ぽよさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ぽよ

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ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.7

オーシャンズ8とバーレスクとウルフオブウォールストリートを足して3で割ったような映画。テンションが上がらないわけがない。
やってることは紛れもなく犯罪なんだけど全編にわたって割とポップでキャッチーな演
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ザ・コール(2020年製作の映画)

4.0

韓国のスリラーは残虐度高くて何回も「もうやめて!主人公のライフはゼロよ!」となる。精神が擦り減って擦り減って仕方がない...これまたカロリー高めの良作でした。

個人的には救いのない胸糞エンドは苦手な
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約束のネバーランド(2020年製作の映画)

3.0

屠殺場の家畜たちを描いたとも言われる約ネバ。生身の人間が演じている画で観ると、改めてリアルな皮肉を感じた。

メイン3人の安いコスプレ感がどうしても否めない。コミケのレイヤーエリアじゃないんだから、原
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

5.0

今まで生きてきて観た映画の中で一番のゴリ泣きをかましてしまった....ハンカチもティッシュもなかったのでマスクがぐちゃぐちゃになってしまた。もう感想とか書く気力を失うくらい余韻がすごくてそのあと食べた>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

まずティモシーシャラメのファッションが、とってもツボ...洋服が綺麗に映えるビジュアルだなぁ。

4姉妹それぞれの葛藤、思い悩みながらもまっすぐ人生を突き進む様子がとても真摯で、心が凛とする作品でした
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.3

アダム拝みたくて鑑賞。実は動いてるクロエセヴェニーを初めて見た。キャスト豪華だな〜と思ってたら終わった...

ジムジャームッシュ作品は数点しか触れてないのだけど空気感がとても好きで、しかしながらその
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.0

日本に住んでいると実感としてレイシズムに触れる機会がほぼないに等しいけど、昨今の時事的なムーブもあり観てみたがこれはちょっと...言葉が出ない。うなされてしまいそうな絶望感。もし私がアメリカで生まれ育>>続きを読む

イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(2010年製作の映画)

3.6

バンクシー展に足を運ぶことになったので鑑賞。よく知らんおっさんのドキュメンタリーということを冒頭で知り「何を見させられるんだろう」と懐疑的だったが、話が進むにつれて滑稽さがかなり笑えた。商業的成功を収>>続きを読む

舟を編む(2013年製作の映画)

3.9

タイトルだけ聴いたときに物語の内容を当てるのが難しいで賞。時代を超えて言葉を紡ぎ、大海を渡って行く船員たちの物語です。マジメくんと呼ばれる主人公、ちゃらついた同僚の西岡、厳かな国語学者の先生、そしてど>>続きを読む

ザ・スリル(2013年製作の映画)

2.6

金持ちの道楽・マネーゲームに付き合わされて疲弊していく貧乏人の映画。料理しながら見てたからちょいウゲェなったけど、ただグロいもの痛いものはもう飽和状態だからセンセーションの基準麻痺っててなんなら少し物>>続きを読む

感染列島(2008年製作の映画)

3.4

当たり前だけど、作品と対峙する時期によって、自分が置かれた環境によって、評価というものは大きく変わる。「リアリティを感じられるのかどうか」という尺度は映像作品への評価基準として正しいものなのかどうかは>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

3.7

興味をそそる題材だったのでいつか観よう観ようと思い続けて、最近やっと配信が開始...

パッケージから察してスリラーかと思いきや、青春ものだったり、バイオレンスだったり、コメディだったり、いろんな要素
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ディス/コネクト(2012年製作の映画)

3.8

アマプラを探索していたら『アンダー・ザ・ドーム』のコリンフォードだ~~~!と思いつい鑑賞、割と当たりだった。社会派映画の群像劇って意外と観たことなかったから新鮮に感じつつも、ひとつの作品としてまとまり>>続きを読む

母なる証明(2009年製作の映画)

3.9

話題のポンジュノ監督作品。
タイトルがまさにすべてを物語っている。「母である」ということを極限まで全うしようと地を這い息子を守り抜く姿を見て、自分が腹を痛めて産み落とした生命と対峙したときにあふれ出る
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

