貝崎さんの映画レビュー・感想・評価

貝崎

貝崎

2015年7月〜

映画(241)
ドラマ(12)

海炭市叙景(2010年製作の映画)

3.5

函館三部作の中でいちばん、私とあわない人たちかもと思った。
彼らにはもっと色んな選択肢があるはずなのに、誰もそこから動かない、現状維持を望んだ。もっと若ければとか、守るべき家族がいるとか、理由はいろい
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オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.0

聡(蒼井優)という異端すぎる女子、求愛のダンスを除いては、なさそうであるなって思えてきて蒼井優凄い。
山下敦弘っぽさあんまないし平凡すぎて退屈だったけどこれが本当の日常。

この日本映画の閉塞感、、私
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怒り(2016年製作の映画)

3.5

それぞれの細かい心の動きに触れてとってもセンシティヴな気分です。信じることって本当に体力のいることで、一度自己防衛に入ると修復は難しい。あの時ちゃんと向き合えばよかったなってこといっぱいあるよね。全然>>続きを読む

恋の罪(2011年製作の映画)

3.0

初めからエロい目でしかみてなかったのに、なかなか面白い映画で適当に観てしまったことにちょっと後悔。でもやっぱアブノーマルすぎるポルノ映画。

いずみ(神楽坂恵)が鏡に向かって実演販売するシーン秀逸だっ
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.0

香川照之どころか全員イカレててウケた。古い民家の地下の立派な要塞と謎の注射の異世界感もウケた。黒沢映画で整合性とか言うのはナンセンスってのをいくつも見たけど、、ダイナミックすぎて笑うしかないけど普通に>>続きを読む

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.5

映画化前に原作読みたいと思いつつ公開されはやく行かなきゃと考えてる間に公開終了。いつものことです。

最高にゾワゾワした90分間だった。日常パートとして登場するキャラクターの全員が色々えらいこっちゃ。
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蜜のあわれ(2016年製作の映画)

2.0

ふみちゃんだけで持っているといっても過言でない作品。金魚を研究したという身体のしなやかさ素敵です。
ただ少女性が出過ぎててエロさほぼ感じないのが、おじさま(大杉漣)のロリコン感を増幅させてキモかった。
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ふがいない僕は空を見た(2012年製作の映画)

3.0

田畑智子の演じるイタい女はまじで世界一です。もう痛々しすぎて吐きそう。二次元やら同人誌やらほんっま無理やねん、設定だけでもう勘弁してほしいレベル。田畑さんさいこう。

3つのシークエンスがあり不倫やい
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何者(2016年製作の映画)

3.5

就活の波に乗れず早々リタイアした私とは違うな〜とか思いつつ俯瞰してみてたらこの中の分類されたタイプの1つに当てはまる奴がいてだいぶモヤっとした気持ちになってる。
もう今はさインスタグラムという、就活ど
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ピンクとグレー(2016年製作の映画)

2.5

「62分の衝撃をご覧下さい」「ブーーー」で始まった日本映画専門チャンネルの軽部さんのMCどう考えてもいらんです。推測しながら観てたわけではないし別に問題はないんですけど。

確かにピンクサイドのテレビ
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.5

記念すべき初めてのゾンビ映画。今まで見向きもしなかったジャンルだけになんと感想を言っていいのかワカラナイですが一言で言うならおもしろい。

最初こそ売れない漫画家の冴えない人生描写がだらだら続くんだけ
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トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年製作の映画)

2.0

前作でボロカス言っといて、結局映画館で1回体感したかったマイケル・ベイ。まあ結局のところ寝ましたね。もうトランスフォーマーへのワクワクは完全になくなってたので次は見るかどうか。。とか言って結局観そう。>>続きを読む

トランスフォーマー/ロストエイジ(2014年製作の映画)

1.0

トランスフォーマー4作目。久々に見ましたこの絵面のうるさいロボット達。
もはや何も言うことなくない?新しくなったところで、主人公がおっさん(マーク・ウォールバーグ)になっただけの、もうルーティーンよ。
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.0

マイケル・キートンでバードマンとか、まあ私が気づけるとこと言えばそれくらいなんですけど、皮肉めいたことがいっぱい。
皮肉が多すぎてとにかくわかりにくいコメディ要素と、そこに含まれた業界なのかNYという
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

5.0

好きです。わかってましたけど。完全に好きすぎるやつです。

トニー・モンタナ(アル・パチーノ)のやっったらギラついた欲望と泥まみれの人生の話。常にフル回転、止まらないジェットコースターにしがみついてる
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.5

トレインスポッティングを観たのは確か高校生の時だった。ワタシが生まれて間もない時代のエディンバラと世界の空気と未来と若さとなんかいっぱい詰まった映画だった。完全に突き抜けててやっぱずっとかっこいいマイ>>続きを読む

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.5

ベトナム戦争がアメリカ国民に与えた影響のことなんて考えたことなかった。ニューシネマの反体制的なところが好きだけど、それ以上も以下もなかった。さすが、ワタシです。

ベトナム帰還兵のトラヴィス(ロバート
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ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

3.0

タランティーノ原案のなんかそれっぽいのはわかるけど、監督による脚本の改変とかなんとかでなんかごちゃごちゃしてただの娯楽作品じゃなくなっちゃってる。メディア・社会風刺作品とか言ってるわりにこの作品に影響>>続きを読む

ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.5

ありそうで絶対にない世界に確実にいそうで意外といないキャラクターたち。デュードってカタカナで書くと全然イケてないな。

デュード(ジェフ・ブリッジス)の纏ってるやたらと弱そうで感情が起伏しない感じのな
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ラスト・べガス(2013年製作の映画)

3.0

知る人ぞ知る豪華スター4人の共演ですって言いたかったけど、サム役のケヴィン・クラインさん知りません、ごめんなさい。

すっかりおじいちゃんになった彼らがラスベガスでハメ外すだけのゆるゆるのコメディ。観
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

3.0

どんでん返し系映画リストに必ず載ってるこの作品、楽しみにしてたけど驚くほどのどんでん返しではなかった。何ならうっすら読めちゃってますやん。

タイムリープ系いいねいいねってちょっとテンション上がって、
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クラッシュ(2004年製作の映画)

3.5

人種への偏見を描いた映画。一見難しそうでそんなことなかった。なんでしょう、人種差別問題の根底にあるそれぞれの心の問題というか。

複雑に絡み合ってるそのひとつひとつはもう本当に本当にちっぽけな小さなこ
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

2.5

パリ黄金期に造詣の浅い私に言わせると、懐古主義の雰囲気映画ってかんじです。観れないほどつまらないわけじゃないけど、くだらない。過去の文化人達に何喋らせるのかと思えば、大したこと言ってない。ピカソやヘミ>>続きを読む

ピアニスト(2001年製作の映画)

2.5

観ることを躊躇してたハネケ作品。不穏な空気。この作品の話をするには語彙力も知識も不足が過ぎる。感じたことをあらわす言葉もわからないってかんじです。もう、読まないでください。

母親の過干渉によって、人
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トスカーナの贋作(2010年製作の映画)

4.0

この作品で初めて知ったジュリエット・ビノシュ、上手く言えないけどすごい女優さんだった。凄かった。この作品の中で「彼女」の女らしさ、妻らしさ、母親らしさ、人間らしさ、小さな仕草や言動からいちいち腑に落ち>>続きを読む

自転車泥棒(1948年製作の映画)

4.0

ネオリアリズモの代表作。戦後混乱期のイタリアは、焼け野原の絶望的な風景こそないけど、日本と重なる貧しさがあって混沌としてますね。職安や質屋に群がる人々がその象徴。自転車を盗まれるという小さな出来事さえ>>続きを読む

フレンチ・コネクション(1971年製作の映画)

3.5

振り返ってみたら張り込みと尾行しかしてなかった。犯人捕まえて手柄を立てる描写なんて1秒たりともない。ニューヨークの凍えるほど寒そうな乾いた街がそのままこの映画の空気感になってる。転んだら痛そうっていう>>続きを読む

理由なき反抗(1955年製作の映画)

4.0

50年代アメリカのシンボル。ジェームズ・ディーンという人をはじめてちゃんと見た気がするんですけど、この一作を観ただけで彼の魅力を感じる、オーラがハンパないです。ワルそうなスタイルなのに甘い顔でちょっと>>続きを読む

仁義なき戦い 完結篇(1974年製作の映画)

4.0

やっと完結篇。全編90分程度だったのが最高のシリーズものでした。

完結篇とはいえ実質前作で完結してる状態。エピローグみたいなノリです。
広能(菅原文太)も武田(小林旭)も逮捕でフェードアウトだし、名
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仁義なき戦い 頂上作戦(1974年製作の映画)

4.5

代理戦争のつづき。広能(菅原文太)がまた捕まってフェードアウト。主人公が不在すぎる映画だなまじで。

今作でやっと一般市民と警察が動き出して、組長クラスが続々逮捕される頂上作戦。広島やくざ崩壊に向かっ
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仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)

4.0

1、2に比べて人間関係ややこしくなった3、4。神戸やら岩国やら巻き込んででかくなっていく広島抗争。

広能(菅原文太)がキレてて最高。いつの間にか人の上に立って組を動かすまでになってるのに相変わらず野
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仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

5.0

2作目。1の抗争中に広島で起きていた別の抗争にフォーカスしている為広能(菅原文太)はほぼ登場しません。

山中(北大路欣也)がひたすら報われなくて辛い。戦争に行き遅れて悶々としていて純粋で前しか見れな
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仁義なき戦い(1973年製作の映画)

5.0

もうすでに2、3回観ました。渋みが凄かったので、何回も濾すつもりでみたんですけど渋みは増すばかりでした。

舞台は戦後の呉市。実録物っぽいリアリティなんだけど、流れはドラマチック。無能な親の保身にムダ
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あらくれ(1957年製作の映画)

3.5

高峰秀子が眉を生やしておそらくすっぴんで女っ気を消して貧乏臭さを出してる。そんなに彼女の作品知らないですが、意外な役柄を演じていました。

ちょっと昔の日本の作品を見ると、男と女の間にある差を当たり前
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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007年製作の映画)

2.0

山本直樹のRED5巻くらいまで読んでその後買ってなかったことを思い出した。連合赤軍というヤバそうな響きだけで手に取った漫画だったけど、なんか本当ついてけなくて笑うしかなかったんですアレ。

この映画も
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震える舌(1980年製作の映画)

2.5

発作起こして親が参るをひたすらひたすら繰り返す、破傷風にかかった子供の闘病映画。昭和の病院や家庭の錆れ感も不気味でこわいしまあちゃん(若命真裕子)の発作の起こし方も「あ〜くるくるくるくるくきたー、、!>>続きを読む

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