yossyさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ストーリー・オブ・マイ・ワイフ(2021年製作の映画)

3.5

レア・セドゥに人生めちゃくちゃにされたい男性多いだろうな。

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.3

トム・ウェイツのしゃがれ声。
胸糞悪すぎる演技のブラッドリー・クーパー。
まちがいだらけの「和食料理店」描写。
思わぬところでカーアクション。
いろいろ最高。
大人げなく、みっともなく、めちゃくちゃダ
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.5

冒頭5分ですべてが現れていた。
テキトーで移り気で、いろいろが中途半端…。
とは言うけれど、美貌を持って生まれ、理解のある両親のもとやりたいことをやらせてもらっている環境があり、思うまま恋も得てゆく。
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.5

コナン映画の良作は、なんだかんだで物語の推進力が落ちないのがよい。
要所要所に転換点があって、観客を終始飽きさせない。
ラブもあり萌えもある。ワカってるぅ~。

帰らない日曜日(2021年製作の映画)

3.5

ジェーンの回想が多く描かれる物語で、描写はそのまま彼女の思い出の形とも言えて…。
徹底的に美化された「残酷な運命の日」は、光に満ちているのに背徳的で、どこか"文学的"。物書きとしての素養を感じさせる部
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.1

ピクサーが「家族で見られない映画」を作るとは。

ピクサーの魅力と言えばグラフィック表現はもちろん、徹頭徹尾考え抜かれたシナリオ。構想に数年かけることも多く、有名作ほど脚本メンバーが大勢いて、あらゆる
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.7

これから出会う人、声がよく独特の雰囲気があるタイプは皆「もしや…外星人?!」と思ってしまうんだろうな。

観たいものをちゃんと観せてくれる感じ。
画面いっぱいのあのフォント、タイトル、迷彩服とスーツと
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ツユクサ(2022年製作の映画)

3.3

心の中に永遠に「かもめ食堂」が住まう映画好きなので、小林聡美さんが港町でのんびり過ごし、ご飯を作って食べるというだけでもう正解。つくるものすべてが美味しそうに見える役者力。そこに松重豊さんが加わってし>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

スペシャルなお泊り会をそっと覗かせてもらったような。この特別な感傷も、いつか思い出せなくなってしまうのかもしれないけれど、少しでも記して残しておきたい。

アメリカの子供たちは12歳くらいですでにしゃ
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ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.0

結婚式ってプロジェクトなんだなあ。あらゆる人が協力し合って、このひとつのイベントを無事達成させようという団結感がよかった。
「魔法みたいなキャンドルサービス」「まさかの余興」はふつうに面白くてマスクの
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.8

いきなり「非日常」に放り込まれる感じ。かの地の子供たちもこういう気持ちなんだろうか。
引っ越しひとつにしても、きちんと「子供の意見」を同じ目線に立って聞いてくれる両親がしみじみよかった。有無も言わさず
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.7

裏の裏の裏の裏を出してくるので、考察とか物語をしっかり追うのがすべて無駄というのがいいですね。それでも破綻しないのが古沢良太脚本のすばらしさ。安定して面白いのもあり、頭からっぽで観られました。

「ジ
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.2

悪役キャストがミケルセンに変わったことで没入感が違った気がする。だってもう見るからに、とある人物を思い浮かべてしまうじゃないですか。
ダンブルドアの「危険な時代には危険な人物が(リーダーとして)選ばれ
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.8

前作が「油断してた良作」だったけれど、2作目もダレずに超えてくれた。

冒頭のアップテンポなショーでさえ、また彼らに会えた感慨で涙。紆余曲折あっても本番ではちゃんと魅せてくれるカタルシスの涙。
明るい
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.1

殺し屋設定は元々がフィクショナルなため、香りづけに監督の趣味がモロに出る感じが面白い。某ベイビーだと「JK・任侠・ルームシェア」とか。本作は「母娘愛・熟女パワー・シスターフット」かな。

必殺仕事人オ
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ピース・オブ・ケイク グランマのレシピ(2020年製作の映画)

3.6

こういうのでいいんだよ
こういうので
と、谷口ジロー作画になりながら見ていた気がする。

ながら見できる2時間の安定ラブコメ。強烈な主張も大きな事件も無いけれど、適度に夢を見られて、あちこちに「ほっこ
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ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.9

英国おじいちゃん映画としてマイベストになりそう。
戯曲好きで口達者、ウィットに富んで皮肉屋で…日常会話すらコントのようなイングリッシュジョークの応酬にくらくらしました笑
それでいて痛みを知っている。
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HOMESTAY(2022年製作の映画)

3.2

幼いころに読んで以来、それからずっと好きな原作小説。何度か映画化のたびに漏れなく観ており、当然自分の想像を超えてくることはないため、律儀に残念がったりしたものでした。さすがに学ぶ笑

国内だけでも3度
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.0

クリント・イーストウッドは現役でいたいし、クリント・イーストウッドに現役でいてほしい人のための映画なんだろうな…。わたしはそこにはまらなかっただけの話。

「馬」というファルス感。
「男らしさ」の呪縛
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.3

大傑作!👏個人的な映画評として「クリエイターとして監督(製作サイド)を尊敬できるか」という点に重きを置いていますが、そういう意味では圧倒的でした。
監督の頭の中で天才的なまでに画作りが出来上がっている
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

シンプルに、観てよかったと思える映画でした。途中「つらすぎん?」と思う場面が7回くらいあったけれど…。

クライマックスの歌声に乗って感情が怒涛のように押し寄せる。
思えば「恋」「音楽」「家族」「愛」
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.1

2022年、劇場鑑賞としては初になる映画がこれなので、もう何も怖くないな!という気持ちに笑
Netflix再加入か迷ったけれど劇場版で観てよかった。シニカルコメディここに極まれり。

これでタイトルが
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.2

「いまの世の中は複雑で生きづらい」「でも優しい人たちもいる」「短気はいけない、思いやりは大切」「人生捨てたものじゃない」
感想のエッセンスを並べるだけでは陳腐になってしまう。けれど他に何も言えない。
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

ポスタービジュアルやあらすじからは想像できなかった仕上がりに感動。本物のおもしろさ。
物語や会話のテンポがよく、アクションシーンの格好よさも光っていて、日本でもこういう映画が作れるんだなと思ってしまっ
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.0

ドラマのあのトーンが好きで、穏やかに終わったのを見守ったファンとして。
映画にするための「物語」をつくるために、現状を改めて憂いることがあったり波風が立ったりしちゃうのはちょっとせつない。仕方ないんで
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