なまにくさんの映画レビュー・感想・評価

なまにく

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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

父親殺しの罪に問われた少年の裁判で、十二人の陪審員が評決する様子を伺う話。最初は皆「この子有罪っしょ!さっさと帰ろう」みたいな雰囲気だったけど、一人が「もしかしてこれ無罪じゃない?」と言い出して事態は>>続きを読む

アンソニーのハッピー・モーテル(1996年製作の映画)

3.6

コメディクライム映画。今のウェス・アンダーソン監督の片鱗も感じさせるコメディだった。やってること犯罪でちゃんと犯罪してるのに全然コメディだった。

別れる決心(2022年製作の映画)

4.0

サスペンス調で進んでいくラブストーリー。刑事さんの事件に関する没入間の撮り方がとてもよかった。あのラストシーンからのエンドロールが忘れられない。今もまだ頭の中で波打ってる。

灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.0

膝から崩れ落ちるとはこのことかと言わんばかりの内容。ディープで辛い描写が沢山あったのに、続きが気になって惹き込まれるように観ていた。すごい迫力で、レディオヘッドの曲がいちいち胸に響いて圧倒された。

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.3

コメディを観たかったので鑑賞。ウェス・アンダーソン監督の作品に慣れてきたらしく、世界観にすごいハマった。というかこの作品は比較的分かりやすかったので、とても楽しめた。ブラックな部分もあったり子ども同士>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.7

圧倒的映画館で観るのを勧めたい作品。定期的に思い出すかのように出てくるワンショットワンショットが美しい。ゼンデイヤがちょっとしか出ないのに美しい。

複製された男(2013年製作の映画)

3.6

観終わった後ネタバレ解説読んで面白いってなった作品なので、2回目の方が楽しめる説

メッセージ(2016年製作の映画)

4.2

結末はすごいご都合主義かもしれないが、その後の主人公の人生のことを考えると切なくて泣いちゃった

鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

3.3

気合いは入ってる方だと思う。ドリルに爆笑して見てた。

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.9

長さを感じられないくらい見惚れてた。ケイト・ブランシェットがター本人に見えるくらい凄まじい。最後の展開に救いなどなく、容赦がないと思いながら呆然としてた。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.7

とりあえず観たよ記念。ウェス・アンダーソン監督の作品をたくさん観てないので、色々観た後にまた観たいかな。景色は最高だった。あらゆるアングルが素晴らしかった。

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.7

楽しめた。親友ぽいポジションの女性がディズニープリンセスみたいだった。設定も好きだし男の執着の仕方が歪んでるのもいい。

ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

3.8

初鑑賞なのでこれが鈴木清順監督の作品か〜と思いながら見てた。ストーリーは結構合間合間に突然ぶっ込むけど一貫して男の話だったのでそんなに訳分からんって感じはせず。寧ろ、定期的に入る静けさが神聖で、撮り方>>続きを読む

ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

4.1

お勧めされて観たら知ってる曲がたくさん流れてびっくりした作品。何年経ってもすれ違いロマンスってええなあ〜ってなりながら、色とりどりな都会の景色と人々を眺めて楽しんでた。そしたら突然殺人事件が起きたので>>続きを読む

誰も知らない(2004年製作の映画)

4.0

日々の生活の過ごし方がリアルですごく辛い。みんなと一緒がいいといいながら、新しい人が現れないと時が進み始めない感じがリアル。責任を放棄した母親も逃げ方がリアルだなあと思いつつ、このぐらいの現実逃避をし>>続きを読む

エルミタージュ幻想(2002年製作の映画)

3.7

ワンカットでロシアの過去と未来を行き来する映画。90分間よく撮ったなあ、という気持ちと、歴史を知っていたら尚更面白いだろうなあという気持ちでいっぱい。最後の舞踏会の豪華さと、終わり際の寂しさがしみる。