hukaさんの映画レビュー・感想・評価

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ある男(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

その名で生きてきた過去を捨てるということ、別人として生きることしか選べなかったということが、とある事実が発覚したことで徐々に真実の皮が剥がされていくような感覚があった。最後の暗示までめちゃくちゃ鮮やか>>続きを読む

もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

4人のクズ男とそれに振り回されながらも受け入れてしまう4人の女。似た構成の恋愛ドラマを4窓で見てるみたいな、リズム感というかテンポがよかった。ドラマ的な部分よりも、それぞれの過去の組み合わせから皮肉じ>>続きを読む

ブルー・マインド(2017年製作の映画)

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身体が変わる時期の行き場のない不安感がミアを通して痛いくらい伝わってくる。抑えられない衝動性や容赦なく不気味に変化する身体。クライマックスはホラーって思えんくらいきれい。

Saltburn(2023年製作の映画)

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主人公オリヴァーの心象描写がとても繊細で、繊細がゆえの気持ち悪さというか薄気味悪さが際立っていた。後味までじっとりとしていていい。

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

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皮肉たっぷりのブラックコメディ。抵抗や葛藤があることに慣れてきてしまうサイコパスな感じも含めていい。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

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見終わって振り返るとひとつのカットに対し繊細な意図がいくつも散りばめられていたように思えてよかった。

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

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MeToo運動は今まで聞きかじった程度だったけれど、その背景にある薄暗さや冷たさは底知れないもので、だからこそひとつの告発も記事もあまりに背負うものが多すぎてふるえた。

アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

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本当にあらすじ通りなショートフィルム。ある種生身の人間ホラー。

Melanie Martinez: K-12(2019年製作の映画)

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ポップなMVの世界観の延長みたいな感覚で鑑賞。曲のテンポやメロディーが好みだったのと歌詞も鬱屈とした腹の底を吐露してるような感じがよかった。

女神の継承(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

気持ち悪さと不気味さのあるホラー。最終的に展開になれてしまう部分はあるけれど、犬がかわいそうなシーンだけは直視しがたかった。

百花(2022年製作の映画)

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認知症を患い少しずつ忘れていってしまう母と忘れられない記憶に囚われながら、少しずつ過去を思い出す息子。刹那的に差し込まれる過去の断片と「半分の花火」、「いつか忘れてしまうのかしらね」という言葉が地響き>>続きを読む

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

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前作は数年前に視聴。クワイエット・プレイスはやっぱりびっくりホラーだ…と思った。ずっとハラハラしてたけど、楽しめた。

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

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自分の好きなものや大切なものを否定される(可能性がある)ということの怖さというものがあって、この映画には圧倒的に否定してくる人物は出てこないけれど、他者からどのように思われるかという不安は、うららに常>>続きを読む

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

前作を観てたのもありより楽しめた感じ。母親と兄との対立構造が分かりやすくあったからか、前作のハラハラ感みたいなのは少し薄かったかも。

ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

独裁国家で行なわれる若い男女を集めたデスゲーム。闘技場で行なわれる闘い自体もかっこいいけれど、その背景にある地区の貧困や政治的な問題が浮き上がってくるのもなかなか個人的には好きだった。

search/サーチ(2018年製作の映画)

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サスペンスとはいえ、ほとんどパソコンの画面越しに切り取られていて新鮮だった。展開とリズムも申し分ない感じ。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

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こういうアクションがずっと観たかった。
ファブルの岡田准一みたいなザ殺し屋感というか絶対強いじゃん…な感じがないところがアクションシーンを際立たせてた。

ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

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展開が読めることを派手なアクションをバンバンかましていくことで気にさせない感じがいい。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

原作未読で観たけれど個人的にはとても好きな感じだった。映像としての良さを、ふとしたシーン、ふたりが煙草を持つ手を車の上に出すところや、雪を掘って煙草を線香のように立てるところに感じた。

エスター(2009年製作の映画)

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計算され尽くされた狂気性みたいなものを感じた。

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