薬味さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.9

とてつもない余韻
なんかみんなしんどいよな、まじわかる〜みたいな気持ちで観ていたんだけど逸子の考え方と美紀の台詞にグサっとやられた感じ

「どこで生まれたって最高って日もあれば泣きたくなる日もあるよ
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ドギョム:アーサー王への軌跡 ~韓国ミュージカル『エクスカリバー』~(2022年製作の映画)

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こういうわりと絶望的なストーリーの展開ってお芝居とかミュージカルではよくあるのかな
とても良かったです
私には彼がアーサーにもドギョムにもソクミンにも見えたよ、、、
普段と歌い方とか声の出し方、呼吸が
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殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

3.7

泣きすぎてどうにかなってしまった
原作は冒頭を少し読んだくらいだったからてっきりシュールなコメディかと勘違いしておりまして

親に「死ぬって簡単に言っちゃいけない」と中学生のとき叱られてから言わないよ
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.5

ベンの周りをよく見ているところ
人と向き合うことに惜しみないところ
自分のルーティンを大事にしているところ
素敵な大人だなと思った
こんな大人になりたい
まずはハンカチをきちんとアイロンをかけて毎日持
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

4.1

良かった〜〜〜
初っ端から涙が出てしまったね
大事な手紙をお気に入りの缶にしまっておいてるとことかカビ臭いマーチンとか2人分の牛丼とか良いよな〜
あと音楽も良すぎる

マリコからの最後の手紙の内容を明
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.9

村上ワールドにどっぷり。人間の話。
サンルーフを開けて煙草を吸うシーン好きだった。
自分に向き合うって心が千切れるくらい苦しいことだから目を逸らしたくなっちゃう家福の気持ちがしぬほどわかるよ〜。

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.8

生きるとか死ぬとか人生とか分かっているつもりで分かってない
分かろうとしてない、が正しいかな
当たり前のことほどいちいち立ち止まって考えて行動しなきゃまじでさっさと死んじゃうかもな
T字路を突っ切った
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さかなのこ(2022年製作の映画)

3.7

沖田作品でしか得られない心の栄養あるよね〜

みんながこんな風に誰かの「好き」を尊重してあげられたら
自分や世の中のモノサシで切り捨てたりしなければ
みー坊みたいに好きな気持ちを大切にできる大人が増え
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

泣き過ぎてよく分からなくなったけど、家族に会いたくて堪らなくなった
デカい声で歌いたくなった

私はろう者も手話も身近なものだったし、自分は聴者だけど色んな伝え方があるって良いなと思う
もう令和になっ
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.2

うおおおおおおお私はこの作品好きです!!!
みんな素直で良いじゃない!悠二の彼女以外!

お調子者の佐々木の本当の姿を分かっていたのは3人だけで
ごめんねもありがとうもいっぱいあって
つーか早えよ!っ
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.0

ジャケで夏にサイコーなやつと見た!と鑑賞してしまったので個人的にはイマイチでした
私、あらすじは読もうね
プールを上から撮る構図は好きだよ

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.2

ずっと観たかった念願のレディバード🕊
ブルックリン思い出すね

もう遠い過去だからか「あーそんなこともあったわ」くらいの感じで微笑ましくみていたんだけど、バンドマンのティモシーシャラメ登場で無事やられ
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TOKYO!(2008年製作の映画)

3.5

3作目のために我慢してなんとか最後まで観た
東京ってこんな感じに見えてるのねー

1作目は売れない映画監督の加瀬亮が良い、というか加瀬亮はいつも良い
リアルな感じだったのになぜ最後ファンタジー?SF?
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はちどり(2018年製作の映画)

3.6

じわ〜、と心に何かが広がる波紋のような作品だった

学生のときは学校と家庭が世界の全てだからうまくいかないと全ておしまいな気がしてしまう
私もそうだったな〜と昔をぼんやり思い出して
家族だろうが友達だ
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ホリデイ(2006年製作の映画)

3.9

自分とそっくりの名前の人からおススメされて鑑賞。
アーサーの祝賀会から涙が止まらない〜〜〜とっても素敵な作品でした
クリスマスに観ればもっと良かったかな?
私もパジャマの上を探して、下を探している人に
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SEVENTEEN POWER OF LOVE:THE MOVIE(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ぴちぴちのCARATに混ざって観てきた💎
セブチの真っ直ぐさが刺さって最初から最後までうるうるしてしまった(最早泣いてたのでマスクで本当に良かった)
¥2,200でこんな幸せな気持ちになって良いんです
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

5.0

なんと言い表せばいいのか分からない....
ただただ、居心地の良さがあった
こうやって人間成長してくんだよなぁ
私はこれからもこのままマジメ野郎として生きていくのかな、とぼんやり考えたり
辛いとき傍に
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

