テレビのショボい画面と音響で見るとノれない作品なので映画館で見ないと損
河合隼雄の原作解説を読んで身構えて観ると拍子抜けするので読まない方がいいと思います
全体的に対称性へのこだわりが弱くメッセージ性という点では微妙
二・二六事件に関われなかったヨノイと弟を助けなかった>>続きを読む
3部作の1作目なので何とも言えない
・ギギの美しさと掴みどころがない感じはファム・ファタールとしての風格を十分に備えている
・どのシーンも綺麗
・反面上品すぎて御大の手掛けたシリーズに比べるとエネル>>続きを読む
親友を自らの手で葬り去り女も手に入らないほろ苦い結末。影に彩られた文字通りのフィルムノワール。
袋小路に追い詰められ、撃たずとも捕まえられたはずの相手、しかも怯えきった表情の親友をなぜ撃ったのか。義>>続きを読む
いや~怖かった
以下妄想
神出鬼没に理不尽かましてくるあたりヨブ記に代表されるヤハウェの横暴のモチーフが効いてるのかもしれない
そしてこういう作品は中西部の荒野が舞台なことが多いのもエジプト~イスラ>>続きを読む
ドンパチしかない映画なのにドンパチまでが長い
MGSVへの影響ありそう
市民ケーンは必修、昔のとはまた違った白黒で登場人物の把握がし辛いなど鑑賞・咀嚼へのハードルが高い映画
かつて道化師は王の面前で風刺することを許されていたという。まさにアメリカのメディア王に挑戦する道化>>続きを読む
スノーボールとバラのつぼみが持つ意味が明らかになり、立ち入り禁止の看板で締めるラストの哀愁が見事
誰も立ち入ってはくれない心の深層に抱えるコンプレックスに支配される孤独な人生
【IMAXがなければ実現し得なかったであろう大作"カルト映画"】
本来娯楽大作映画というのは出来る限り多くの観客に楽しんでもらうのを目標とするが故、一見してある程度全容を理解可能なようにデザインされ>>続きを読む
おハゲって緩急付けるのヘタよね
24分のTVアニメならいいけど映画でやられるとしんどい
取りあえずアイーダのポンコツとマスクのダメっぷりを愛でましょう
面白かったけれどもマリオン側の人物の誰一人にも興味がもてず、もっと凄惨な終わり方を期待していた
何か哲学があるわけでもなく流れのままに鬱屈した感情を暴力で発散させたツケは大きかった。
義賊なわけでもない彼らが支持を集めたあたり、大恐慌時代の鬱屈した空気感たるや凄まじかったのだろう。
面白くなるまで長いが面白くなってからのスコティのイカレ具合と続きが見たくなる感は最高。ある意味目眩のするようなラストは伝説的。
コロナ禍で医療関係者への差別が問題になっている今見たい作品
フランケンシュタインの影響を受けているためかかなり寓話的であるが、市民社会の傲慢さを鋭く指摘した作品
IMAXで見るためのアトラクション映画
筋はいつもの戦争映画
1人になってからは「コイツ死んだら映画終わるし死なないな」となってしまい緊張感が薄れてしまった
伏線回収は笑えたけどドラマとしては特に面白みもない不条理劇なのでシュワとスタローンをホルガにぶち込みたい以上の感想が出てこない
強いてまともなことを言うならば、共感というモチーフはこの大SNS時代に強>>続きを読む
フーダニットハウダニットは映像化しても感動が薄い
倒叙形式をうまく取り入れつつ正統派のミステリーとして練られた脚本だが、文字媒体以上にドラマとしての側面が求められる映画としては取って付けたように感じら>>続きを読む
伏線張る→回収の流れが丁寧
少年が数々の別れと出会いの果てに自立していく物語を悲惨ながらも明るく仕上げていた
不在の父、空想上のヒトラー、大尉、3人の男性との関わりに注目したいところ
全体的にまとまった小品
息子の「病気」の設定が作り物くさいのがちょっと気になった
最後の最後、息子がまた計画を立ててしまうという悲しいオチ
山の手と貧民街の対比といい、父が怒りを爆発させる展開といい、ジョーカーのような下品さを感じさせない脚本の巧さを感じた
何年経っても鎖を胸筋で引きちぎる芸以外身に付けようとしないザンパノにはもはや驚嘆
最後の涙も反省とか追悼ではなく孤独への恐怖によるものにしか見えない
綱渡り師は典型的なトリックスター
フェリーニの作>>続きを読む
幽霊の、正体見たり枯尾花的な
スティーブン・キングの本人出演が一番の見所かも
暴力的な情報量。
ジェットコースター感あって自分には面白かったけどファン以外の受動的な観客はついてけなさそう。
ウィレムデフォーの演技が凄かったのと明暗が綺麗だったのとカメラがやたら動いて見にくかったのと死ぬほど眠かったことしか覚えてない
シャブ打ちのシーンは凄まじかったし退屈しなかったけど、引きこもりパートとか投げっぱなしで着地はしてないし完成度はそこまで
尾行と追跡の緊張感。
しかし追い詰めた殺し屋を射殺したり味方を誤射して敵の元締めを取り逃がしたりとイマイチ締まらないポパイ刑事なのであった。リアル。
ホアキンの熱演もあって面白かったけど、ああいう衝動的な暴力に身を委ねる行き当たりばったりな殺人鬼が果たしてジョーカーと言えるのか...
将来バットマンと渡り合える人物とはとても思えない
時代性に即した>>続きを読む