限りなく自然に近い言葉の吐き具合は、アドリブではなく1ヶ月稽古された綿密に計算された芝居だった
キラキラする恋愛映画のようなボケ具合/色/カットで進むストーリーに、徐々に反比例していく報われない親子。
文字通り胸騒ぎをつくったのは面白いなあ。ダブルミーニング。
ラストのター坊で泣いた。とんでも>>続きを読む
アメリカやイギリスには短編でも十分な製作費が当てられるから良作多き。つくろ。
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ひたむきに努力し続けるケイコ。耳が聞こえないというハンデを感じさせないような風景が映っていた。しかし、日記が読まれて初めて、何を感じながら目を澄ませていたかが明らかになる。ケイコの周りに存在していた風>>続きを読む
断られ続けた男のなりゆきを現すような斜めで撮られたカット、目まぐるしさを現す極端に少ないフレームレート。赤と緑で統一された照明。画で虜になりつつアイコニックな役の行動。
特にカメラワークが勉強になった
アングル/演出/色彩がテレビドラマっぽさを感じた。良し悪しではなく。好みだけれど、分かりやすさより雰囲気を大事にしてほしかった。
原作に忠実なのかな? 漫画っぽいアングルカットが多かった気がする。
個>>続きを読む
この映画には、仕組みとしての起承転結はあっても、主人公は前に進まない作品。むしろ、前進してるのか後退してるのか分かっていない主人公。
アンソニーにとっては、何が事実で何時なのか、どれだけ注意していて>>続きを読む
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最初の10分ほどは全く集中できなくて覚えてない。
人生で脇役の傍観者になっている状況に耐えられず、行き詰まったら別のパートナーを見つけて成長をしていく主人公の話。
進路も目移りしていく主人公に、早い>>続きを読む
産んだ後に捨てるより、産む前に殺す方が罪軽いの?
果たして、子供を産むべき人とそうでない人はいるのだろうか。選択肢すら与えられない人もいる。
この映画は、"そうでない側"の当事者を切り取ったものかも。>>続きを読む
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吉田監督の作品は救いがない。けれど、否定しない。むしろ肯定している?
だからこそ描けるものがある。そのお陰で素晴らしい映画を生んでくれる。オリジナルを撮れる人はそこが最高。
どうか第一線にもっと多くの>>続きを読む
毎日私たちは、見たくないものをまるで存在していないかの様にスルーしている。自分が見たいものだけを見て、触れたいことだけ感じている。そして、忘れて生きていく。
この映画もきっとすぐ忘れて、生きていく。そ>>続きを読む
あー重い。暗いものが腹から取れないようなもどかしさ。良かった。観たあと祖母に会いたくなった。
これはきっと選択する物語ではなくて、選択せざるを得なかった物語だと思う。
冒頭の「病院来ると、居心地悪いわ>>続きを読む
流れが独創的で、満足感たっぷりだった。
現在と同時進行で過去を描いて、種明かしをしていくような脚本。だから、ずっと気になって目が離せなくなる。
世間から弾くだけでは足らず、その後の人生も搔き乱さ>>続きを読む
切ない。脚本が面白すぎる。
自業自得でしょ?って切り捨てるんじゃなくて、その先を提示している。
キャンセルカルチャーとも間接的に繋がってる気がする。
観終えた時、自分が子供の時に抱いていたであろう沢山の気持ちや疑問が殆ど思い出せないことに気づいて、寂しく虚しい気持ちになった。
あれだけ嫌だった"大人"に近づいている。
容赦ない子供の言動は、大人の>>続きを読む
かなり良かった。
絶妙にクスッとするポイントがありながらも、予想を裏切られる展開。
心血注いでつくられたんだなって感じた。
セルフプロデュース作品って知って、いいねぇってなった。
小さなコミュニティ>>続きを読む
他人からの受け売りや考えだけじゃなく、自分の頭と体で判断したもので生きたいと強く思った。難しい事は分からないけれど、せめて分かる事には戦いたいな。特に今は、くだらないものが過多で流されがち。本当に気>>続きを読む