はぴたんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

(2021年製作の映画)

4.0

同時上映の『オオカミの家』がすごすぎてぶっ飛んでしまったけどこちらもかなりの怪作

他の方のレビューを拝見して人骨が使われてたと知り、不気味すぎて泣きそう

黒魔術?用に人骨を売ってるマーケットがある
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オオカミの家(2018年製作の映画)

5.0

すごいものを観てしまった

平面と立体が入り混じった不思議な空間
シーンごとに絵が出来上がっていく過程の画材の音
次になるが起こるか分からない奇想天外さ
かわいさと不気味さのバランス

すっかり観入っ
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ウェルカム トゥ ダリ(2022年製作の映画)

3.0

うーーんちょっと消化不良

70年代のNYの雰囲気やセレブ乱痴気パーティの場面などは楽しく観れたし、傑作が生まれた瞬間の話や風を指揮するダリの姿に心踊らされたけど、もう一歩踏み込んで欲しかったかんじ
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

5.0

すっかりウェスに魅了されている身としては訳が分からずとも映像の作り込まれた美しさや色の楽しさ展開の奇妙さどれも愉快に観れた

『目覚めたければ眠れ』

は退屈でしょ?寝ちゃいなよ
っていうウェスの挑発
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

4.0

まるでおとぎ話のような映画

インテリアもお洋服も映像の色感も音楽も全てがかわいくてそれだけで満足 

パリでの数日間はほんと魔法がかかったようでこちら側も夢見心地な気分で鑑賞できた。ディオールのショ
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おいしい家族(2019年製作の映画)

3.8

わたしも実際は橙花のような反応になってしまうと思うけど、この島の住人、家族になりたいと思った

閉鎖的な島の方が偏見があるイメージだけど東京で暮らす橙花の方が窮屈に感じる描写が新鮮でよかった

幸せと
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アウシュヴィッツの生還者(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

⚫︎拳一つでアウシュヴィッツで生きながらえる
⚫︎そのボクシングで親友を殺すハメになる
⚫︎生き別れた恋人と再会できるよう有名になって自分を見つけてもらうためにボクシングを続ける
⚫︎一世一代の試合に
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炎上する君(2022年製作の映画)

4.0

正直なところ高円寺の民としては観とかないとな!ていう気持ちと久々にゆるーくサブカル映画を堪能したいなーくらいの気持ちで足を運んだのだけどきっちり心が持ってかれました!

演技や表現がやっぱりおもしろく
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

表現力と世界観、キャラクターの魅力はもう宮崎駿監督の技術とセンスがこれでもかというくらい詰め込まれてて大満足

わたし的にタイトル回収できていないけど、監督が今までずっと表現し続けたものの集大成という
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ジェーンとシャルロット(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ドキュメンタリーとしては正直ちょっと物足りなかったけど映像のセンスが良い!好き!

セルジュゲンズブールと暮らした部屋は現実感がなくそれこそ映画のセットのようでカッコよかったな
まさに2人のイメージ通
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シモーヌ フランスに最も愛された政治家(2022年製作の映画)

4.0

あまり情報を入れず観に行ったので、女性や弱者の人権を勝ち取った勇敢なシモーヌの英雄伝かなと思ったらなんて重い…

彼女はこんなに辛い目に合い、沢山のものを抱えてどうしてこんな生き方ができたのだろうか
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僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

統合失調症の話は故山田花子さんの『魂のアソコ』以来。あれはもう絶望的だったし統合失調症を患ってる方の特徴のひとつである表情や言動がリアルで怖くてしんどかった

この映画は重いテーマの割に幻覚さんたちの
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

キムダミちゃんの無敵感最高
ネタ明かしした瞬間の表情とかすごくよかったーいい女優さんだわ

ウシクくん大好き人間としては悲しい結末だけど最後までサイコでかっこよかった
あんなにかわいい顔してなんであん
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二十歳(2015年製作の映画)

3.0

ジュノ が好きでずっと観たかった映画
やっと観れたー

今めちゃイケメンでバリバリやってるけどこのイけてないかんじがかわいくて愛おしい☺️

カンハヌルくんの変顔最高でした

私的ハイライトは今まで見
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X エックス(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

2022年制作とは思えないレトロかわいい映像でこれからホラーが始まるんです…?って思ってからあっという間の出来事でした笑

とりあえず音楽の使いかためちゃいい!
軽快なロックやファンクやカントリーと不
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君たちはまだ長いトンネルの中(2022年製作の映画)

3.0

演技は…アレなかんじだけどw

今の日本がどうしてダメになったのか、かなり分かりやすく説明してくれていて映画というより教材ってかんじ

これ政経の授業で流したらいいんじゃないかな。これからの、それこそ
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小説家の映画(2022年製作の映画)

3.0

おおおお?

