yoskoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ひとよ(2019年製作の映画)

4.4

演技力が凄まじいよ…

狂気じみた人たちも登場する本作では、台詞だけでは表現されない感情が多い。そのなかで主要人物の話し方、表情、演技が迫真で鬼気迫るものがある。ヒリヒリ感が凄い。バシバシ伝わってくる
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

5.0

約4ヶ月ぶりの映画館。

とにかくすべてが豪華、綺麗で目の保養になる。キャスティングが神がかっている。これだけで観る価値が十分にある。音楽もカメラワークも素晴らしい。

ストーリーはお馴染みの若草物語
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チリ33人 希望の軌跡(2015年製作の映画)

4.0

ノンフィクション作品好きで、鉱山好きな私にとっては二度美味しい作品。気になっていたところアマプラに出たので鑑賞。

メインのストーリーは事故が起こってからの作業員たちと家族の軌跡で、割りと序盤に事故が
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アフタースクール(2008年製作の映画)

3.3

皆さんが書いている「お前がつまらないのは、お前のせいだ」は超名言。

序盤と中盤は楽しめたんだけども、終盤からのどんでん返し(ネタばらし?)からが難解で理解が追い付かない。すなわちこの作品の一番の良さ
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ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

3.7

やしろ優がキャラそのまま。

良く言えばミュージカルとロードムービーが融合した作品。催眠術がきっかけで人生の歯車が狂いだした人たちのドタバタコメディで、行く先々でもヤバい人たちに出会っててんやわんやと
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.7

なぜ追い詰める必要があるのか。
何がそんなに憎いのか。

時系列は逆だけど、リチャードジュエルも同じく英雄とされたなかで一転、メディアによってこき下ろされることになった。本作も同じようにNTSBが機長
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キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

4.8

トムハンクスは伝記物をさせたら凄い。

ただ彼はもちろん良いんだけど、ソマリアの海賊役も素晴らしかった。映画作品というよりは実際の映像のような緊迫感。2時間を超える作品ながらあっという間にエンドロール
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天気の子(2019年製作の映画)

3.6

平泉成は一発で分かるね(笑)

かの有名な天気の子をようやく観ることができた!ただ個人的には君の名は。の方が好みだったかな…

ファンタジー色は控えめで割りと現実的な要素が多かった。ストーリーも結構シ
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人生の特等席(2012年製作の映画)

3.5

頑固親父といえばイーストウッド。

頑固親父をやらせたら彼の右に出る者はいないんじゃないかと思わされる。そして父と娘と彼の人間ドラマも奥深さがあってしんみり、だけどハッピーで前向きにさせてくれる。
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PK(2014年製作の映画)

3.8

バジュランギおじさんとともに印パ問題に鋭いメスを入れる作品。

正直前半を観ていて、なんでこの映画の評価がこんなに高いのか謎だと思ってたのですが、後半に活かされてたんですね。危うく早とちりしてしまうと
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ぼくとアールと彼女のさよなら(2015年製作の映画)

3.7

レビユーを書くのが難しい作品。

学生たちのティーン特有のポップな雰囲気と、白血病と向き合う心の揺らぎとを見事なバランスで映し出している。バカ騒ぎしたり、超鬱モードに入ったりはないけど、それだけ難しい
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.6

色褪せない怪作品(褒め言葉)。

こんなとんでもない作品が20世紀の間に生まれていたとは恐れ入りました。設定やトリックなどがとても現代的で、難解だけども飽きさせずに、引き込まれてハラハラさせられた。
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ティーンスピリット(2018年製作の映画)

3.0

エル祭り。

皆さん書かれているようにエルファニングのファンのためのような作品です。美貌と美声に脱帽です。

彼女の良さは、良くも悪くもだらっとした脱力感と演技力が織り成す情熱とが組み合わさった独特の
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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

4.3

間違いなく好き嫌いがハッキリ出る作品と言い切りたい。スコアの通り私は好き側。

とにかく社会風刺とストレートな下ネタにまみれた下世話な展開が目立つものの、妙なリアリティのある会話やそれは包み隠せよと言
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盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~(2018年製作の映画)

4.2

あまり踊らないインド映画🇮🇳

仕掛けがところ狭しと並べられていて、マジかマジかの連続。何が正しくて何が間違っているのか、結局どうなったのかもなかなか理解が難しい作品。けども意味がわからんということは
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ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

3.4

思いの外フツーだった。

スポコンの感動作!っていろんなところで見たけど、正直そこまで私には刺さらなかった。レビューの評点が高かったのもハードルを上げちゃったか。

確かに良い作品なんだけど、プロレス
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アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

3.8

冒頭のヘアセットは出オチではありません。

皆さんの評価が結構低めなのが意外。私は割りと面白かった。

すごく巧妙で手の込んだトリックをしているわけでもなく、とんでもないおバカな作品というわけでもない
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ありふれた悪事(2017年製作の映画)

3.6

休日課長にそっくりなのでびっくり。

相変わらずの韓国の権力腐敗問題を扱った作品。ホントに一貫して終わってる。

社会的に立場が低い人を虐げて、自分の思い通りにならない時は、即殺すのではなく拷問で痛め
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嘘八百(2017年製作の映画)

3.2

中井貴一を除く関西キャスティングは好き。木下ほうかとかね。

良くも悪くもよくある騙し合い映画。昔騙された相手に騙しを仕掛けるというリベンジストーリーで、特にあちゃーやられた!という感じはない。おそら
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神様はバリにいる(2014年製作の映画)

3.8

ANIKI Tシャツ販売待ったなし。

堤真一の関西弁はホントに好き。濃厚な味がしっかりしてるのにくどくないし、本作のキャラにあるダジャレおじさんの感じもとてもハマり役。たまらん。

一見B級っぽいコ
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咲 Saki(2016年製作の映画)

3.6

麻雀ってたのしいよね…!

