ストーリーは現代版市民ケーンみたいな感じで王道でベタだけど、ところどころにユーモアが散りばめられてて飽きずに見られる。クリスマスのアメリカを垣間見ることができて楽しい。冬のニューヨーク行ってみたくなっ>>続きを読む
途中まで主人公の感情を全く理解できてなくて、最後にああそういう感じだったのかって納得した。でも友達に殴られてたところとかは主人公の気持ちなんとなくわからないでもないかも。同窓会まで実は全然時間経ってな>>続きを読む
話が進むにつれ観客が主人公の無茶苦茶な行動を段々と理解できるようになっていく構成が面白かった。主人公の彼氏二人にも発達上の問題があるような感じがして二人のバックグラウンドがどうなのかも気になった。英語>>続きを読む
空港で自分を見送ってくれる親が自分を見送っている時、そして自分が見えなくなった後にどんな気持ちだったのかを考えさせられる。親になるのってやっぱり大変そう。
イドンジンが絶賛してたから久しぶりに見た。小さい頃見た時は泣いた記憶があったけど今見たらそこまでだった。寮の部屋の中で見たからかもしれない。また時間が経ってから見たい。
フェルメールみたいな青と黄色を基調にした映像がずっと綺麗だった。映画がいきなり終わってびっくりした。ラストの意味をまだ全然消化できてない。パンフレットあとで読まないと。
朝鮮戦争時に繰り広げられた高地戦の悲惨さと虚無さを劇的に描いた作品。高地一つを奪うためにどれだけの命が失われたのか。その被害は国家やイデオロギーのためなら仕方のないものだったのか。ソウルの戦争記念館の>>続きを読む
猿の惑星シリーズはなぜか毎回見に行ってしまう。内容はエンタメ要素が多めで前三部作に比べるとやや微妙だったけど次回作への期待が膨らむような終わり方が良かった。技術で優れた膨張主義的部族VS他の生物と共生>>続きを読む
公開から時間が経ってから見に行ったけどお客さんが沢山いてびっくりした。見ている時は気づかなかったけど主人公達の名前が独立運動家と同じという設定がなかなか細かい。怖い場面はそこまで無かったけど、굿のシー>>続きを読む
産業化の影響により故郷を離れる決断を迫られる主人公達。満洲生まれで自分に故郷はないと考えてきた山田洋次が人々が故郷を離れる当時の時代の流れを苦々しく見ていたのが伝わってくる。自分にも故郷がないから山田>>続きを読む
戦前に九州等の地域から満洲を始めとするいわゆる外地に売春婦として出稼ぎに出た人々を描く。少女を連れて行く過程は就業詐欺だし、満洲での扱いは奴隷状態に近い。帰国後も親戚や村の人から深刻な差別を受ける。日>>続きを読む
当時の日本各地の雰囲気が映像を通じて伝わってくる。キリスト教の長崎、万博の大阪、開拓先の北海道。民子が万博で出会した地元の成金に対して貧乏人は万博に来ちゃいけないのかと怒る姿が印象的だった。旅を通じて>>続きを読む
登場人物はみんな経済的に余裕があるわけではない。もはや戦後ではないといわれつつも戦争のトラウマは中々消えない。経済成長の中で貧富の格差も広がる。それでも高度経済成長という上向きの時代だからみんなどこか>>続きを読む
高倉健が出演する映画を多分初めて見た。映画全体を通して「古き良き」日本が描かれていたという印象を受けた。今の感覚からすると見ていて不快な部分も多い。刑務所を出た高倉健は自身の罪について反省の言葉をほぼ>>続きを読む
授業で見た。アメリカの水爆実験で住処を失い現れたゴジラが東京で暴れる。ゴジラが暴れるシーンの特撮は当時にしてはかなり迫力あって見応えがあった。アメリカや原発、戦争を連想させる内容は当時相当センシティブ>>続きを読む
授業で見た。戦地から帰還する夫を待つ女性達の姿を描いた映画。小津安二郎の映画の中ではメッセージがわかりやすく展開も多少劇的で新鮮だった。当時の日本の町の様子を映像で確認できる。妻が夫に階段から突き落と>>続きを読む
前評判は最悪だけど話題の映画だからとりあえず観に行った。正直なところ自分の現代史の理解が不十分なせいか「そしたらそうなのかも」と思ってしまう部分もあった。ただ少なくとも四・三事件とか朝鮮戦争中の民間人>>続きを読む
黒澤明が戦後直後に撮った映画。授業中に見た。野毛と糸川の二項対立を軸に話が展開する。野毛みたいに生きろっていうメッセージを込めた作品のはずだけど個人的には糸川みたいな人間的な人間の方に共感しながら観て>>続きを読む
