桜花さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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魔界転生(1981年製作の映画)

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絵力に比べて効果音や劇伴が迫力不足でもったいない

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 完全版(1984年製作の映画)

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長い。が、見せる。退屈はしない。

ムショから帰ってきたヌードルスは主体性もなくマックスに従って暴力を行使し続ける。最愛のデボラを傷付け、綺麗な思い出すら壊してしまう。マックスの狙い通りに操られ、罪悪
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

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自我を抑えつけて社会に溶け込んでいたおっさんたちが中年の危機にぶつかったとき、飲酒によって自我の規制を解いたことで停滞した日常が動き始める

もちろん飲酒は良い事ばかりをもたらすわけではなく、その副作
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トランスポーター(2002年製作の映画)

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序盤はシブいハゲと車のCMがごときオシャレ映像で期待アゲアゲだったが、全体的に惜しいヒロインともっさりした殺陣でシナシナ

猿の惑星(1968年製作の映画)

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1968年というとキューバ危機の6年後、米ソ核戦争がまだ現実味を持って恐れられていた頃である。
皆忘れがち(というか感染症の脅威同様忘れた時が一番危ないのだが)全面核戦争の危険は未だ去っていない。
S
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

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家族がいるから、仕事があるから、時間がないから、自らの心の声に耳を傾けるに傾けられない我々
今作はトントン拍子に全てがうまくいくファンタジーだが、魂を癒やすためのプロセスを見つめ直す契機にはなるだろう

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

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社会の歯車、遺伝子の方舟として働くようプログラムされている人間は自我とどう向き合うべきか

トータル・リコール(1990年製作の映画)

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シュワ映画にしては捻ってあるけど、やっぱりシュワ映画な安心感

劇場版 Gのレコンギスタ III 宇宙からの遺産(2021年製作の映画)

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テレビのショボい画面と音響で見るとノれない作品なので映画館で見ないと損

戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

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河合隼雄の原作解説を読んで身構えて観ると拍子抜けするので読まない方がいいと思います

全体的に対称性へのこだわりが弱くメッセージ性という点では微妙
二・二六事件に関われなかったヨノイと弟を助けなかった
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北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

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とぼけてるけど決める時は決める
こういう男になってみたいものだ

ファーザー(2020年製作の映画)

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怖すぎる
世界を分節して認識することのありがたみ

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

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3部作の1作目なので何とも言えない

・ギギの美しさと掴みどころがない感じはファム・ファタールとしての風格を十分に備えている
・どのシーンも綺麗
・反面上品すぎて御大の手掛けたシリーズに比べるとエネル
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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気付かないまま死んでいく人ばかりだから
ゲンドウは幸せ者だね

第三の男(1949年製作の映画)

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親友を自らの手で葬り去り女も手に入らないほろ苦い結末。影に彩られた文字通りのフィルムノワール。

袋小路に追い詰められ、撃たずとも捕まえられたはずの相手、しかも怯えきった表情の親友をなぜ撃ったのか。義
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ヒッチャー ニューマスター版(1986年製作の映画)

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いや~怖かった

以下妄想
神出鬼没に理不尽かましてくるあたりヨブ記に代表されるヤハウェの横暴のモチーフが効いてるのかもしれない
そしてこういう作品は中西部の荒野が舞台なことが多いのもエジプト~イスラ
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ランボー3/怒りのアフガン(1988年製作の映画)

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ドンパチしかない映画なのにドンパチまでが長い
MGSVへの影響ありそう

Mank/マンク(2020年製作の映画)

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市民ケーンは必修、昔のとはまた違った白黒で登場人物の把握がし辛いなど鑑賞・咀嚼へのハードルが高い映画
かつて道化師は王の面前で風刺することを許されていたという。まさにアメリカのメディア王に挑戦する道化
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市民ケーン(1941年製作の映画)

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スノーボールとバラのつぼみが持つ意味が明らかになり、立ち入り禁止の看板で締めるラストの哀愁が見事
誰も立ち入ってはくれない心の深層に抱えるコンプレックスに支配される孤独な人生

TENET テネット(2020年製作の映画)

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【IMAXがなければ実現し得なかったであろう大作"カルト映画"】

本来娯楽大作映画というのは出来る限り多くの観客に楽しんでもらうのを目標とするが故、一見してある程度全容を理解可能なようにデザインされ
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劇場版 Gのレコンギスタ II ベルリ撃進(2020年製作の映画)

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おハゲって緩急付けるのヘタよね
24分のTVアニメならいいけど映画でやられるとしんどい
取りあえずアイーダのポンコツとマスクのダメっぷりを愛でましょう

サイコ(1960年製作の映画)

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面白かったけれどもマリオン側の人物の誰一人にも興味がもてず、もっと凄惨な終わり方を期待していた

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

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何か哲学があるわけでもなく流れのままに鬱屈した感情を暴力で発散させたツケは大きかった。
義賊なわけでもない彼らが支持を集めたあたり、大恐慌時代の鬱屈した空気感たるや凄まじかったのだろう。

めまい(1958年製作の映画)

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面白くなるまで長いが面白くなってからのスコティのイカレ具合と続きが見たくなる感は最高。ある意味目眩のするようなラストは伝説的。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

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ベンが自立した大人の男すぎて泣いた
こんな人間滅多にいないファンタジー

ランボー(1982年製作の映画)

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コロナ禍で医療関係者への差別が問題になっている今見たい作品
フランケンシュタインの影響を受けているためかかなり寓話的であるが、市民社会の傲慢さを鋭く指摘した作品

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

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IMAXで見るためのアトラクション映画
筋はいつもの戦争映画
1人になってからは「コイツ死んだら映画終わるし死なないな」となってしまい緊張感が薄れてしまった

ミッドサマー(2019年製作の映画)

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伏線回収は笑えたけどドラマとしては特に面白みもない不条理劇なのでシュワとスタローンをホルガにぶち込みたい以上の感想が出てこない
強いてまともなことを言うならば、共感というモチーフはこの大SNS時代に強
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

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フーダニットハウダニットは映像化しても感動が薄い
倒叙形式をうまく取り入れつつ正統派のミステリーとして練られた脚本だが、文字媒体以上にドラマとしての側面が求められる映画としては取って付けたように感じら
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

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伏線張る→回収の流れが丁寧
少年が数々の別れと出会いの果てに自立していく物語を悲惨ながらも明るく仕上げていた

不在の父、空想上のヒトラー、大尉、3人の男性との関わりに注目したいところ

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

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結婚は愛だけでは成立しない
2人の自己実現を両立するには...

母なる証明(2009年製作の映画)

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全体的にまとまった小品
息子の「病気」の設定が作り物くさいのがちょっと気になった

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

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本当はフォードvsフォードな胸糞映画
倒産して然るべき会社ですな