画)

4.0

秀逸で新鮮なタイムリープ。パクシネのビジュアルパワー。別にハッピーエンドでも良かった。

2分の1の魔法(2020年製作の映画)

4.0

近代的、情緒的、突き詰めて個人又は家庭の話。onwardって良い単語だと思う。原題は是非知っておいたほうが楽しみが増える。

ルパン三世 THE FIRST(2019年製作の映画)

3.5

コナン以上、映画未満。しかし「まぁよかったんじゃないの」と言えるルパンはここ20年でこの作品くらいではないでしょうか。明るい兆しです。
ルパン様式美に真面目に向かい合っており、適当さは全くありません。
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