ZELさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

3.6

ローマの休日をはじめとする傑作を世に送り出した脚本家、ダルトントランボを描く伝記映画。こういう映画がもっと世に出て注目されるべき。

主演はブライアンクランストン。
ブレイキングバッドにてスターとなっ
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.2

マークラファロとキーラナイトレイの共演で全米公開5館スタートという衝撃。内容以前にこの2人なら名前だけでもっと拡大上映できる力があると予測できるだけに、ハリウッドの厳しさを痛感する情報だった。後にクチ>>続きを読む

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.9

何をもって変人として扱われるのか。ナイキ、アディダスを知らないと変人か。権利章典を自分の言葉で説明できないと変人か。10年森で生活してきた家族が母の死をきっかけに社会に触れ、自分たちの生活との違いを痛>>続きを読む

インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

3.4

豪華キャストとPTAが作り出した難解映画。難解難解難解とPTA作品をレビューする度に繰り返してきたが個人的には1番難解さを織り交ぜた映画かもしれない。

主演は前作ザ・マスターに引き続きホアキンフェニ
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ザ・マスター(2012年製作の映画)

3.8

PTA色全開の難解さ。前作で初めて出演がなかったフィリップシーモアホフマンが早くも本作でカムバック。ホアキンフェニックス、エイミーアダムス、ローラダーンを新たに迎え、サイエントロジーをモデルとした教団>>続きを読む

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

4.3

これぞ怪演。狂気すら感じるダニエル・デイ=ルイス演じる石油屋。ここまでPTA映画に欠かさず登場してきたフィリップシーモアホフマンの姿は本作にはなし。

中心は勿論ダニエル・デイ=ルイス。
やっっっばい
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パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

3.3

何事も唐突に起こる。そんなことを暗示するかのような始まり方。あの始まり方はこれから主人公に起こることが唐突であることを知らせるようだった。

ハードエイトでクールな映画。
ブギーナイツでポルノ業界。
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マグノリア(1999年製作の映画)

4.1

PTAの超大作。とにかく長い。3時間ほどの長編映画。でも飽きない。これぞPTAと言わんばかりの難解さ。癖になる映画だよね。お馴染みのPTAキャスト集結。

テーマはおそらく、偶然や後悔。
ザ・群像劇。
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ブギーナイツ(1997年製作の映画)

3.5

バートレイノルズが亡くなってから初めての鑑賞。最後に観たのは高校か大学かな。これで3回目。バートレイノルズやっぱカッコいいね。タランティーノ新作、ワンスアポンアタイムインハリウッドの出演決まってた中で>>続きを読む

ハードエイト(1996年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

シドニーカッコいい。
本作の1番の魅力はシドニーのかっこよさと映画全体の雰囲気。PTAのデビュー作。
謎のDVDスルー。当時は無名監督だからなのか。

短い出演時間でのインパクト大、フィリップシーモア
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.1

カイザーソゼ。この名を発する人がいたら、すぐに映画ファンだとわかるくらい映画界に浸透した名前。
数多くの映画ファンを虜にしたであろう本作。作り込まれた脚本、伏線。伏線を確認したいがために何度も見直した
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.4

カートラッセルがイかれてる。
タランティーノ映画の中ではジャッキーブラウンと並び知名度的にはあまり目立たない存在かもしれない。けれどキルビルと比べたら数十倍面白い。

基本的にはザ・タランティーノ。
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.6

今さら話題にする必要もないくらいファンの多い傑作、ファイトクラブ。
主演はエドワードノートン。
まだ観たことない人は名前、スター性からブラピが主演と思ってる人もいるかもしれない。観ればエドワードノート
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.3

今後ハリウッドの中心になっていくであろう注目の若手俳優3人が集結。
20代にして本作を含め3度のオスカー候補シアーシャローナン。君の名前で僕を呼んでで注目されネクストディカプリオとの呼び声もあるティモ
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.7

デイミアンチャゼルの長編2作目ということで鑑賞。ミュージカル要素のある作品は苦手だけど本作は違った。
ジャズを題材に天才は再び映画ファンを虜にした。今最も勢いある監督の1人だ。
セッションには及ばない
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

3.8

公開日0時から鑑賞。外国人のお客さんが多数でまず驚き。スタートと同時に拍手はもちろんのこと、上映中もキャラクターが登場する度に拍手喝采。軽く10回以上は会場から拍手があった。一体感が半端ない。
マーベ
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.5

何度見たことか。相変わらずの豪華キャストでタランティーノが愉快に描く。タラちゃん贔屓全開のスコアです。
主演はジェイミーフォックス。別レビューで書いた気がするが当初の構想ではウィルスミスだった。脚本を
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.0

名門コッポラファミリーから、ソフィアコッポラの重ーい映画。初めて観たのは何年前だろうか。今以上に重いと感じていたかもしれない。客観的な東京を描く。
アメリカ人視点の東京。
派手さのない映画の中でビルマ
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アイアンマン(2008年製作の映画)