「パラサイト」に続いて不穏な家族のミステリー。一家の抱える背景が家主の死を通してコミカルに紐解かれていくのだけど、アガサクリスティー感のある設定や描写でめちゃくちゃワクワクする。ただの殺人事件の種明か>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.6

とても構造的な映像作品。前情報無しにただのサイコ映画だと思って観たけど、国内の貧富格差が広がる韓国の深淵を覗いた気がした。食い入るように見入ってしまったけど、会話自体はライトな表現だったりする部分もあ>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

4.2

個人的にはゲットアウトより好き!!割と序盤で一番核となるギミックに気づいてしまったけど答え合わせのような感じで観られて楽しかった。というか見所はそこじゃないのでまったく問題なし。ぐぐるととっても丁寧に>>続きを読む

ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.7

動物がリアルすぎて、最後の焼け野原の戦いは目を細めて味方か敵の見分けをつけていた。字幕も吹き替えも子シンバが歌うますぎるー!

アラジン(2019年製作の映画)

3.9

主人公絶対死なないマンだろこれって思わせるような設定のガバさだったりご都合主義だったりが、逆に全盛期のディズニーって感じでほっこりする。「エッ蛇簡単に割れるやん」とか「突然の雪山!絨毯時速なんぼなん」>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.0

ほんまに見てるこっちも十和子のその怪訝な表情になってしまうくらいに阿部サダヲ演じる陣治が汚くて粗雑で鬱陶しい。そしてその分最後に強烈に大きな愛を食らう。こんな愛あるか?そしてこんなクソな竹野内豊見たの>>続きを読む

イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.3

「お〜。ほんで?」て感じで、面白くないわけじゃないけどなんかとてつもなく時間を無駄にした気分...
松田翔太の柄シャツ姿は80年代のそれではなく完全に2010年代のそれだった

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.3

一人で観に行ったんですけど、両隣の見知らぬ男性と女性、それぞれがため息をつくタイミングが違って「男女〜〜〜〜!!」となった。
恋愛って総じてクソだから、スタンダードが善でイレギュラーが悪なわけじゃない
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.7

私がこの世の音楽アーティストの中で一番尊敬している人がレディガガです。彼女のことは、歌う聖母だと思っている。エンターテイナーに徹するあまりにポップスターとしての認知度が高くなってしまった部分がある(日>>続きを読む

ステータス・アップデート(2018年製作の映画)

3.3

「ヘアスプレーの監督がgleeみたいな映画を撮ったらしい」青春歌モノ作品に目がない私の期待値をブチ上げるのに十分な前評判と共に挑んだわけなんだけど、なんだろうこれ…狐につままれたというか、まやかしの世>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.9

フレディ役の人がフレディっていうよりマイケルジャクソンに見えて開始してから数分誰が主人公なのかなって思ってた。笑

肝心の本編は、クイーン好きならテンポよく楽しく観れる感じだった。音楽もののサクセスス
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.2

ジャケットに写し出された赤いプロムドレス姿のレディバードの瞳はとても凛としていて、前知識なしで挑んだ私は、地に足をつけて立つインディペンデントな女性の話なのかと思っていたのだけど、それはあながち間違い>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.4

プラスチックの薬瓶ひとつ扱うのに唇を震わせるのに、子作りするんかい!サイレントセックスかい!

パケから想像していた毛色とはかなり違って、これはこれで面白いんだけど、ホラーを期待して挑むと割と初っ端か
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.8

強い女最高!強い女強い!
ケイトブランシェットが男前すぎて、タキシード着て私とダンス踊ってくださいって感じ。ボーイッシュな出で立ちから一新して真紅のドレスを纏ったリアーナの丸いおっぱいに釘付けになりま
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.5

本国ではミュージカル化されてるのかな?オリジナルはストーリーがあってその上にサウンドが自然に乗っかってきたイメージだけど、ヒアウィーゴーはABBAの音楽ありきでストーリーが後から付いて進行していった感>>続きを読む