tabiさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

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最後の追跡(2016年製作の映画)

3.2

地味な話だけど、丁寧に作られている印象。淡々と進み過ぎるからなのか、遠くの風景と言った印象で、悲しいとか感情が湧き上がり難い作品。ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか判断難しいけど、現実ってそんなも>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

3.5

ドクタースリープを観た勢いで再鑑賞。子どもの頃に観たきりだったけど、改めて見ると不親切な映画。キングの作品と方向性が違い過ぎてキレるのもなんとなく理解。これだけ観るとこの話、理不尽過ぎて何も分からんだ>>続きを読む

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.8

シャイニングの世界観を共有しているけど、完全に別物の話と言えるくらい振り切った超能力バトル。
ダークタワーとか昨今のスティーブン・キングの作風を理解してれば、そんなに違和感のない話なのだけど、キューブ
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タグ(2018年製作の映画)

3.0

面白かったけど、演出・ノリが少し過剰と言うか古くさい感じ。
wikipediaにあったRotten Tomatoesの評価、「卓越したアイデアに基づくそれなりの出来のアクション・コメディ映画を見たい人
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.7

シンプルなストーリーで突飛なところも猟奇的なところも無い。どちらかと言うと地味な作品なのだけど、妙に面白い。短い映画という訳でもないのに、気がついたら終わってた。演出、脚本の上手さなんだと感心した作品>>続きを読む

アメリカの息子(2019年製作の映画)

2.5

差別を受けた当事者の気持ちは他者には理解できないと言われてしまえば、それ以上なにも言えないけれど、母親がヒステリックな感情をばら撒くばかりで共感出来なかった。
少し被害者意識が強過ぎように見えてしまう
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.8

最初はドキュメンタリー調の展開を少し退屈に感じてしまったが、どんどんと引き込まれて、最後は少し悲しくなった。
真実はどこにあるのかは分からないけれど、育った環境や周りの偏見、期待される役割と言ったもの
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.0

何気なくNetflix開いたら配信されてて、ついつい2回目の視聴。
トラックの上で火を吹くギター、やたら積み重なったドラム、無駄だし、意味不明過ぎるんだけど爆音で砂上を走るシーンは最高にカッコいい。世
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.0

南北戦争で手傷を負った敵兵とそれを助ける女学校の一同。サスペンス脳だから、それだけで不穏な空気しかないのだけど、森の空気感や白いドレスの羽田めきなど、繊細な空気感で童話の様でもある。
一方で、少女から
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.5

前作と比べるとホラー・サスペンス要素がかなり減り、すっかりティーン向けドラマと言う様相になってしまったものの、面白く観れた。
前半のライアンの設定どうなったって思ったり、ご都合主義的な強引さはあるもの
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.7

期待が高かったのが少し不安だったけど、問題なく楽しめた。
プロットは単純だけど、テンポ、演出が良くてあっという間に終わった。
やっぱりホラー、サスペンスは、女性側にも立ち向かう気概がある作品の方が観て
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ザ・ゲーム ~赤裸々な宴~(2018年製作の映画)

3.2

原作観ようと思ってたら間違えて視聴。
各々のエピソードが細かく繋がれる分、テンポも良くて面白かったけれど、終わり方が少し強引。と言うか雑に感じた。
後、隠し事ある人ばかりなのに、あんなゲームしないよね
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.3

ゾンビ映画としてはとても普通。テンポも良いし、話の作りも面白いけど、World War ZとかDawn of the deadとかを超えてくるかと言うとそこまででも。評判が良かったので少し期待し過ぎた>>続きを読む

ダークタワー(2017年製作の映画)

3.0

スティーブン・キングのライフワーク的な長編の映画化。
IT、シャイニング、ドリームキャッチャーとか、この人の作品は大体観てきたつもりだけど、長編はジュブナイル小説的な要素が多かったり、何だか尻すぼみだ
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スキン~あなたに触らせて~(2017年製作の映画)

2.8

ピンクとパープルのかわいらしい世界観と裸の老婆のコントラストが素晴らしかった。全然違うけど、タクシデルミアを思い出した。
ビジュアルは面白かったけれど、テーマやストーリーは期待を超えてこなかったかな。
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.1

小慣れた秀作という感じ。
期待感もあまり持たずに観たけれど、テンポも良かったし、ハラハラさせられて、思ったより良かった。
実話を基にした作品との事。大掛かりに人を騙すなら、それらしい作り話より、少し荒
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.4

