doggiehowlさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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サイコ(1960年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

言わずと知れたホラー(スリラー?)映画の代表選手。
いや、もう「あの音楽」が鳴ると、嫌でも悪寒が走るから恐ろしい。一度観た方や、察しのいい方はお分かりかと。そう、シャワー室のあの音楽。

バスタブから
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アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

3.5

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気配り、というか何というか…
空気読みまくり、滅私奉公しまくりなサラリーマンの主人公に涙が出てくるコメディ。

酒代は自分持ち。
隣人からは女癖が悪いと思われてる。
昇進したら片想いの子が上司と不倫中
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カサブランカ(1942年製作の映画)

2.7

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映画は知らなくても、セリフなら聴いた人も多いのではなかろうか。
「君の瞳に乾杯」というセリフはこの映画から来ている。
アンチテーゼ満載な内容もだが、公開した年がまた凄い。よくこの時期に封切ってたな。こ
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

3.9

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まあ家族がど外道でクソ。
娘がボクサーになる→あんな野蛮な…と言って見ず。
娘が家を買う→保護を切られる。余計なことしやがって…とブチ切れ。
娘が全身麻痺になる→見舞いになかなか行かず、あげく遊んでか
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おとなのけんか(2011年製作の映画)

2.6

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めんどくさい親四人の会話劇。
仕事に熱中する親。
教育熱心な親。
余裕のない親。
的外れ発言の親。

なお話はブレッブレである。
あなた方の価値観やらはどうでもいいので早く子供を会わせたらどうなのだ。
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天国から来たチャンピオン(1978年製作の映画)

2.8

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コメディ調で途中まで来るのに、急にシリアス演出が始まる。そんな急にテンポ変えられません。
コメディ調とは書いたものの、そこまで強調されてないので、なんとも中途半端な印象が残ってしまった。
ザ・アメリカ
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ミルカ(2013年製作の映画)

3.3

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ザ・インド映画。
ミルカ・シンといえばインドでは超がつくくらいの有名人らしい。
ローマ五輪の決勝で振り向いてしまい、4位に終わったところから物語が始まる。
「なぜ振り向いたのか」
「なぜ親善試合を拒否
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.0

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12年にも渡る奴隷生活の末、生還した男の実話らしい。

出てくる白人がこれでもかというくらい胸糞悪い。社会がそれを「是」とするならば、何をしても許されると勘違いしてしまうのか。もしそんな盲目的な生き方
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百日紅 Miss HOKUSAI(2014年製作の映画)

3.3

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葛飾北斎。世界的に有名な絵師とその娘を主人公に据えて、江戸の人達を描く。
監督は「クレヨンしんちゃん」の劇場版を手がける原恵一。

一本筋の通った考えの持ち主で、江戸っ子気質。父や同僚にはピシッとした
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オデッセイ(2015年製作の映画)

5.0

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マットデイモンの溢れるサバイバルスキル。NASAの訓練を受けると洒落にならない事態を乗り切るスキルが身につくのだろうか。

リドリースコットでよく聞くのが「光と影の使い方」だろうか。実際、この作品でも
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.2

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注:一人で観ると寂しくなる。家族、ないし誰かと観るべし。

マーゴットロビーがさらにエロ…もとい美しく魅力的になっておられた。ティムさん、代わってください。

バレンタインデーに観るとちょうどいい破壊
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ユナイテッド93(2006年製作の映画)

3.5

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色々持っていかれすぎて、なにも浮かばない。実際にテロが起きた日も、それがテロなのだと分かるまで随分かかった気がする。

結末が分かっているだけに、何とも重たい感覚に囚われる。カメラワークのブレが重たさ
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グッド・ライ いちばん優しい嘘(2014年製作の映画)

3.9

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冒頭の歩き続けるシーン、「どれくらい歩いた?」「満月が5回」にゾッとした。生きるための行進。でもゴールは分からない。

難民問題やモノが溢れまくった国への皮肉など、メッセージに溢れた作品だが、一番のメ
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ドラフト・デイ(2014年製作の映画)

3.1

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まさかの冒頭アメフトドラフトルール解説。確かにあれがないと何をしてるのかさっぱりわからんだろうなぁ。
指名権トレードってありか。ありなのか。

獲りたい選手が異なる監督、GM、オーナーの対立の構図にな
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.0

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オデッセイが公開したので。

トム・ハンクスが8割がた占める映画。

ウィルソンもいい演出だったが、個人的にはラストの荷物、十字路がツボ。

同じ明日は二度と来ないし、必ず何かがやって来る。

では、
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.2

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アルバム収録中の表情がとてもいい。
親子でセッション、楽しそうだなぁ。ちくしょう。音楽は楽しい。

