貝さんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

映画 少年たち(2019年製作の映画)

1.0

スコアはあくまでも映画としての評価ということで、、、狂った作品でも彼らはいつも本気でやってるし、誰にも成せる業じゃない。すごいわ。

作品自体は完っっ全に100パーセントジャニーズワールドで終始笑いを
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恋する惑星(1994年製作の映画)

3.5

常に違和感が在中してる不思議な作品。全員のネジがちょっとずつ狂ってて、何かおかしいモノを何かおかしい部分が受け止めて、当たり前に変わるみたいな。
言葉の使い方だったり、私的にちょっと非現実な香港の風景
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おとなのけんか(2011年製作の映画)

3.5

永遠に喧嘩してる、、すっごい永遠に喧嘩してる、、、本当は冒頭でもともとの喧嘩は解決してることに気づいてしまってから、3回ぐらい玄関出て入り直すくだりが最高に可笑しくなる。なぜか帰りたがらなし、帰らせた>>続きを読む

華麗なる賭け(1968年製作の映画)

3.0

ヴィッキー(フェイ・ダナウェイ)のヘアスタイリストさんが誰なのかまじで知りたい。なんなのあの綺麗な編み込み。好き。イイ女風なのにちょいちょいファッションダサくてだらしないヴィッキーの立ち振る舞い。好き>>続きを読む

コップランド(1997年製作の映画)

3.5

最近本当に忙しくて、ひっさびさに映画みたら、おもしろくて今映画という娯楽に対してありがとうくらいの気持ち。次いつみれるかな。。

はじめてのスタローン。ランボーもロッキーもエクスペンダブルズもなんか汗
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.5

2018年はワタシの中では一番セクシャリティについて意識して考えた年かなと振り返ってみて思う。#MeToo運動も大きくなったし、LGBTQ以外にも女性として考えるべきシーンも作品もたくさんあった。女社>>続きを読む

アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

3.0

ステレオタイプのアメリカの学園ドラマっぽさからすべての誇張と毒を抜いたような作品。正直こんな田舎くさいドラマはアメリカ人の仕事じゃない。つまんないなーと思いながら観てた。でもなんやかんや感情の動きとか>>続きを読む

ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

4.0

ここ数年のラップブームとともにやって来た私です。ファックザポリスが生まれた経緯やらこのブーム含めて、今なんだなと納得。今じゃないときっとワタシ観てない。

友情から始まった遊び、成功、金が絡んで生まれ
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DOPE/ドープ!!(2015年製作の映画)

4.0

ダイスキなエイサップ・ロッキーが思てたより超いっぱい出てるし、ドムというより普通にロッキーやったし嬉しい嬉しいありがとう。

マルコム(シャメイク・ムーア)の90sファッション、やっぱ長身の黒人さんが
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

心の中でいーっぱい泣いた。
田舎から抜け出したくて大学を選んだあの時のこととか、仕送りを盾に使われたこととか、引越しを手伝いに来てくれたお母さんを見送ったあの時の気持ちとか、思い出して切なくなって、な
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ルーム(2015年製作の映画)

4.0

部屋から脱出するまでの前半、日常を取り戻してからの後半とある。前半はサクッと、大事なのは後半。

いちばん印象に残るのはやっっぱり断然ジャック(ジェイコブ・トレンブレイ)が初めて永遠に続く空を見るシー
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

ここに出てるまるで自分が白人かのように話す日系人らしきおっさんの正体が知りたい、、

人種差別扱った社会派だけど、エンタメとして最高におもしろいスリラー映画。壮大なギャグ映画ともいう。差別問題のこと、
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

4.0

90分間余すことなく恐怖でびっしり。ふぅ。って言った3秒後に恐怖。永遠にこの繰り返し。90分も心臓が持ちません。映画館で観なくてよかった、、
地下室での暗闇の追いかけっこ、ドキドキがピークに達してアド
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.0

ホラー映画のつもりが青春映画。恐怖の対象のつもりが恐怖のメタファー。という感じで、あれ、このレビューさっき書いたな、、2010年代発の新しいホラーですか?ホラー映画基本スルー人間にやさしいホラー。ま普>>続きを読む

イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.5

「白痴」で語ってる死への恐怖がなんとなく掴めた感覚がしたことがこの映画の最高の体験だった。本当に辛いとき、苦しいとき、ピンチのとき、結構簡単に死を覚悟しそうになって、ああ生きてる、、!!って簡単に這い>>続きを読む

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

3.0

解説はバッチリ読んで、緻密に練られた設定や演出に驚いたのはもちろんだけども、リンチ作品だからって敬遠するようなものではないってことだけでもうそれだけで全然みれた。どんだけリンチ作品観るんびびっとんねん>>続きを読む

007 スペクター(2015年製作の映画)

3.5

1から3までイッキ見してたのに、スペクター忘れてた。あれだけ上がってたボンド熱が鎮火した頃にサラッと観たせいか、スカイフォールで最高の終わりを迎えたせいか、単純に話の筋を復習し忘れたせいで、なんのこっ>>続きを読む

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.5

楽しみにしてました。ダイスキなリアーナ先生。セレブ達のカメオ出演。華やかな衣装と煌びやかなMETガラの舞台。そこにドレスアップして登場するオーシャンズ8。
美しいってだけで最強。キラキラしてるだけで最
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書を捨てよ町へ出よう(1971年製作の映画)