隔離された環境で世間知らずに少年のまま育った男性が世の中に触れていく話。誰も悪い人間がいなくて、みんなが優しい映画。
悪意や痛ましい描写が無くても映画が成立すると言う良い例。その分、見終わった感想もラ
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ディストピア パンドラの少女(2016年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

Netflixのサスペンス、ホラーって何か終わり方が釈然としないものが多い印象。ゾンピ映画には爽快感を求めてしまうから、ディストピアをディストピアとして描き切る作風はあまり好みではない。
各々の人物の
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汚れた血(1986年製作の映画)

3.3

あらすじ読んでワクワクしながら視聴したら、設定が殆ど置いてきぼりで、そう言うところがこの人らしいなと思った。
ストーリーも荒いところがあるけれど、一つ一つのシーンの躍動感や透明感は素晴らしかった。
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本当の僕を教えて(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

記憶が無いことでアイデンティティの喪失に悩むのも分かるけれど、どうしてそんなに辛いと分かっている気持ちを掘り起こしたいのか、双子の兄弟がどう感じているか共感できないのかが理解に苦しむ。
真に苦しみを理
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

3.5

長いようで短かった4時間。登場人物も多く、見分けが付きにくい、説明もあまり無いと言う中、話の詳細を完全に理解できた訳では無いけれど、その分、映像や空気感に浸れる映画。見終わった後の感想が上手く言語化出>>続きを読む

エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE(2019年製作の映画)

3.5

ブレイキングバッドの後日談。どの登場人物もイライラさせられる事が多い作品だったけど、漸く全てがあるべき所に落ち着いたと言う感じ。

怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

3.5

誰も救われない話。出てくる人物が殆ど狂ってるから、少し現実感が湧かないところも。
振り返ってみると相手が怪物だからなのか、現実離れしているからか、不快感が少し和らいでいる様な気がして、嫌な気持ちになっ
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愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)

3.3

2時間半、退屈せずに観れたのだけど、何となく冷たい熱帯魚の焼き直しと言うか、既視感がある。話自体も何となく消化不良な感じ。面白かったのか。。。

殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.2

記憶が曖昧な中、何が正しいか不安になりながらも信念で娘を守る元殺人者。
韓国の犯罪映画は寂れた田舎町と陰鬱とした自然風景、文化の違いがあって、日本が舞台だと思うとあり得ないかなって思う描写も何となく受
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先に愛した人(2018年製作の映画)

4.5

東南アジアの映画独特の湿り気のある空気感、少しコントラスト強めなポップな色彩が素晴らしかった。多少、演技が大味なところがあるけれど、テンポ、演出も良く、疲れた時に観たくなる映画。
LGBTの要素は欠か
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カンフーハッスル(2004年製作の映画)

4.0

ふと思い立ち再鑑賞。記憶にあるより演出がコミカルだった。
1時間半でノーストレスで観れる。少林サッカーの方が熱血少年漫画っぽくて好きかも。

月影の下で(2019年製作の映画)

2.0

Netflixのオリジナル作品は同じような雰囲気と言うか、何か共通するものを覚える。
2時間ドラマっぽいと言うか。
映像もテンポも良かったのでサラッと観れたけど、オチは読めるし、ストーリーに矛盾を感じ
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サタンタンゴ(1994年製作の映画)

3.5

快不快で言えば不快。
長回しによる妙なプレッシャーを受けながら、映像も音響も素晴らしい、まさに名作。
とは言え、長い。
一つ一つの描写は、省く事はせずに全て写す。だから、無言で猫撫でてるシーンとか軽食
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ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル(2016年製作の映画)

4.0

悲惨な境遇ではあるけれど小気味好いテンポで笑い飛ばしてくれる。ふらっと休みの日に観たくなる映画。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

映像は綺麗、音楽も踊りも良かった。ストーリーに関しては不満。夢を掴みたい二人がお互いに足を引っ張りあっていたり、プロとしてお金をもらっていながら不満そうにパフォーマンスしたりと登場人物が夢見てる子供の>>続きを読む

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

2.0

嫌いになれないエイリアンシリーズ。一作目と同じくリドリー・スコット監督だけど、どうにも中途半端。
伏線も予想の範疇を超えないし、オマージュも少しくどい。何よりプロメテウス同様、クルーの行動が支離滅裂過
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キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

3.5

夏休みに森の中の秘密基地へ家出する子供達。自然の瑞々しさや子供のいたずら心、初恋とワクワクする材料が詰まった作品。夏の日の午後に見返したくなる。

隣人は静かに笑う(1999年製作の映画)

2.0

テンポも悪くないし、話の作り方も上手なんだけど、主人公の行動にイライラしてしまった。

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