ぽよさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ぽよ

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地獄愛(2014年製作の映画)

4.0

男と女の詰まる所、を見た気がした。

女が叫ぶ、男は狼狽える、女は騙され、男は騙すが、女はそれさえ知っている。甘んじて受け入れる。乗り合わせた船は転覆しつつも、海底で歪なバランスを保ちながら終焉を迎え
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バイバイマン(2016年製作の映画)

3.2

あんなにはっきりと彼を具現化させてはいけない。ただのヴォルデモートやんけ。クッソしょぼいCGの猟犬も然り。存在感としては、フードの奥に光る目ん玉ふたつ、くらいの曖昧さがちょうど良かったと思う。可視化す>>続きを読む

ダーティ・グランパ(2016年製作の映画)

4.0

5秒に一回デニーロが下ネタを言う映画。
腹抱えて笑いすぎてソファーから2回ほど転げ落ちた。ここまでやらせるかよ!『マイインターン』のドラえもんのようなジェントルおじいちゃんと同一人物が演じていると思う
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パーソナル・ショッパー(2016年製作の映画)

3.0

オシャレ感押し出した宣伝の仕方本当にヤメテー!うそつきー!ネオンデーモンみたいなの期待してたら超肩透かし。ラストも曖昧でよくわかんないしとってつけたような霊の演出はなんだ。浮いてた。(霊だけに)

美しい星(2017年製作の映画)

3.4

ある程度こさえた解釈を反芻させて噛み砕く時間を確保できないまま展開が進む。きっと決して難解なわけでも飽きがくる内容でもないのだが、ただ呆気に取られていたら終わった。
ただ、今日は家に帰ったら全身鏡の前
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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

4.1

やっと観れた、ジョンカーニーの初期作品。なんやこれ。曲が...良すぎるやないか...

世界観もストーリーもキャラクターもめちゃくちゃ地味なのに、じわじわと沁みてきていつのまにかぎゅっと心を掴まれてい
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.9

こんなん泣くわぁーあほ

めでたしめでたしの最中、追い続けた兄の背中が、小さな影を落とす。信じ合う家族は美しい。どんなときも。どんな形でも。

ルーニーマーラの深津絵里感が凄い。

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.6

「心の中でくすぶっている本当の自分を見つめるための航海」をするんだろうという大方のあらすじは、モアナがHow Far I'll Goを歌う予告編だけを切り取っても誰もが十分理解ができる。意志の強さを押>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.9

飛び交う絶賛の嵐の中、なんとも言えない混沌が自分の中で静かに息をしているのを感じている。

要素を項目で並べてみれば、今期これ以上に自分の好みをピンポイントで突いてくる作品はないはずなので、そこそこ話
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ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

4.0

ティムバートンは本当に同じ人間なのかしら。さながら夢を映写してみせた少年のように、自分の頭の中のこんな素敵な世界を実際にスクリーンに映し出して、人々に夢見させることができるなんて、それはもう立派な異能>>続きを読む

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

-

今の自分はこの作品をきちんと評価することはできないと思ってしまった。自分が普段信仰や宗教といったものから遠い位置にいる存在で、あまりにもそれらに所縁がないからと言ってしまえばそれまでなのだけど(そうい>>続きを読む

キセキ あの日のソビト(2017年製作の映画)

3.3

風呂上りの濡髪で缶ビールをごきゅっと飲む桃李を見て鼻の穴が膨れました

キセキって初めてちゃんと聴いたけど、いい曲ね

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.7

衝撃の美グロムービー。不完全で未加工で未発達で未発掘な純度100%の価値が生む大惨劇。散々論じられてきた美というテーマについて改めて考えさせられてしまう。どこを切り取っても絵になる。極東のイエローモン>>続きを読む

ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.4

アル中の主人公の視線とリンクさせたのか、酩酊状態の意識下のようなシーンの展開の仕方で、視界の悪い水中をゆらゆらと泳いでいるような、常に居心地が不安定な映画でした。
ラストの結託は女の熾烈なパワーを感じ
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.7

最高。如何様にも考察できる。シンプルなようでとても考え抜かれた筋書き。誰にも真実はわからない。
ああ、プラハ行きたい。

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.5

圧倒的強さを誇る戦闘力530000のじじいの話。
鼻をすする音や化繊の衣類が擦れる音、隣の人がポップコーンをまさぐって飲み込む音すらしっかり耳に入ってくるレベルの音の無い世界。「静寂」の中でこそ生まれ
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悪の教典(2012年製作の映画)

2.7

ハスミンはスーサイドスクワッドに入ってほしい

あとホモが尊かった

ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

3.9

映画館であんなに下品な声で笑い続けたのは初めてだ。

隣の老夫婦が開始15分で席を立ち、二度と帰ってきませんでした。
どんな作品を期待してたんだろう....笑

私はレズビアンのタコスが好き♡

ザ・ギフト(2015年製作の映画)

3.2

目に見えた恐怖心を煽ってくるのではなく、あくまでぬるっと肌を撫ぜる不快感を纏ったような作品。うううううんちょっとオチが弱いなと感じてしまった。もっと胸糞悪くさせてよ!!!!!胸糞悪さに飢えてるよ!!!>>続きを読む