ハッキリ言ってしまうと演技や衣装などはお世辞にも良いとは言えません。他の方のレビューでは酷評されてるのも分かります。でも私はそこは求めてないので、評価を下げる基準にはならな
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レオン(2018年製作の映画)

3.4

竹中直人とここまでやれる知英は凄い。

ストーリーとしては入れ替わりモノとしては割りと普通だし、会社乗っとりとかも普通なんだけど、主役二人のレベルの高さと吉沢亮がイケメン過ぎて評価上げました。

ただ
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鴨川ホルモー(2009年製作の映画)

3.5

荒川良々が最高すぎる。最高助演男優賞モノ。

真面目なバカってホントに愛されるべき存在だなって思う。なんでそんな必死になってゲロンチョリ!なんて叫ぶの(笑)

個人的にはまだ若手有望株だったオジンオズ
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斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)

3.3

こういったシュールな笑いは嫌いじゃない。

アニメ実写版のコメディエンヌといえば橋本環奈というイメージだったけど、それは福田監督の仕業なのか。

NGテイクで出演者が笑いをこらえきれないシーンを何度か
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デトロイト・メタル・シティ(2008年製作の映画)

2.9

これが噂のクラウザーさんなのか。

ブレイク前の高橋一生が見られるのと、恐ろしい演技力の松山ケンイチも見られるお得かつ貴重な作品。

別にメタルが嫌いとかではないんだけど、ただ日本映画でFワードを連発
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ジャッジ!(2013年製作の映画)

4.0

やっぱシンプルなハートフルコメディは良い。

分かりやすい伏線としっかり回収してくれるところもスッキリ要素。

キャスティングもダメ男妻夫木、きつめのツンデレ北川景子、最高のゲス野郎トヨエツ、ガラスの
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スプリング、ハズ、カム(2015年製作の映画)

3.6

何気ない、けれど人生の大きな1ページ。

広島でシングルファーザーとともに過ごした日々から、大学入学を期に東京へ旅立つ娘の日常を映した作品。

何ともないものすごく普通の日常だけどもそれさえ愛おしく感
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

愛情とは。

製作が2012年ということもあって、きっと世の中がまだこの作品に追い付いてなかったんじゃないかと思う。それほどにエモーショナルでセンセーショナル。

3人を軸としたストーリーで社会問題を
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.5

自分探さない旅のロードムービー。

途中に出てくる弟君の近況報告も面白かった。こういう構成もなかなか良い。

あとラストの台詞がこの映画の主人公をすごく端的に、そして凝縮した一言に纏められてるなと思っ
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グッモーエビアン!(2012年製作の映画)

4.1

私は単純なのでこういう直球系の作品を観ると響くんですよね。

割りと評価低めだったのと、個人的には麻生さんの別作品がハマらなかったので恐れてましたが、見事に裏切ってくれました。

家族3人の掛け合いと
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

4.0

シャーリーズセロンがエグい!

母の日にマザーズデイを観た翌日は、苦悩するママの作品を。

劇場公開の時に観ようか悩んだけれど、実は結構重めの話だと聞いて二の足を踏んでいた本作。ようやくアマプラで観ま
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マザーズ・デイ(2016年製作の映画)

3.8

母の日にマザーズデイ鑑賞。

世の中のお母さんには色んな形があるけれどそれぞれの幸せの形は違いますよね。

家族とのすれ違いやいさかい、悲しみや別れを経験するけれどハッピーエンドになるのはホントに素敵
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モネ・ゲーム(2012年製作の映画)

3.7

キャスティングが秀逸。

コメディ色の強いキャメロンディアスと、堅物英国紳士のコリンファースを組み合わせたシュールでハチャメチャなコメディ。大方の評価は低いけど私は私は割りと好きでした。

途中の日本
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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.9

恥ずかしながら、私この年齢(どの年齢?)になるまでみなさんご存知の魔女の宅急便を観たことがありませんでした。

初めて観ましたけどめちゃくちゃ良い作品ですね。

出てくる人との出会いが美しくて、キキと
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パティ・ケイク$(2017年製作の映画)

4.2

ロックンロールお婆ちゃん。

これは映画館で観なくて良かった!だってこんなの見せられたら体が動かざるを得ないから。

友情に家族愛もしっかり詰まっていて、芯のしっかりした健気な姿勢が凄く感情を揺さぶら
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ドラフト・デイ(2014年製作の映画)

4.7

これはゴールではなくスタート。

スポーツのドラフトは1巡目だから絶対良い訳ではなく、多くのチームから目をつけられた有名選手だからといって必ずしも活躍する訳でもない。

隠し球としてもっている情報をい
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