緋色

苦い銭の緋色のレビュー・感想・評価

苦い銭(2016年製作の映画)
3.5
薄暗い部屋のなかで労働者たちの顔を照らすスマートフォンの光。ゴミが散乱する夜の街で、Diorと書かれたバッグを肩に提げる女。偽物か本物か、それは大きな問題じゃない。「どこに行っても塩は同じ味」と同じ法則に従って、それは膨大な数の商品のなかに溶け込んでいく。お腹を出す王兵映画の人々、もう慣れた。
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