絵に描いたようなんストーリーだけれど、やっぱりそうでなくては。

彼氏役、どっかで聞いたことある声だ
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.1

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ハイウェイでは不倫&失職とか、人生のイベント濃縮還元しまくりのトム・ハーディ。
こっちのトム・ハーディは砂まみれの死のロード真っ只中。別に夏の阪神ではない。

ナイトクローラーとは違う意味で全編ぶっ飛
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フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

3.1

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雰囲気がすんごい重たいまま話が進む。
結局レスリングのコーチを(あんまり指導してないけど)やりたかったのは、母親への反発なのか、本当にレスリングが好きなのか。どちらだったのだろうか。
マークは途中でチ
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.6

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いやはや、途中で寝落ちになるかな、と思ってたらそんなわけない。

徹頭徹尾、ゲス。というかもう何か大事なものが欠け落ちてるとしか思えんほどのぶっ飛び思考。

言葉はどこぞのビジネス本かと思えるようなワ
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ピクセル(2015年製作の映画)

2.7

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金曜ロードショーとかでやりそうだ。

内容は置いといて、映像、パックマン、ドンキーコングが凄い。

パックマンの生みの親がカメオ出演してるので、見つけてみるのも楽しみな第15作品目。

オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分(2013年製作の映画)

2.9

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全編通じてトム・ハーディ。
86分トム・ハーディ。
責任感のあるようで全然無い発言しまくりなトム・ハーディ。

高速道路がずっと続くと眠くなってくる第14作目。

海街diary(2015年製作の映画)

5.0

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長澤まさみが色気出しまくりだ。
綾瀬はるかが良妻賢母だ。
夏帆が天真爛漫だ。
広瀬すずが輝きまくりだ。

反則過ぎる姉妹だ。
キャスティングで5億点だ。

鎌倉に、生しらす。
江ノ島の海に桜のトンネル
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予告犯(2015年製作の映画)

3.1

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戸田恵梨香が刑事役なのだが、どうしてもスペックがダブって見える。振る舞いがあんまり刑事にみえない…

中村監督といえば、やっぱり「ゴールデンスランバー」や「フィッシュストーリー」の伊坂作品が印象的だ。
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.9

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キックアスの監督が描くスパイ映画、というスタンスは1ミリもブレてなかった。

英国王にジェダイ二人に、ホームズの敵に、揃いすぎでしょ。

エロ一厘、グロ九割九分五厘、ゲロ四厘くらいか。

「成長」、「
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アントマン(2015年製作の映画)

4.4

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以下の3点でニヤつくあなたは大分マーベルさんに貢いでらっしゃると思われる。
「空飛ぶ街で忙しい」
「スターク」
「壁に張り付く赤い男」

キャプテンアメリカやファルコン、ウィンターソルジャーまで出てく
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ベイマックス(2014年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

Storyは反則だわ。
原曲は10年前に世に出たのに、ここまでマッチしてるとは。

復讐心を抑えるまでのくだり、早すぎじゃね?と思ったが、それを凌駕するど直球さ。

マーベルヒーローらしからぬ明るさ。
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フォーカス(2015年製作の映画)

3.4

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集団の犯罪ものだと「オーシャンズ」が一番に浮かぶ。

プランナーに参謀、技術屋、大富豪。少しのスリリングと華麗な手口。

王道だけども見ていて引き込まれる。
パレードからアメフトの流れ、前半はそれらが
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龍三と七人の子分たち(2015年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

コメディ全開ではないが、どこかおかしさを感じてしまう。

茂吉の存在感。

五寸釘でナインダーツをかますヒデには弟子入りしてみたい。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

第6作。
世界を激変させたテロで、父親を喪った子供が前を向くまでの話。題材は重いのだが、見た方がいい作品だと思う。

あるべきは遠くから見守り導く親と、同じ方向を向いて歩む親、どちらなのだろう。両方と
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

2.5

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本年第5作め。
お茶の間では絶対に流れない作品。

胸糞悪い行いしかしていない上に、自業自得な転落っぷり(周囲もどうしようもない人がかなり多いが)。

近未来、というよりひたすら性、暴力、性、暴力、性
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キサラギ(2007年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

新年明けて4作目。

アイドルの自殺についてひたすら推理…というよりガンガン関係者が登場して辻褄が合っていくお話。

舞台を変えずに進行していくストーリー、特に少しずつ証言が集まって進行する形式は個人
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