debbyさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

X エックス(2022年製作の映画)

3.6

■キモ不気味サイコホラー映画
映画ロケ地に借りた家のオーナー老夫婦がとんでもない奴らだった話

■100分でシンプルな展開。気軽に不気味さを感じたい時に丁度いい映画です。

■老夫婦の不気味さとグロさ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.9

■ひと夏の甘酸っぱい恋を描いた作品。
ティモシーシャラメの豊かで儚い演技力が光る作品でした。

■想像通りの静かな雰囲気とは裏腹に、主人公の感情の揺れ動きは激しく、想いがビンビンに伝わってくるのが良か
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黄龍の村(2021年製作の映画)

2.5

■ウェイ系が山奥で遭難し、村の人間に救われるが村がヤバい村で…というB級映画

■B級の中でも楽しめなかった部類のB級で、アクション以外の退屈さとチープさ、揃いも揃って大根役者ばかりであまりのめり込め
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.7

■コカインを食べた熊が凶暴化し人を襲いまくる、ポップでグロなクマパニックコメディ映画

■雰囲気はポップながらもグロシーンはしっかりグロく、メリハリの効いた作品で楽しかったです。

■冒頭で熊にまつわ
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エスケープ・ルーム2:決勝戦(2021年製作の映画)

3.9

■デスゲーム系としてはかなり良作
なお前作よりも2のが面白かったです

■特筆したいのはテンポ感。
今回はタイトルにも決勝戦とある通り、参加者は全員ゲームに勝ち生き残った者達。
なので謎解きがめちゃく
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スティルウォーター(2021年製作の映画)

3.4

■異国の地にて、無実の罪で投獄された娘を救おうと奮闘する父親の話
クライムやスリラーというよりは、ドラマっぽく終始静かな雰囲気で物語が進む作品です。

■父親の気持ちも理解できるぶん、一概に父親がやら
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.5

■4組のカップルの修羅場と超展開。まさにもっと超越した所へ行った作品。
あと謳い文句にクズ男とあるが思ったほどクズではなかった。
映画的にクズ部分に一点集中フォーカスするのでそう見えるけど、どれもひと
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.3

■舞台は60年代レトロなアメリカ、裕福で何不自由なさそうな生活。
ルールはひとつ、砂漠の先は立ち入り厳禁。
怪しさ満点の街で自分の身に起こる不可思議な現象を紐解く映画

■前半はヴィクトリータウンとか
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(2023年製作の映画)

3.3

■ウェスアンダーソンの17分の短編映画

■舞台装置とカメラワーク、セリフの速さなどサクッとウェス味を感じられる作品
つまりウェス感が好きなら楽しめる。

■早口のセリフと蛇がいる緊張感がうまい具合に
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インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)

4.0

■裁判前の打合せをしているホテルの一室が舞台で、男の証言と回想によって物語が進んでいく会話劇メインのストーリー。

■二転三転するストーリーに綺麗なオチ。100分で楽しめる良質サスペンス映画でした。
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ノーウェア:漂流(2023年製作の映画)

3.8

■女性版キャストアウェイ
ネトフリオリジナルでは当たりの作品

■コンテナ漂流し、コンテナ内のアイテムを伏線回収の様相でどんどん使っていくのが気持ち良くて、気軽に観れるわりに満足度は高い作品

■主人
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ドラフト・デイ(2014年製作の映画)

3.6

■NFLのドラフト会議当日、GMを努めるある男の話
ドラフト指名権などを巡る駆け引きがメインの映画。NFLのことは知らなくても十分楽しめます

■マネーボールやAIRなど選手よりも裏方など描いた映画が
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正欲(2023年製作の映画)

3.5

■正しい欲求、普通の欲求ってなに?を追求する比較的雰囲気も内容も重ための映画

■ラストの吾郎ちゃんに浴びせられた「いなくならないから」で吾郎ちゃんフルボッコなのは笑ったw

■欲として正も否もないと
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.8

■3人産んでメンタルも体型もズタボロになったママと、不思議なナイトシッターの物語

■前知識ゼロで観たけど意外な展開でそのパターンだったか!となる展開が用意されているので、前情報無しで観た方が良さそう
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.4

■プロフ画の通りジャズが好きで、願わくば劇場で観たかった期待の作品でした。
結構ジャズ好きじゃなくてもちゃんと楽しめる映画だし、ジャズ好きなら勿論という映画。

■映画は原作の持つ熱量、ジャズの熱量が
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震える舌(1980年製作の映画)

4.5

■破傷風にかかった女の子とその家族の闘病生活を描いた本作。
面白いではなく凄い作品。衝撃的でした。

■とにかく目を背けたくなるような現実が克明に描かれていて、恐怖も歓喜も剥き出しの全ての感情がビシビ
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CUBE(1997年製作の映画)

3.2

■8年ぶりの再視聴
20年前の作品と考えると、当時このシチュエーションは斬新すぎるし火付け役となるのも頷ける作品でした。

■ただ今の時代はさすがに目新しさはなくなってるし、単なるB級映画のひとつでし
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トムボーイ(2011年製作の映画)