4.0

アヴァンギャルド、コンテンポラリー、アンダーグラウンド、そういうものに惹かれ始めたあの頃、他人とは違う自分を信じてましたよね。あの時、書を捨てよ町へ出よう、苦痛を感じながら読みましたよね。
映画はわか
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

日本映画にインスパイアされたと舞台挨拶の映像で何度も言ってた。正直クロサワ映画ほとんど観たことないからどこにどんなオマージュがあったのかさっぱりわからんけど、その上で完全にウェス・アンダーソンって感じ>>続きを読む

さびしんぼう(1985年製作の映画)

4.0

エフェクトがすんごいな。なぜか、目を細めて見てしまうな。でも3作でいちばん風景の美しさを感じたような気もするな。

富田靖子美しすぎて、あのおかんからこの美女は無理あるやろどう考えても、、という思いが
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時をかける少女(1983年製作の映画)

3.5

ちょっと密着しただけでなんか好きかもとか思っちゃうあの気持ちわからなくもない、、制服の素材感とか匂いとか思い出したらなんか濡れてきた(感度)
わからなくもないけど、からの芳山和子の「いやよいやよ私も連
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転校生(1982年製作の映画)

4.0

尾美としのりと小林聡美のキャスティングが、もう最高にいい感じでした。絶妙に幼く田舎臭く無邪気。そしてかわいいとにかくふたりともかわいい。尾道を舞台にする意味がここに現れてる気がする。
子供みたいな発想
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ぼくらの七日間戦争(1988年製作の映画)

2.5

80年代の中学校、体罰が想像の範疇超えてる以外は約10年前の私の中・高時代とほとんど変わってなくて、絶望した。20年経ってもおそらく今でも制服の着こなしや髪の色で子どもを縛る日本社会、気持ち悪すぎてち>>続きを読む

セトウツミ(2016年製作の映画)

3.5

1800円払って映画館で観るにはかなり勇気のいる映画。もっと映画が気軽にみれるようになって、こんな作品が増えたら日本素晴らしい。

短編映画みたいな形式、タンゴで哀愁を帯びたオチをつけてる。
なんの中
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蒲田行進曲(1982年製作の映画)

3.5

松坂慶子めちゃめちゃ美しい、、、!超きれいなかたちのおっぱいまで見れて本当に最高。

深作欣二監督の泥のにおいがしない作品もいいな。色彩も演出も演技もぜんっぶガチャガチャしててコントラスト強め。超躍動
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

あの部屋の狭さはいい。必要なものは何もないくせに、余計なものだけが乱雑に積まれて、その真ん中で家族がちゃぶ台を囲む。埋められない何かを埋める、寂しがりの集まり。それだけでもうあの家族愛おしい。

罪と
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レインマン(1988年製作の映画)

4.0

発達障害描いてる映画で名作といわれるものは、感傷的になることの抑制があってそこにドラマが生まれる。この作品も素晴らしい抑制の演出。兄を見送る弟のシーン本当泣ける。

他人との接触を嫌うレイモンド(ダス
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.0

ねえタクシードライバーより数百倍痛々しい超絶サイコ野郎じゃないですか、、

都合のいい言葉だけ鵜呑みにするとき、それ以外のことを全無視するとき、妄想を現実にすり替えて話すときの、その眼差し、間の取り方
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トップガン(1986年製作の映画)

2.5

出た、、USA!映画。トム・クルーズ満場一致のかっこよさはわかるんですけどごめんなさいこの映画はニガテです。80年代のギラつきは好きなんですけど、ギラついた時代の人々の空気が私にまったくフィットしない>>続きを読む

フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.5

時代を感じられる映画ってだいすき。ストーリーや人物相関は超単純でなんの面白みもないけど、大好きなダンスとストリートライクなファッションとサクセスストーリー。はい、もうかっこいい。
絵になるシーンには絶
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ブレードランナー(1982年製作の映画)

3.0

世界観は好きだけど、あんまりのめり込めなかった作品。最初のほうだいぶ眠たかったので、あんまり覚えてない。

東京って外から脚色されるとだいたいサイバー感強め。だからこの荒廃した未来都市という設定に使わ
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.5

3D嫌いだから選択の余地もなかったけど、これはもしかして3Dで観るべきやつじゃないかって始まって2秒で気づいた。

80年代の着色料と化学調味料みたいなところ最近すきなんだー。VRの世界のガチャガチャ
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

5.0

暇さえあれば再生するのでほぼBGM状態。らっせーらーらっせーらー金田〜鉄雄〜甲斐〜山形〜この曲だいぶ意味わからんけどインパクトしかない。
ネオ東京の荒廃と80年代ぽい色彩の世界観最高。もう言い尽くされ
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.0

世界のキタノ初監督作品。私が観た中ではBROTHERと同じ、主人公のキャラクターが似てる。というか本質的にはおなじ。

死を恐れない虚無的なまなざし。BROTHERの兄貴のように、人道から外れた行為を
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

なにこれ、ワタシが18まで過ごした町が舞台なの超誇らしいんですけど!噂には聞いたけど、松坂桃李見に行きたかった、、♡

良い意味で仁義なき戦いっぽく仕上がってるところがたまらん。泥臭さとか血生臭さとか
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