丙子胡乱の際に仁祖が南漢山城で籠城した歴史を素材とした映画。清への徹底抗戦か降伏かをめぐる家臣同士の対立を軸に話が進む。満洲族を野蛮族扱いする割には朝鮮王朝も中々ひどかったみたいな描き方。誰の為の戦争>>続きを読む
昔泊まりで夜更かしして観た記憶があるけどあまり覚えていなくてもう一回観た。音楽が静かで温かい感じで良かった。リモコンのシーンとか写真をもう一回撮りに来るおばあちゃんのシーンとか立ちションのシーンとか印>>続きを読む
1時間でさくっと観られる映画の割にはすごい満足感があった。四月の大学の雰囲気とそこに適応しようとひたむきな主人公の性格が画面越しにひしひしと伝わってくる。普通の大学生活ってこんな感じなんだと思うと何か>>続きを読む
タイミングを逃したと思っていたけど、韓国映像資料院の特集上映で観ることができた。無料で観られるのすごい。上映後の対談も面白かった。映画に出てくる過酷な労働環境がリアルでえげつないかつ主人公の周囲の大人>>続きを読む
邦題の殴打誘発者達は韓国語の原題を直訳したもの。何かインパクトがすごい。映画を観ると原題を付けた理由に納得が行くし、原題を直訳して邦題にした理由にも納得が行った。世の中の至る所で暴力がはびこる理由の一>>続きを読む
映画館で観られると知って半ば衝動的に観に行った。アニメの内容をかなり忘れていて最初付いていくのが大変だった。やっぱり終盤の映像表現と音楽が圧巻だった。映画館が映るシーンは映画館で観ると妙に引き込まれる>>続きを読む
セウォル号事件を背景に思春期の少女の心情を描いた作品。聖水大橋崩壊事故をベースに同年代の少女の心情を描いた『はちどり』と重なる。『はちどり』が子供と大人の関係の方にある程度重心があったとすればこの作品>>続きを読む
光州事件を扱う映画としてはタクシー運転手が有名だけどタクシー運転手よりも事件全体を包括的に描いていて勉強になった。主人公の俳優見たことあると思ったら殺人の追憶の刑事だった。殺人の追憶で共演した二人が共>>続きを読む
本当は『道の上の金大中길위에 김대중』という映画を見た。行動する良心金大中が大統領になるまでの過程を描いたドキュメンタリー作品。日韓国交正常化交渉に対する徹底的に合理的な姿勢が印象的だった。自らに死刑>>続きを読む
ホン・サンス作品を初めてみた。登場人物が少しずつ異なる三つの章から成る構成が面白い。どのシーンにどういう意味があるのか、作品全体として何を伝えたいのかはあまり伝わって来ないけど、そもそも伝えようとして>>続きを読む
李舜臣三部作の最終作で露梁海戦を描く。三作を通じて見ると本作は鳴梁よりは面白いけど、前作閑山にはやや劣るように思う。李舜臣含め前作のキャストはほぼ出て来ないけど、前作で降倭として登場した俳優が今作にも>>続きを読む
個人的には前作よりもはるかに面白く感じた。パクヘイルの李舜臣役が想像以上に良かった点、海戦の流れが前作よりも分かりやすかった点とかが要因に思える。李舜臣が壬辰倭乱を国同士の戦いではなく義と不義の戦いで>>続きを読む
12・12クーデタを描いた映画。ファンジョンミン含む俳優の演技が迫力があって凄かった。全斗煥を肯定できる要素が全くないとしても一人の人間をここまで徹底的に悪人として描くことには少し違和感を覚えた。だけ>>続きを読む
トイレ清掃員の日常を描いた映画。見ていて居心地の悪くなる内容も多少あるかと身構えたけど、そんなことは全くなかった。むしろ見ていて心地良い内容ばかりで、それが逆に少し嫌になった。特にトイレ清掃員という職>>続きを読む
朝鮮出兵の際に活躍した朝鮮の武将、李舜臣を主人公に当時の海戦を描いた三部作の第1作。今上映中で、三部作の最終作になる露梁を見るための予習として見た。この時代に対する理解不足のせいか、個人的には内容はそ>>続きを読む
シュリ、ブラザーフッドの監督の最新作で歴史を扱っている映画ということで見に行った。感動・メッセージ・ユーモアがコンパクトに詰まった映画だった。インド映画のRRR同様に色んな意味で日本では作りえない映画>>続きを読む
元々ストーリーがやや複雑な上に言語の問題が重なって正直よくわからない部分が多かった。それでも他のノーラン映画同様に映像的に迫力のある部分が多い映画だったので映画館で見て良かった。原爆の被害を直接的に表>>続きを読む
ペパーミントキャンディーを除くと、政治的なテーマと直接関係がなさそうな映画を撮ってきたイチャンドンが民主化とか経済発展とかとかそういう政治的なテーマをかなり意識してたのが意外だった。また作品を一から見>>続きを読む