yoskoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

yosko

yosko

映画(536)
ドラマ(0)
アニメ(0)

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.6

神作です。

前作では松坂桃李がヤバかったけど、今作は鈴木亮平が更にヤバい、ヤバすぎる。鬼気迫る迫真の演技と、背筋の凍るような恐怖感をここまで出せるのは名俳優でしかありえない。鬼神。

この手の白石監
>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.6

衝撃作、高い期待値を大きく上回る傑作でした。

他の方が書いてた感想と全く同じことを思いました。それはレディ・プレイヤーワン依頼の衝撃と。更にそこにアリータの良いところを足した感じでしょうか?

映像
>>続きを読む

42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

4.2

全員42を着れば違いがわからない。

1野球ファンとしてジャッキー・ロビンソンの名は知っていたけど、彼のストーリーは知らなかった。本人の努力ももちろんだけども、球団の熱意とチームメイトあってこそなんだ
>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.1

新感覚サスペンス。

最近はSNSを活用するなど新しい試みのサスペンス映画が出てきているなかで、あえて今電話音声だけでオペレーターのみを映す作品はとても興味深い。

ずっと気になっていたけど、結局見ら
>>続きを読む

Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.0

原発に対する思想とかは置いといて、1作品としてとても良かった。

渡辺謙が演じる吉田所長が素晴らしい。時折見せる厳しさと現場思いの声、そして出身の関西弁。ホントに良かった。

影の主役は佐野史郎。彼っ
>>続きを読む

ルース・エドガー(2019年製作の映画)

4.4

この描き方は秀逸。

差別と理想論、家庭と学校、愛情と信頼といった数多くのテーマに触れながらも、とても繊細に描かれている点がとても素晴らしい。それでいて正解や答えを明示しないというハイレベルな作品だと
>>続きを読む

グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

3.4

また小池栄子のことが好きになってしまった。笑

キャスト陣をみて是非鑑賞したいと思いつつ、評価が結構低かったのでレンタルとかで良いかなと後回しにしていた本作品。…失礼ながらその評価は間違ってなかったで
>>続きを読む

一度死んでみた(2020年製作の映画)

3.6

広瀬すずの変顔祭。

コメディ映画の巨匠(?)の堤真一をふんだんに活用した作品。広瀬すずはぶっ飛んでる役がやはり似合うね。

実にくだらない、先が見え見えの超絶ベタベタコメディなんだけども、思っていた
>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.5

この映画がPG12というのが興味深い。

扱うテーマからすればもっと年齢制限は高いはずなのに、なるほどこの描き方は面白かった。

心理的に残忍だけど痛快。ちっとも胸糞悪くないけど、決してスッキリではな
>>続きを読む

ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実(2019年製作の映画)

3.8

戦争映画としてではなく人間のドラマとして見てほしい。

ベトナム戦争に対する考え方について議論するのではなく、一人の空軍兵が危険を顧みずに安全を捨ててまで尽くした物語。

彼らの究極の献身は涙なしには
>>続きを読む

タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.1

邦画臭さが凄い。

伊藤沙莉が好きで主演映画とのことで期待しましたが、うーん何とも…って感じですかね。

ヒリヒリ感や鬱屈さが充満してて後半に爆発剃るんだけれども、もうちょっと温度や湿度が欲しいかな、
>>続きを読む

ザ・ハッスル(2019年製作の映画)

3.7

なんか惜しい作品。

発送も良いし、ラストもおおーって感じで良いんだけど、途中の盛り上がりがなんだかなーと思う。キャストも抜群なのにホントに惜しい。

しかしアン・ハサウェイってなんでこんなにコメディ
>>続きを読む

無垢なる証人(2019年製作の映画)

4.4

劇場での鑑賞を逃してしまった本作品、お約束感が強いけどそれでも破壊力の強いイノセントな作品。

弁護士は依頼人を信じること。劇中で出てくるこの言葉が深い。たとえ実際は罪を犯した人間でも守らなければなら
>>続きを読む

シークレット・ミッション(2013年製作の映画)

4.2

ギャップ萌え。思いの外重い。

とにかくこの作品はギャップにやられる。作品の前後半での変わりようが凄い。雰囲気もそうだし、リュファンの変貌ぶりも凄い。

前半のお馬鹿パートがあるからこそ、後半のシリア
>>続きを読む

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

4.3

韓国黒歴史モノ作品はやはりクオリティが半端ない。

朴正煕大統領暗殺事件を題材にしたフィクション作品を映画化したもので、これでもかというほど骨太仕様。豪華キャスト演じる各登場人物たちの権力闘争への執着
>>続きを読む

コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

4.1

陽気で人情味のあるおじさんをやらせたらユ・ヘジンの右に出る者はいない(…ソン・ガンホは別として)。

ヒョンビンのカッコ良さに目が行きがちだけど、このギャップのあるダブルキャストと二人の信念に基づくス
>>続きを読む

無双の鉄拳(2018年製作の映画)

3.8

韓国映画に出てくる犯罪の手口は王道から非道まで様々ですね…

でも、マ・ドンソクの兄貴にかかれば何が来ようと関係ねぇ!拳ですべてを黙らせるのが彼の強み。

序盤見てるとアレ今回はおとなしめなのかな?と
>>続きを読む

ドアロック(2018年製作の映画)

3.3

番号式か鍵式かどちらが安全なのか。

結構予想通りの感じで話は進んでいくけれど、相変わらず韓国映画は生臭い。縛りつけるだけではなくて、薬漬けとか添い寝とか気味悪さが満開。

肝心のホラー要素やミステリ
>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

4.9

2021年の中ではたぶん1番良かった(暫定)!

