貝崎さんの映画レビュー・感想・評価

貝崎

貝崎

2015年7月〜

スカーフェイス(1983年製作の映画)

5.0

好きです。わかってましたけど。完全に好きすぎるやつです。

トニー・モンタナ(アル・パチーノ)のやっったらギラついた欲望と泥まみれの人生の話。常にフル回転、止まらないジェットコースターにしがみついてる
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.5

トレインスポッティングを観たのは確か高校生の時だった。ワタシが生まれて間もない時代のエディンバラと世界の空気と未来と若さとなんかいっぱい詰まった映画だった。完全に突き抜けててやっぱずっとかっこいいマイ>>続きを読む

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.5

ベトナム戦争がアメリカ国民に与えた影響のことなんて考えたことなかった。ニューシネマの反体制的なところが好きだけど、それ以上も以下もなかった。さすが、ワタシです。

ベトナム帰還兵のトラヴィス(ロバート
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ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

3.0

タランティーノ原案のなんかそれっぽいのはわかるけど、監督による脚本の改変とかなんとかでなんかごちゃごちゃしてただの娯楽作品じゃなくなっちゃってる。メディア・社会風刺作品とか言ってるわりにこの作品に影響>>続きを読む

ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.5

ありそうで絶対にない世界に確実にいそうで意外といないキャラクターたち。デュードってカタカナで書くと全然イケてないな。

デュード(ジェフ・ブリッジス)の纏ってるやたらと弱そうで感情が起伏しない感じのな
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ラスト・べガス(2013年製作の映画)

3.0

知る人ぞ知る豪華スター4人の共演ですって言いたかったけど、サム役のケヴィン・クラインさん知りません、ごめんなさい。

すっかりおじいちゃんになった彼らがラスベガスでハメ外すだけのゆるゆるのコメディ。観
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

3.0

どんでん返し系映画リストに必ず載ってるこの作品、楽しみにしてたけど驚くほどのどんでん返しではなかった。何ならうっすら読めちゃってますやん。

タイムリープ系いいねいいねってちょっとテンション上がって、
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クラッシュ(2004年製作の映画)

3.5

人種への偏見を描いた映画。一見難しそうでそんなことなかった。なんでしょう、人種差別問題の根底にあるそれぞれの心の問題というか。

複雑に絡み合ってるそのひとつひとつはもう本当に本当にちっぽけな小さなこ
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

2.5

パリ黄金期に造詣の浅い私に言わせると、懐古主義の雰囲気映画ってかんじです。観れないほどつまらないわけじゃないけど、くだらない。過去の文化人達に何喋らせるのかと思えば、大したこと言ってない。ピカソやヘミ>>続きを読む

ピアニスト(2001年製作の映画)

2.5

観ることを躊躇してたハネケ作品。不穏な空気。この作品の話をするには語彙力も知識も不足が過ぎる。感じたことをあらわす言葉もわからないってかんじです。もう、読まないでください。

母親の過干渉によって、人
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トスカーナの贋作(2010年製作の映画)

4.0

この作品で初めて知ったジュリエット・ビノシュ、上手く言えないけどすごい女優さんだった。凄かった。この作品の中で「彼女」の女らしさ、妻らしさ、母親らしさ、人間らしさ、小さな仕草や言動からいちいち腑に落ち>>続きを読む

自転車泥棒(1948年製作の映画)

4.0

ネオリアリズモの代表作。戦後混乱期のイタリアは、焼け野原の絶望的な風景こそないけど、日本と重なる貧しさがあって混沌としてますね。職安や質屋に群がる人々がその象徴。自転車を盗まれるという小さな出来事さえ>>続きを読む

フレンチ・コネクション(1971年製作の映画)

3.5

振り返ってみたら張り込みと尾行しかしてなかった。犯人捕まえて手柄を立てる描写なんて1秒たりともない。ニューヨークの凍えるほど寒そうな乾いた街がそのままこの映画の空気感になってる。転んだら痛そうっていう>>続きを読む

理由なき反抗(1955年製作の映画)

4.0

50年代アメリカのシンボル。ジェームズ・ディーンという人をはじめてちゃんと見た気がするんですけど、この一作を観ただけで彼の魅力を感じる、オーラがハンパないです。ワルそうなスタイルなのに甘い顔でちょっと>>続きを読む

仁義なき戦い 完結篇(1974年製作の映画)

4.0

やっと完結篇。全編90分程度だったのが最高のシリーズものでした。

完結篇とはいえ実質前作で完結してる状態。エピローグみたいなノリです。
広能(菅原文太)も武田(小林旭)も逮捕でフェードアウトだし、名
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仁義なき戦い 頂上作戦(1974年製作の映画)

4.5

代理戦争のつづき。広能(菅原文太)がまた捕まってフェードアウト。主人公が不在すぎる映画だなまじで。

今作でやっと一般市民と警察が動き出して、組長クラスが続々逮捕される頂上作戦。広島やくざ崩壊に向かっ
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仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)

4.0

1、2に比べて人間関係ややこしくなった3、4。神戸やら岩国やら巻き込んででかくなっていく広島抗争。

広能(菅原文太)がキレてて最高。いつの間にか人の上に立って組を動かすまでになってるのに相変わらず野
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仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