3.3

普段あまりアクション観ない中、友人に4月下旬公開のアベンジャーズまでにマーベル映画を観よとの宿題を受け最初に観た作品。まだダークワールドまでしか観てないので遠い道のりです…
いつかは観ようと思いながら
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.6

オスカーで事件が起こった作品。オスカー史上最大のミステイクかもしれない。ベンアフレックの監督賞漏れ。受賞確実と言われながらノミネートすら逃すという悪夢。確かにこの年の監督賞は混戦で同じく漏れた監督には>>続きを読む

ギャング・オブ・ニューヨーク(2001年製作の映画)

3.2

ディカプリオが食われたことで有名な映画。主演のディカプリオを飛び越えてダニエルデイ=ルイスが主演でノミネートされるという珍事。いや快挙?
どちらにせよ、本来主演はディカプリオだった。それを越えてのノミ
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ハッシュパピー バスタブ島の少女(2012年製作の映画)

3.3

まず本作の話の前に。
第85回アカデミー賞で歴史的事件が発生した。アルゴのベンアフレックが監督賞ノミネート漏れ。ノミネートどころか受賞確実と言われた彼の落選はビッグサプライズだった。その中でインしたの
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

2.7

個人的には好みではなかったかな。
テーマはよかっただけにちょっと残念。

50/50のレビューかな?アナケンドリックに触れたけど、彼女はこの手の演技力を発揮する映画の方がいいよ。なんかもったいない。本
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ファーゴ(1996年製作の映画)

4.5

うーん、3.6かあ。
投稿時点でスコアは3.6。
個人的にはコーエン史上NO1。

yeah!!
これを聞くための映画かな笑
というのは冗談だが、中心はマクドーマンドとブシェミ。
いや〜スリービルボー
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.2

映画で時間を描かせたら1番の天才、リチャードリンクレイター。
ビフォア3部作の1作目。
9年後にビフォアサンセット。
そのまた9年後にビフォアミッドナイト。
映画内での時間経過。リアルでの時間経過が共
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トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

4.7

レオンに次ぐ、生涯NO2の映画。
トニースコットの最高傑作。

見所満載。中でも注目は出演時間が短いのに圧倒的存在感を放つゲイリーオールドマン。ゲイリー史上NO1といっても過言ではないかもしれない。も
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.8

今まで観た映画の中でNO1。
本当はスコア5つけたいがMAX値をだすと今後困るかもしれないのでここまで。
中学生の時に初めてこの映画を観て、それから十数年。未だこれ以上の作品はない。
思い出の1本。
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キャロル(2015年製作の映画)

2.8

ソーシャルネットワークの冒頭の女の子。
ここまでになるとはね。
中心はルーニーマーラ。大物ケイトブランシェットにも引けを取らない存在感。
というより主演級の役柄で場をさらってる感すらある。
ドラゴンタ
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人生の特等席(2012年製作の映画)

2.7

イーストウッドが俳優引退を撤回して挑んだ作品。監督はたしかイーストウッドの弟子だかだっけ?まあ近しい人だった記憶。
運び屋とか今でもやっちゃって、若い子とも熱愛報道がでて、お元気なレジェンド笑

俳優
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セッション(2014年製作の映画)

4.6

バンド映画?ジャズ映画?
パワハラ映画?いやスポ根映画である。

映画の中でジャズは死んだ。とあるように現在万人に好まれるものではない音楽ジャンル、ジャズ。
自分も聞くことはない。
そんなジャズとは無
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トゥルー・グリット(2010年製作の映画)

2.9

なんでだろ。この時代設定にマットデイモンが合わない。終始違和感しかなった。

シャイン(1996年製作の映画)

3.6

ジェフリーラッシュが素晴らしい。
バルボッサとの演技幅。
クイルズ、英国王のスピーチなど演技評価が高いが、本作は飛び抜けている。
まだ観てない方は彼の演技を観るために鑑賞するのもあり。もちろん作品とし
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おとなのけんか(2011年製作の映画)

3.5

ザ・演技合戦。
だけでなく脚本もしっかりしてる。
4人全員オスカーノミネート経験あり。
3人受賞経験あり。監督もね。
時間も短く、サクッと映画を楽しみたい時に向いてるかもしれない。

ワイルド・ワイルド・ウエスト(1999年製作の映画)

1.2

ひっどい。
ウィルスミス史上最低映画と言っても過言ではない。あ、アフターアースもあったか。意外と混戦かも。

マトリックスを蹴って本作を選択。
ウィルスミス版マトリックスが成功したかはともかく、本作を
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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.6

まず一言。
ブルックスのノミネート漏れは未だに不思議。

とにかくカッコイイ映画。
うん、カッコイイ。クール。
出番は多くないけど大好きな俳優、ブライアンクランストンが出てるのが嬉しい!

ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.7

普段全くゾンビ映画は観ないが、俳優陣に惹かれて観た映画。
童貞役ばかりやっているイメージのジェシーアイゼンバーグだが本作も童貞役。
ソーシャルネットワークの雪崩脚本を演じ切った実力を童貞役以外で発揮し
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