グレタが流されることなんて幾らでもできそうなのにぐっと堪えて表情で全て伝える場面がいくつかあって堪らなかった
カッコいいなぁ、こういう強い人になりたい

プレイリストで性格がわかるのも好きを分かち合う
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.6

心底惚れるって全てにおいてその人だけが例外になっちゃうってことなんですね

この作品が伝えたいのはごく普通なありふれた恋愛、人が人を好きになる、そんな根本的なことなんかな〜と個人的に思いました

北京
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ムーンライト・シャドウ(2021年製作の映画)

3.2

終始夢見心地で目が覚めないまま終わってしまった、というかんじ
メインの二人とても美しくて、それも夢見心地
悪い気はしないけど原作は必読かも

ラブ・ハード(2021年製作の映画)

3.6

うまくできすぎている気はするけど嫌いじゃなかったです
匂いって瞬殺でタイムリープできる最強のツールだよね〜

息を吸うように小さな嘘をついてしまう私だけど偽れば偽るほど苦しいのもよく知ってるから出来る
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

5.0

ワクワクが止まらない
嬉しい脳みその忙しさ
大好きです

2/23
2回目でやっと脳みそウェスアンダーソンに追いつく
より面白かった

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.2

君の名前で僕を呼んで
僕の名前で君を呼ぶから

大好きな君を私の名前で呼んだらいつまで経っても好きになれない私のことも軽率に好きになれる気がした
自分だけの秘密の場所で一緒に泳いだこと、さよならしたと
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キング(2019年製作の映画)

3.5

長髪パーマのだらしないシャラメ、王族のシャラメ、泥だらけのシャラメ
いや〜〜〜素晴らしい破壊力のヴィジュでした....


権力を得れば何もかも思い通りになると思いきやどうしようもなく一人で誰一人信用
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.0

心が千切れそうなくらい苦しかった

お互いの好きなところを書いた手紙
ランチのメニューを決めてあげる
靴紐を結ぶ

泣かずに最後まで観れない
家族って難しくてだいじで思いやりが全て

青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

5.0

心当たりがありすぎる

絵もバンドも音楽もデザインも映画も料理も、チケットが取れなくて音漏れを聴くcoastの外の景色も、好きが多すぎてうまくいかない私も、何故か無駄に自信があった私も
過去の自分と未
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.6

苛々しつつもシャラメの登場でチャラになったチョロい人間代表 is 私.....

労働者はお国のために毎日にしぬほど働いていてもこれだよ〜本当やってらんね〜よ〜明日から税金納めなくてもいい?

ディカ
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

劇場版3作目ともなるとドラマも観ていたおかげ(?)か全く騙されなくなってきてしまった....勿体ない〜しかし面白い〜

赤星さんが私も大好き!
松重さんお茶目すぎて推す....
瀬戸くんナイス!次回も
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ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

5.0

自然と体が揺れてしまう堪らなく好きな音楽
世界中から愛された彼らのライブを今この時代だからこそカラーで観れることに感謝しています

ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

3.6

ありがとうございます!!!!!
でもうっせぇよ!!!!!
私が一番考えてます!!!!!
の台詞、全私がスタンディングオベーションした
30代になるのが少しずつ楽しみになっている今日この頃

女性の生き
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魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

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毎日が日曜日で、歯医者さんはずっとお休みで、
宿題をマシュマロに変えちゃう
そんなの最高〜!魔法使いになりて〜!って単純に憧れていただけだったと思ってたけど
気づいたら友達ができてたり仲直りの仕方を教
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.6

森見登美彦が好きなんですけどそれは曖昧で不可解な部分をひっくるめてワクワクするからなんだな〜と改めて思った
全部に答えなんか無くていいよ、ペンギンが可愛いからそれで良いじゃん〜みたいな
アオヤマくんが
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音楽(2019年製作の映画)

4.0

間の取り方が絶妙に面白い
バンドの形に拘らない感じも好き
振り切っちゃった森田が好き

エンドロールを観て20代前半高円寺や下北のライブハウスに通っていたことやゆらゆら帝国が好きなあの子を思い出した
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(2020年製作の映画)

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いかにもお涙頂戴作品の雰囲気があって観ていなかったけど、昨日の発表が堪らなく嬉しかったので。
泣きながらかつ丼食べるシーンとエンディングが良かった。想像通りの展開だったので特に感想はない!でも2人がぎ
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.6

佐藤とかおりがいる渋谷の温度が湿度がじとっと伝わってくる気がした
別に大したこと言ってないんだけど沙莉ちゃんが発する言葉だとなんだか妙に残るよね
20代から40代まで演じきれちゃう森山未來流石ですわ.
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