4.2

■ジュブナイル+LGBTの映画
小さな男の子(身体は女)のひと夏を描いた作品

■言葉は比較的少なく、静かな映画です。
心の機微が表情や間で表現されていて、静かながらも感情の揺れ動きはしっかり読み取れ
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ある男(2022年製作の映画)

3.8

■夫が死んだと思ったら偽名使ってて、夫何者!?ってのを調べていく話
プラス調べる弁護士も何やらストレスを抱えてるようで。

■登場人物は多くないけど各人についての心情が描かれていて、群像劇のようになっ
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.5

■ウェスが手掛けるロアルドダール小説4部作のひとつ。

■ギャンブルでイカサマするために、金持ちが透視の能力を習得しようとする話

■40分という時間にしてはウェス味もちゃんとあり、やっぱり早口なので
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.5

■開幕早々に脈打つ心臓がこの映画の不穏さとキモさを主張してくるし、
不安を煽る音楽が特徴的で、往年の映画サイコっぽさを感じる

■脚本や中身よりも雰囲気として楽しむ作品かなといった印象
どうやら「アウ
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.5

■この何が起きてるか分からない感を登場人物たちと同じ目線で体験できるのは結構好きでした。

■不思議なことは起こるにしても、とんでも描写がなくある意味リアリティのある形で描かれてる作品

■テスラのく
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.8

■ソマリアにロビー活動にきてた韓国と北朝鮮の役人たちが、ソマリア内戦勃発に巻き込まれ国から脱出するまでの話。実話系映画

■役人がソマリアから脱出するだけの話をここまで面白く大衆向けに作れるのは韓国さ
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アイ・アム まきもと(2022年製作の映画)

2.8

■毎日ルーティンで過ごしたり、表面上でしか言葉理解ができないアスペっぽい症状がある主人公が、勤める係での最後の仕事に奔走する話。
「おみおくりの作法」のリメイク版。オリジナルは未視聴。

■このクセの
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

4.0

■シンプルストーリーだし、どの世代でも楽しめる映画。
子供はお菓子の夢の工場やクソガキ成敗スカッと劇として。
大人は父との確執や家族愛の物語もプラスして楽しめる内容でした。

■ティムバートンらしく不
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漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.7

■純真で豪放磊落でよく騙される、丸々太った肉子ちゃんと、その娘の日常と過去を描いたファミリー映画

■本が原作なこともあり、ファミリー映画だけど子供向けではないかも
あと飯食ってから観ないと絶対腹減っ
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.8

■アクションをこれでもかと詰め込んでおり、我々が"ジョンウィック"という映画に望むものの全てを叶えてくれている作品。

■個人的ベスト
・真上からのカメラアングルで映し出されるマンション内のアクション
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スマホを落としただけなのに(2023年製作の映画)

3.8

■邦画版より面白い。
息子と確執のある刑事の父
スマホ落とした女
この両軸で物語が進む流れるので、邦画版よりも脚本と展開が充実していて面白かったです。

■犯人は一般人に紛れ込むやべぇ奴として描かれて
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.6

■ゆるい雰囲気とキレのあるアクションは続編の本作でも安定感がある。
軽くなんか映画観たいなって時に、時間も内容もピッタリの作品

■ただアクションの衝撃的度合いは初見の1の方がどうしても上になるのと、
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.0

■ウェスアンダーソンはなぜこんなに色彩と構図のセンスがいいのか

■脚本は所々が理解に難しく、劇中劇のようだが境界線が曖昧になっていて、劇だけど劇じゃない不思議な物語でした。

■内容は話半分で聞きつ
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.7

■スプラッター×アンジャッシュコントのコメディ映画
学生がキャンプ場に行き殺されるよくあるパターンに、勘違いで殺人鬼扱いされる兄弟を掛け合わせた面白い発想の作品でした。

■そんなことある!?ってくら
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ファミリー・スイッチ(2023年製作の映画)

3.5

■仕事のプレゼンや部活の大会など大事な用がある日、不思議な力によって中身が入れ替わってしまい、入れ替わりの状態で大事な用事に各自行かなきゃならなくなり。。と、てんやわんやするコメディ映画

■娘役のエ
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ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

3.0

■どんでん返しどんでん返しと聞かされ期待してしまった分、そんなに仰天するような話ではなく肩透かし食らった作品でした。

■思うに昨今色んな映画が出て、どんでん返しに対する耐性やレベルが上がって慣れてし
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フロッグ(2019年製作の映画)

4.0

■話がまとまってて面白い作品でした。
前情報一切なしで観た方がいいです。

■全体の話はわりと複雑ながらも、伏線→回収の工程を細かく繰り返しながらラストに進むので、理解しながらラストを迎えられる優しい
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死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

3.6

■死霊のはらわたシリーズ初見
子供が呪いの教典とレコード再生したら、悪魔復活して母親が取り憑かれちゃう話。
当然バチカンからエクソシストが来たりするわけもなく、悪魔がやりたい放題の限りを尽くす映画
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.5

■法的にギリアウトな悪徳商売するめちゃくちゃ根性ひん曲がった女が、ヤバい商品に唾つけてしまって…という話

■主人公がクソ性格すぎて本来悪であるはずの敵側を応援したくなる映画

■現実的にはすぐ殺され
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