貝崎さんの映画レビュー・感想・評価

貝崎

貝崎

映画(451)
ドラマ(114)

三十九夜(1935年製作の映画)

3.0

無実の罪で追われている主人公ハネイが警察から逃げる様子を淡々としているのに、スピード感を持って、終始ダレることなく畳みかけるように描いてくので、ずっとおもしろい。
サスペンスに迫る時ほど音を使わず静か
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泳ぐひと(1968年製作の映画)

3.0

マンハッタンの高級住宅街に住むギラついたおじさん(バート・ランカスター)がなぜか急に「ここから家まで人んちのプール泳いで帰るわ」とか言い出す。冒頭何言っちゃってんのか全然引き込まれないけど、だんだんこ>>続きを読む

グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.5

ロバート・パティンソンってあのヴァンパイアの王子?!!(見たことない)ってとこにまず驚き。過去作観ると結構長いこと王子やってきてのこの路線。ギャップが良い方に働いてる。

頭の回転が悪すぎて、もうダメ
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胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.0

色の使い方がうますぎる。ただただおしゃれ。季節感たっぷりの色味、ダサいけど背景と調和させた洋服、感情に合わせたカラー使い。

おしゃれな映像の中にいても登場人物のみっともなさは露骨。王子感のある容姿と
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サイケな世界 ~スターが語る幻覚体験~(2020年製作の映画)

3.0

ネトフリはドラッグ関連のオリジナル作品が多くて、アメリカでの需要はめちゃくちゃ高いんだろうなあと思う。

気軽に手に入らない日本で見てもただの拷問でしかないわけで、まったく見てこなかったけど、未知でし
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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

4.0

灼熱のブルックリンの温度感がジリジリ伝わってくる。暑くて、臭くて、苛立って、働きたくねーーー。音楽聴いて、ピザ食って、チルしてたい。日本には存在しない空気感が心底羨ましい。
基本的には陽気で平和でダラ
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レディバード・レディバード(1994年製作の映画)

3.5

相次ぐ児童虐待事件への措置として制定された新しい児童法によって、国が家庭に深く介入しすぎてしまい、その法律の隙間に落ちてしまうある家庭の実話に基づいた話。

マギー(クリッシー・ロック)の自分を抑えら
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第十七番(1932年製作の映画)

3.0

前作に続いてヒッチコック低迷期の作品らしい。何でもかんでも依頼受けすぎて作品の軸が明確じゃなかったと気づいたと。要するにここからどんどんヒッチコックがヒッチコックになってくのを見れるということだよね。>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.5

一言で、素晴らしかった。
ポジティブな気持ちがみなぎって、女性であることを誇らしく思えるような、すべての女性を肯定する作品だった。映画館だから我慢しちゃったけど、ひとりで見てたらボロ泣きだなこれは。
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

2.0

たった今友達におすすめされてノリで観た映画。レビューの号泣というワード、評価の高さに割と期待してみてたけど、、ごめんなさい、肌に合いませんでした。

軽率に泣かせようとしてくる作品には余裕で涙流してし
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.0

3作ずっと構造が一貫してて、三作三様のバリエーションがみれた感じ。急展開してくことも失速することもなく安定。ずっとおもしろかった。

事件の発端となっていたマーティ(マイケル・J・フォックス)が完結編
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.0

急にすーごい行ったり来たりしますやん。複雑ってわけじゃないけどややこくなりすぎてる。まあでもおもしろい。

1よりもミッションとガジェットが豊富で難しくなって、わくわく度が増した。同じシチュエーション
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.0

せっかく地上波でやってるのでこの機会に3作観てしまいます。なぜか1だけ何回もテレビでみてる作品ナンバーワン。

毎回思うけどいつも体感1時間くらいで終わっちゃう。難しい情報も無駄な描写もまったくなくて
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ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

5.0

3作観終わってやっぱり最後は心臓が少しエグられるような気持ちとやっぱこれなんだよなっていう欲しがってる自分。

作品の雰囲気も構造も何もかも一貫してて、16年経っても何も変化していないので時の流れはそ
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

5.0

マイケル(アル・パチーノ)とヴィトー(ロバート・デ・ニーロ)の人生を対比させながら進行していく。ヴィトーの生い立ちが描かれることがまず興味深いし、ヴィトーはのし上がり、マイケルがどんどん下降していく、>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

5.0

昔二回観たきりの久々のゴッドファーザー。子どもながらにこの世界観に魅了されてそれからギャングマフィアヤクザモノ大好きだけど、永遠のキングいやGODって感じ。
このジャンルにおいては女は100%脇役で、
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ウッドストック/愛と平和と音楽の三日間(1970年製作の映画)

4.0

高校生の時この作品をきっかけに沢山学んだ。この映画について言うことなんかなくて、タイトルどおりの事実がドキュメントされてるということだけ。政治的混乱からひとつのムーブメントが起こり、文化が発展する流れ>>続きを読む

ドライヴ(2011年製作の映画)

4.0

ゴズリングかっこいいな〜脱いでくれないかな〜とずっと期待してたけどついに彼がシャワーを浴びることはなかった、、。

無口なドライバー(ライアン・ゴズリング)の表情語りが素晴らしすぎる。100パーセント
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リッチ・アンド・ストレンジ(1931年製作の映画)