これは他のホン・サンス監督作品を
観てからの方がよかったかな


終始ぎこちなく距離感のある人間関係、
ああ〜このかんじ、リアルにイヤなやつ

突然ズームアップしたりちょっと
ブレるカメ
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カモン カモン(2021年製作の映画)

5.0

これは映画館で観たかった…!
濁りのないモノクロの映像が美しかった

インタビューのこどもたちの聡明さよ!

こどもが分かってること
おとなが分かってること

せつなさとあたたかさを感じることが
でき
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アンソニーのハッピー・モーテル(1996年製作の映画)

4.5

この作品から観たらウェスを好きになったか分からないけど、随所の色の使い方とか画角とかに“らしさ“を見つけるのが楽しかった
オンボロのオープンカーも含めて車がみんなかわいい!
音楽の使い方のバランスも好
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.0

こんな難民の方たちが、いやもっとそれ以上に酷い扱いを受けている方たちが日本各地に大勢いると思うと憤りしかない

さらに難民認定の条件が厳しくなっている現実に絶望と怒りが込み上げる

父親の愛に号泣しす
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苦い涙(2022年製作の映画)

4.0

情熱的で暴力的なほどの濃厚な赤、
寂しく冷たい青い夜が美しかった

狂ったように愛に溺れるピーターが
滑稽で愛おしくも悲しい

人は愛するものを殺す

あれはほんとに愛ではなかったのかな

彼が眠れた
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最後まで行く(2023年製作の映画)

3.0

柄本明は言わずもがな
主役2人の演技よかった
特に綾野くん
表情でトラウマレベルのところが😨

ちょっと説明しすぎかなとか逆に
ちょっと足らんなーというところ、
きれいにまとまりすぎ感はあるものの
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

4.0

これ観てからvol.3観た方がよかったかな

あたたかさで溢れてて心が浄化されました

てかもおおおおヨンドゥうううう
これ以上好きにさせてどーして
くれるのさ😭
もっとヨンドゥのエピソード欲しい😭

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.0

配信でしか観たことなかったのでやっと映画館で観れて感動!迫力やばいー

未来的な映像と古い音楽のコントラストはやっぱり味わい深くて好き

そしてこれまた泣く&泣く

そっかーそーなるのかー…ん?

3
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.0

前作に続きすばらしー映像美

泣いた…泣いたよ

サノスには😔からの😡からの😩
というなぜか複雑な気持ちに…

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.0

なにもかもがすごすぎてなにがなにやら!

ヒーローの大渋滞でみんなかっこよくてみんな好き

サノスはずるい

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

5.0

スクリーンで観るウェスアンダーソン最高
彼の世界観をたっぷり味わえてよかった
本編関係ないけどエンドロール好きすぎる

1点だけ
今まで見たウェスアンダーソンのビル・マーレイはどれもキュートで大好きだ
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天才マックスの世界(1998年製作の映画)

5.0

マックスの真っ直ぐさは愛せ…なかったw
やりすぎだってw
振り切っちゃってる感じは面白い

というかハーマンのキュートさが際立ちすぎて!ハーマンの方が少年のようでかわいいし笑える

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

少年侍と首なし先祖

紫色の富士山

映像の中は2次元

あちこちに散りばめられてる日本語全部ちゃんと読みたい!

乾杯の音頭のシーンなんか笑ったw

ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

5.0

赤い帽子

めいっぱいの青

カラフルな海洋生物や虫たち

彼は結局何者だったんだろう

あたたかいラスト

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

5.0

泣いた

“悪たれ”お父さん憎めないのよ

孫たちとヤンチャするシーン大好き

癒しと許しと再生の物語り

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

5.0

毎回書いてしまうけど映像が好みすぎる

カラクリのスイッチを押したかのように動き出す人々

動きを止めた状態で右にスライドしていくシーン。ここの奥行き感が舞台模型みたいで好きだー

実写からアニメに切
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ面白い!てほどじゃないけど3兄弟がグダグダしながら旅をする様子はのほほんと気楽に観れて楽しい

ブルーが印象的だったけどなんか意味あるのかな?インドに青のイメージないからなんか不思議
と思
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

5.0

ウェス・アンダーソンすぎる風景や構図もたっぷり堪能できて、淡々とでも軽快に話が進んでいくのが気持ち良い

なんでだろう本当に自分自身がグスタフとゼロの物語を作家から聞いてるように観ることができた

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