苦手な監督なのに観ちゃう。2つの黒子が視力検査のドットになり、その瞳に目薬をさす様に家の蛇口から水滴が落ちる。本当は洗車するときに窓硝子を伝う水みたいに涙を流したいのかもしれない。油断していると泣いて>>続きを読む
狭い社会を描いている作品にも拘わらず、その社会に生きる人々の様子がイマイチ見えないし、その狭さも掴めない。
表から裏へ、或いは裏から表へとひっくり返してゆく様は(脚本の力だとしても)好き。仰向けの虫、>>続きを読む
薄暗い部屋のなかで労働者たちの顔を照らすスマートフォンの光。ゴミが散乱する夜の街で、Diorと書かれたバッグを肩に提げる女。偽物か本物か、それは大きな問題じゃない。「どこに行っても塩は同じ味」と同じ法>>続きを読む
鏡大好き諏訪さん待望の新作は案の定鏡亡霊映画。子供の映画を撮るときは年齢と背丈がバラバラな子を揃えた方が面白くなる気がするのは、思考と行動パターンのバリエーションが増えるからかも。諏訪さんは大好きな監>>続きを読む
松岡茉優の服装は可愛いけれど、微妙にサイズがあってなくって会社の同期の子と並んでいるときや同窓会に出席しているとその不格好さがますます浮いてくる。そこを引っくるめて計算した可愛さを演出できるのは、女性>>続きを読む