2.5

90分弱のあいだに世界を巡る旅をして、夫婦が壊れ、船が難破し、元通りになるまでが描かれていて、気持ちの揺れが大きすぎて、着いていけない。後半戦の淡々とした感じはとくに、前半の旦那の裏切りがまるでなかっ>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

アンセル・エルゴートのベビーフェイス具合がベイビーとして超適役で素晴らしかった。タッパもあるのに強そう感がまったくない。

カーチェイスの時の高揚感、音楽で自分を解放させるハウツー、破滅に向かっていく
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.5

クリスチャン・ベイルがアメリカン・サイコの時の狂気と被りかけてまじで苦手になりそうなくらい、メンタルの保ち方がこわい。狂気の天才。

経済の話と業界用語頻出でめまい起こしそうだったけど、親切な解説とユ
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.0

何回みてもずっとクソ、くたばれ、さっさと捕まれ人間やめれくらい思う全然好きになれない作品。でもなんで何回もみれちゃうのか中毒性の高い作品。あの心臓を叩くイカれたチャントも忘れることはない。

1ミリの
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.5

何気にはじめて観たかもしれないタイの映画。聞き慣れないタイ語が新鮮。

実話ベースだという壮大なカンニング事件。めちゃくちゃ緊迫感あった。カンニングの規模がどんどん大きくなっていく中で、その方法をどん
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ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

3.0

ただただパク・ソジュン目当てに観ました。顔面とボディが好きですありがとうございます。地上波リメイク平野とけんてぃー楽しみにしてます。

とんでもなく悪いヤツにとんでもなく正義感強いヤツがありそうで絶妙
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殺人!(1930年製作の映画)

2.5

ヒッチコックのミステリー映画。オチ以外がつまらなすぎて100分はしんどい。全然ドキドキしない。ご本人も仰るとおり、ミステリーは主題が謎解きだから、サスペンス性が産まれずつまらない。ということをそのまん>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.5

松岡茉優の可愛さやばすぎのやばすぎのエグすぎやろ、、基本的に主人公ヨシカ(松岡茉優)の痛々しい妄想劇場がつらつらつらつら繰り広げられるんだけど、いい!全っっっ然かわいい!この子ならゆるす!だってかわい>>続きを読む

検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.0

前半は犯人探し、後半は復讐劇、前後半で流れがガラッと変わる感じ。私はミステリー系苦手なので、これは結構アリだった。
キムタク節みたいに言われてる演技は確かに抑えられてるけど、結構いいタイミングで「節」
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友罪(2017年製作の映画)

3.5

瀬々さん、、ヘヴンズストーリーの監督ですね、偶然にもテーマがそのまますぎて、ああこれは答えが出ないやつだ、、って察して早めに暗くなった。

罪を犯した人間はその罪を一生背負って生きていかなければならな
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おとぎ話みたい(2014年製作の映画)

3.0

物語を重要視しない構成。ものすごく詩的な語りとダンスだけでほとんどの感情を表現していた。難しい言葉を使って早口で喋るから、ちょっとわかりにくいかなって気もする。主人公しほちゃん(趣里)の自尊心の高さを>>続きを読む

キングダム(2019年製作の映画)

2.0

金曜ロードショーで見ました。原作は読んでない。少年漫画原作の映画なんてほとんど見ないけど、評価高すぎてびびる。

お金掛けてる感じはすごいする。衣装や美術は壮大に見えて映画館で観る価値があるような気は
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ジュノーと孔雀(1929年製作の映画)

2.0

退屈な90分だった。部屋の中での会話だけで事が進んでいて単調で抑揚がない。コメディ?なタッチと悲劇的な演技の振り幅に違和感ありまくり。演者のテンションが好みじゃない。

戦争で腕を失い精神病みまくりの
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先に愛した人(2018年製作の映画)

3.5

ロイ・チウという台湾のイケメン俳優を発見できた。過去の作品はなんかイケメン枠感強くて見ようとはならん。すごいいい役だったのにな。

お母さんが問題児すぎたなあ。ゲイに理解もなく、子どもに自分の意思を押
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.0

アジア人が主役だと見たくなるね。同じ東洋系というだけで親近感が3割増しになる。

モノローグの入り方の海外ドラマ感からこれは苦手な部類かもと思ったけど、主題が意外と重く、その中にいわゆるNetflix
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女は女である(1961年製作の映画)

3.0

物語はあってないようなもんって感じで、正直追わなくてもいいかなと思った。とにかくアンナ・カリーナ超かわいい。

最初と最後の画面いっぱいのアルファベットの文字列がまじでイカす。わたし洋服とかでもロゴと
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山椒大夫(1954年製作の映画)

3.5

溝口作品見ておきたいという気持ちと、古典的な物語にまったくそそられない気持ちと半々でみた。てか厨子王の少年期の役の子、綺麗にも程があるわ、、と思ってたら津川雅彦さんだった。若くして完成しすぎてた。>>続きを読む

魂のジュリエッタ(1964年製作の映画)

3.0

フェリーニのカラー作品はここから始まっているらしい。カラーでみせることのおもしろさや美しさや色を使う意味が存分に表現されててめちゃくちゃ見応えある。

現実と夢の世界を行き来するという物語、夫の浮気に
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