5.0

2作目。1の抗争中に広島で起きていた別の抗争にフォーカスしている為広能(菅原文太)はほぼ登場しません。

山中(北大路欣也)がひたすら報われなくて辛い。戦争に行き遅れて悶々としていて純粋で前しか見れな
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仁義なき戦い(1973年製作の映画)

5.0

もうすでに2、3回観ました。渋みが凄かったので、何回も濾すつもりでみたんですけど渋みは増すばかりでした。

舞台は戦後の呉市。実録物っぽいリアリティなんだけど、流れはドラマチック。無能な親の保身にムダ
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あらくれ(1957年製作の映画)

3.5

高峰秀子が眉を生やしておそらくすっぴんで女っ気を消して貧乏臭さを出してる。そんなに彼女の作品知らないですが、意外な役柄を演じていました。

ちょっと昔の日本の作品を見ると、男と女の間にある差を当たり前
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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007年製作の映画)

2.0

山本直樹のRED5巻くらいまで読んでその後買ってなかったことを思い出した。連合赤軍というヤバそうな響きだけで手に取った漫画だったけど、なんか本当ついてけなくて笑うしかなかったんですアレ。

この映画も
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震える舌(1980年製作の映画)

2.5

発作起こして親が参るをひたすらひたすら繰り返す、破傷風にかかった子供の闘病映画。昭和の病院や家庭の錆れ感も不気味でこわいしまあちゃん(若命真裕子)の発作の起こし方も「あ〜くるくるくるくるくきたー、、!>>続きを読む

誰も知らない(2004年製作の映画)

3.5

画で語りかけすぎな映画。
キュッキュとなるサンダル、おもちゃのピアノの音、「私は幸せになっちゃいけないの?」、カップ麺の容器でつくった鉢植え、コンビニの廃棄、30円にかけたSOS、最後ひと粒のアポロチ
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共喰い(2013年製作の映画)

3.0

久々に観たこの邦画インディー独特の空気感、嫌いじゃない。

遺伝子なんて環境や育て方次第で超えられると昔から思ってきたけど、実はそうでもないことはこの頃知った。自分のどうしようもない欠点は父親似だなと
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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.5

小学生は良かった。あんな綺麗な思い出はないけど素直な気持ちを持ってた。10年やそこら生きたなりの小さい悩みも多分あったし毎日てきとうでも人生楽しかったしちょろかった。生きてるといろんなことあって、目の>>続きを読む

さらば箱舟(1982年製作の映画)

3.0

寺山作品だしがんばって理解しようという気持ちは捨てた。期待どおりのなんもわからんかった。

言い伝えとか伝説とか霊的なものや目に見えない恐怖が人間の汚さや異常さ、羞恥的なものと絡むとサイアクな臭いがす
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タンポポ(1985年製作の映画)

4.5

この映画なんだかとってもすんごいよかったです。

大筋はまずいラーメン屋再建の話なんですが、「食」というテーマだけで繋がったまったく無関係なシークエンスが折り込まれてます。これがまた素敵なの。人間は生
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.5

SNSから仕入れてた情報にいちばん邪魔された気がする。。知り尽くした小ネタと肥大しまくった期待値のおかげか感動薄まってた。とはいえオープニングや街灯の下のタップダンス、音楽に心掴まれた。

夢を追うこ
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天井桟敷の人々 第一部:犯罪大通り 第二部:白い男(1945年製作の映画)

4.0

名作と言われてるけど、肌に合わなそうだなとまったく期待してなかったです。

まずしょっぱなバチスト(ジャン=ルイ・バロー)のパントマイムにバチーーーンやられました。1章は舞台シーンがかなり多いのもあっ
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モン・パリ(1973年製作の映画)

3.0

久々のレビュー。映画を観ない生活から数週間で戻ってきました。
シェルブール、ロシュフォールに続いて最後は花の都パリが舞台です。邦題だしミュージカルでもないですが。

ジャック・ドゥミ3作目ともなればま
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ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

4.5

「シェルブールの雨傘」と続けてこちら。もうとにかくすべてがカワイイ。色彩感覚素晴らしすぎです。こっちの方が断然いいと思うのは歌とダンスの織り成す効果。やっぱミュージカルはこれです。

ダンスシーンでま
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.5

全編歌、ダンスなしのミュージカル映画。なるほどこれがフレンチオペラ。

美術、衣装、ヘアメイクが最高だった。暗色はいっさい使われていなくてパステルカラーの美しい背景に乗ったブライトカラーで着飾った人物
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.5

はあまたエライもん観てしまったなという感覚。心の中のデリケートな部分にグサグサ突き刺さるような作品でした。何言ってんだかわかんない表現も含めてこの映画の空気感をひしひしと感じた。

タイトルの「アメリ
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セッション(2014年製作の映画)

3.5

ララランド前に書こうと思ってたらずるずる長引いてもう忘れちゃったな。ララランド鑑賞はもうちょっとあとになりそう。。

まじでこういうのよくわかんねーわっていうのが正直な感想。昔バスケ部のグチを延々語っ
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.0

はじめてのウディ・アレン、なかなかよかったです。どんなテイストの人なのかもまったく知らなかったですが。

ジャスミン(ケイト・ブランシェット)はとことん救いようのないセレブ病で、トリッキーな行動を妹の
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ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

4.0

vol.1の方にあわせて感想書きました。
ラストのセリグマンの一言、必見です。

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