hukaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

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展開が読めることを派手なアクションをバンバンかましていくことで気にさせない感じがいい。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

原作未読で観たけれど個人的にはとても好きな感じだった。映像としての良さを、ふとしたシーン、ふたりが煙草を持つ手を車の上に出すところや、雪を掘って煙草を線香のように立てるところに感じた。

エスター(2009年製作の映画)

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計算され尽くされた狂気性みたいなものを感じた。

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

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代償を伴う幸福が飲酒という行為によってもたらされる。文化的な背景ももちろんあるだろうけど、その背景にあまり馴染みがなくても面白かった。

カランコエの花(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

何かを言い切ることは、ほんとうはとても難しく、そうすることで切り捨てられてしまう部分がある。同時に、他者を推し量ることも簡単にはできることではない。それぞれの正しさが絡まっていく感じがした。
終始とて
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

直接的な事件描写がないのに、キャシーの復讐心や表情からずっしりと伝わってくる感じがした。自らの命と天秤にかけるというか、自身の危険よりもどうしようもなく貫くべきことをもっていて、復讐という出来事の視点>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

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大切だったものの質感のリアルさみたいなものがあって、それが過去になってゆくことは避けられないけど、それでもたしかにあったこととしてそこにある感じがとてもよかった。

かがみの孤城(2022年製作の映画)

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異なる時を生きる彼らの物語の、どこに句点をつけるのか、それがとても鮮やかだった。

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

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コンフィデンスマンシリーズはいつもだけどとても緻密なドッキリ長編を見てるみたいな気持ちになる。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

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言葉の内にはないものをまなざしの中から感じることができると思った。

君の名は。(2016年製作の映画)

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『天気の子』を観たから、一度は映画館で観たけどもう一度観た。映画館の予告で見た夢灯籠と映像の美しさが抜群だったのを改めて思い出した。

天気の子(2019年製作の映画)

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『君の名は』を観て、RADWIMPSの挿入歌との相性が抜群なのは知っていたけれど、ふたりが再開するシーンの曲の入りが良すぎて鳥肌がたった。『愛にできることはまだあるかい』も曲がいいのはもちろん、10代>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

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よく通ってた本屋で映画化のCMがやたらとやっていたのをよく覚えている。過去の事件にまつわる話だけれど、警察VS犯人みたいな形ではなく、幼い頃、知らぬ間に犯罪に加担していた主人公と、事件を追う報道という>>続きを読む

余命10年(2022年製作の映画)

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ひとりひとりの心の内が豊かな演技から滲んでいるようでとてもよかった。病を抱えるまつり自身の葛藤や心の動きはもちろんのこと、周囲の人々が彼女の決して分かち合うことの出来ない痛みを想像しているということが>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

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12歳の少年たちの「死体探し」の冒険。途中死体探しという目的を忘れて幼さを感じさせる場面があったりしつつも、線路沿いを歩いていく様子や野宿の様子など、当時の彼らの関係性と自分の家庭や町の中の小さな世界>>続きを読む

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

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ジャンルがコメディとホラーってなんだよって思ったけどコメディでホラーだった。

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

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産む性であるということ、女性の視点を通して生理や妊娠や中絶、小さく守られたことであるようなそれら、鬱屈とする感情などのリアルも含めてすごく丁寧に描かれているようなきがした。そういう想いを抱える人たちを>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

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勧められたときに金持ち一家に「寄生」する半地下に住む家族の話だと聞いた。実際に観て、なるほどこれを「寄生」と表現していたのかと納得した。確かに寄りかかっているようで、なんだか少しずつ奪っているようでも>>続きを読む

マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

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目線の見せ方や動き、展開のしなやかさのようなものがとても良かった。マスカレードホテルも面白かったと記憶してたので続編も観れてよかった。

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

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家族愛といえばもちろんそうなのだけれど、死者の記憶を生きている人間が失う「最後の死」というのがかなりリアルだと思った。彼岸と此岸がある一方で最後の死を迎えた者たちが何処へゆくのか。死者の日という一日を>>続きを読む

ホテルローヤル(2020年製作の映画)

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非日常的な空間であるということ。それはそこを訪れる人々の様子から伺えるが、そこで働く人たちの生活の一部でもある倒錯感。雅代の周辺で巻き起こるさまざまな出来事が、それぞれの登場人物たちの心情にも影響を与>>続きを読む

告白(2010年製作の映画)

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告白というかたちで、語りが先生と3人の生徒それぞれに切り替わっていくところが、あらゆる角度から現実の不気味さに直面しているような感じがした。

地獄の花園(2021年製作の映画)

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最初観た時に、原作はマンガなのかと思ったら、バカリズムの脚本だった。だからOLに喧嘩させるという展開とちゃんとOL感があって、そこがコミカルな感じだったのかも。腑に落ちる感じ。バカリズム脚本のドラマ「>>続きを読む

浅田家!(2020年製作の映画)

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バケペンまじでかっこいいな。最初のコミカルな展開から一転して東北の震災やそこで写真を返す取り組み、描写の一部としてしか出てこないけれど写真を撮るメディア、父の病気など、あらゆる要素を含みながらマサシの>>続きを読む