アイトーニャの監督、ダブルエマのキャスト、ディズニーの実写となると期待せずにはいられないと思い鑑賞。

期待を超えてきました。

ブラックアンドホワイ
>>続きを読む

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.2

事実は小説より奇なりとはこのこと。

ビッグマイクの俳優さんの表情が豊かで、その演技力が終始良さを引き立たせている。あとはサンドラ・ブロック演じるリーアンの優しさもよく表れている。めちゃくちゃ良い人た
>>続きを読む

私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.5

のん様の鑑賞日第二弾。

勝手にふるえてろが期待以上だったので、こちらのハードルが上がってしまったが、まぁそれなりって感じでした。

ちょっとキレイにまとまりすぎかな。拗らせてる感が薄いし、二人の関係
>>続きを読む

星屑の町(2020年製作の映画)

3.2

のん様の鑑賞日の第一弾。

歌モノ好きなので期待して見たが、軽い感じでちょっと期待ハズレ。解散話のところはグッと来たけど、それ以外はそこまで入り込めなかったかな…

戸田恵子の安定感が凄いと感じさせら
>>続きを読む

ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)

2.9

ストックホルム症候群の実話をもとにということで興味があったので鑑賞したけど、…うーんいまひとつ私にはハマらなかった。

何か全体的に足りないのと、もうちょっとワンシーンずつを深掘りしてほしいなという感
>>続きを読む

嘘八百 京町ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.4

愉快痛快な関西ドタバタ茶器詐欺師コメディ。

前作に比べてストーリーはイマイチ弱いけれども、広末涼子のエセ関西弁や役の切替を見られただけでも満足感は高いです。

良くも悪くもながら見できるのはこのシリ
>>続きを読む

悪人伝(2018年製作の映画)

3.9

マ・ドンソクの2本目。犯罪都市では警官だったけど、こちらはヤクザで登場。

この作品では悪を懲らしめるためなら、手段は問わないといったモットーが見て取れるちょっと皮肉めいたストーリー。グロさはそこまで
>>続きを読む

犯罪都市(2017年製作の映画)

4.0

安定のマ・ドンソク。韓国の警察チーム系映画はやはり面白い。

軽くならない程度のコミカル要素と街の人々や仲間の人情要素がうまく混ざりあっていて、テンポも良くてとても見やすかった。

特段奇をてらったよ
>>続きを読む

私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

4.2

恐ろしいほどの現実。

民族抹殺などといった過激な言葉も出たが、非常に的を射たものだと思った。優位性と純血を守るために、ありもしない恐怖を創り上げて、そして正当化する。都合の悪いことは早めに芽を摘んで
>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.4

シャレオツな甘酸っぱいティーンの素晴らしい作品。

フロリダプロジェクトを彷彿とさせる淡い演出が素晴らしい。反抗期の衝動と暴力性、そして家庭問題の闇に焦点を当てた葛藤と闇の深さがしっかり描かれている。
>>続きを読む

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.0

これはかなり素晴らしい作品でした。

劇場公開時に見るかどうか悩んでいた作品ですが、アマプラで出てたので早速鑑賞しましたが、噂に違わぬ良き作品でした。

社会的弱者でマイノリティーである二人に焦点を当
>>続きを読む

Viva!公務員/公務員はどこへ行く?/オレはどこへ行く?(2015年製作の映画)

4.3

Amazon Primeでオススメに出てきたので鑑賞。私好みのコメディ作品でした。アマゾン有能です(笑)

小さな頃から公務員に憧れて、無事にその職に就くことが出来た主人公。しかし人員整理に伴って、早
>>続きを読む

ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。(2016年製作の映画)

3.4

シンプルなSNSを使ったザ・ラブストーリーです。

特にひねりはなく、正直言って大きな山も谷もない。純粋で美しい二人が国を越えて愛を育む。あまりコメディ要素もないけれども、とにかく可愛いのでそれだけで
>>続きを読む

これが私の人生設計(2014年製作の映画)

3.9

なかなかオモシロくて深みのある作品。

コメディとLGBTとのミックスはなかなか難しいけど、それをライトにかつ面白みのある作品に見事に昇華してるなと感心。

朝早く起きて仕事の前に見たけど、それでもサ
>>続きを読む

凶悪(2013年製作の映画)

3.8

久々の白石作品は流石でした。

いやもうこれ書くの何回目だって話なんですが、リリーフランキーは天才的に狂人が似合ってる。そしてピエールさんは、ちょっとリアルで笑えない…

ともあれ内容は安定の白石ブラ
>>続きを読む

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.0

展開の仕方がしんどい。

ジャックの人間性の描写が丁寧で、いかに狂っているか異常かが熱量を持って伝わってくる。それを描くにはやはりR18指定でないといけなかったのだろう。

ただし、だ。このヌルくてゆ
>>続きを読む

名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

3.7

今回のコナンはこういうベクトルなのかと驚きはあった。

随分アクションに振り切ったね。あまり謎解き感やロマンス感がなかったけど、灰原さんが良かったのでオッケー。安定して見られる作品で安心。

あとコナ
>>続きを読む

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

4.0

痛快エンタメ作品。さすが大泉洋。

佐藤浩市、佐野史郎、小林聡美、リリーフランキーといったクセモノキャストも機能していて、気持ちよく惹き込まれる展開。あっさりでもなくこってりでもなく丁度良い濃さ。肩の
>>続きを読む