釜山行きの特急にゾンビが乗ったらという映画だから「新感染」っていう見る人を限定しまくるふざけ過ぎた邦題は置いといて、今年トップクラスの良い映画だった。
想像だけど「アイ・アム・ア・ヒーロー」に駆り出>>続きを読む
ジャームッシュ久しぶりの新作はニュージャージーのパターソンでバスの運転手をしている我らがアダム・ドライバー演じるパターソンの日常。
引くほどエキセントリックだけど愛する妻と、相棒のような愛犬、日常の>>続きを読む
間違い無く今年一番泣ける映画！
NFLの一流選手だったスティーブ・グリーソンを襲う不治の病A.L.S、それを知った一週間後に愛する妻の妊娠が発覚、そして彼はまだ見ぬ子供のために自分が生きた証を残すた>>続きを読む
王様というあだ名の映画監督、長谷井宏紀はその名の通り不遜な態度で自信に満ちて王様のような男。
そんな男はどんな映画を作るのか？
長谷井監督がフィリピンの貧困地区のスモーキーマウンテンで映画を作ってい>>続きを読む
「メアリと魔女の花」
ジブリのA級コピー映画。
どんなにイタリアの職人を引き抜いて同じ素材でバーキンを作っても、エルメスと名乗れなければ価値は100分の1。
物語はラピュタで始まり、ポニョ、トトロ、>>続きを読む
ただ宇宙を漂流するだけを見事な絵作りで見せたい「ゼロ・グラビティ」以降、宇宙映画は劇的に変わった。
でも「ゼロ・グラビティ」には何か足りなかった…そう「エイリアン」が！
この映画はそんな「ゼロ・グ>>続きを読む
ケビン・スミス監督を知っている人はどれくらいいるんだろう。
彼はオタクの夢を叶えた男。
自分のコミックコレクションを売って、冴えないコンビニ店員とビデオレンタル店員の話を、ほぼ自分がバイトしているコン>>続きを読む
友達の竜が出ているので、見たかった映画。
見られなかった原因は…
一部の人は無かった事にしたいと思っている南京大虐殺。
中国映画なのに日本人の1人の日本兵、角川の視点で描かれていく。
そこには日本軍の>>続きを読む
これ、絶対に見なきゃいけないやつ！
今年見た映画で一番面白かった‼︎
ゲットーでちんけな盗みなどをやってその日暮らしをしているエンツォは、ひょんな事から人並み外れた怪力を手に入れる。
その怪力でAT>>続きを読む
傷ついた主人公リー(ケイシー・アフレック)をエモーショナルにではなく、彼の淡々とした日常をエンターテイメントとして見せた傑作。
傷ついた心と向き合う事で葛藤を乗り越える事をエンターテイメントとして見せ>>続きを読む
誰も見たいと思っていないのになぜか作るのか？
駄作だと思っていても見に行っちゃうバカなんだからやめてよ、そしてやっぱり…
名作(トレインスポッティングが名作か問題は置いといて)と言われている作品の続編>>続きを読む
ジョン・F・ケネディが暗殺されてから葬儀までの数日の間に、妻だったジャッキー・ケネディの行動を描く事で彼女の動揺、不安感、権力欲、自己掲示欲を見せてくれる。
その文法は決して分かり易くはない。
けれど>>続きを読む
「インファナルアフェア」「デパーテッド」「アウトレイジ」この名前にピンと来た人は見に行く映画。
とにかく過剰な暴力、暴力、暴力‼︎
10分に一回のアクションと15分に一回の食事シーンで息もできない。
全身に蕁麻疹が出て身体中に赤い斑点と痒みをまとって見たら、まさかの蕁麻疹が大事なキーワードになる蕁麻疹映画⁉︎
そんなこんなである意味4D感覚(隣に座っていた人は私が蕁麻疹をさすりさ見ていたからもっと>>続きを読む
「ブロークバックマウンテン」でヒース・レジャーにバックを取られて、腐女子の心を射止めた俳優ジェイク・ギレンホールの新作。
はい、もちろん私は彼の大ファンです。
義理の父の証券会社で働くデイヴィスは、あ>>続きを読む
「ドッド・ソロンズの小犬物語」
邦題(原題はWiener dog)からしてもう見る人を限定しているドッド・ソロンズの五年ぶりの最新作はジェリー・デルピー、ダニー・デヴィート、エレン・バースティン、キー>>続きを読む
「ネオン・デーモン」
ニコラス・W・レフンの新作。
「ドライブ」を超える衝撃ってポスターに書いてあるけども…
オープニングにサンローランのロゴのパクリみたいなレフン印が！
田舎からモデルになる為にLA>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「湯を沸かすほどの熱い愛」
ネタバレします！
こういうのが泣ける映画と言うんだったら、もう映画なんて観たくない。
今の日本映画の悪い手癖を見た。
余命3カ月と宣告されたお母ちゃんがいじめられている娘、>>続きを読む
「あなた、その川を渡らないで」
2017年初泣き。
14歳から嫁いで89歳、旦那さんは98歳。
少年のようにいたずらし、少女のように暗闇を怖がり、歌い踊る。
姿形は老いているけれど、中身はキラキラと輝>>続きを読む
「帰って来たヒットラー」
ヒットラーが現代のドイツにタイムスリップしたらどうなるか…？
街の人々に突撃インタビューし、右翼の方々と語り合い、右翼の党首を怒鳴り散らすサシャ・バロン・コーエン式の悪趣味ド>>続きを読む
「ローグ・ワン」
スターウォーズのエピソード4のオープニング字幕でさらっと流れるだけの、デススターの設計図奪還の顛末を映画化。
字幕を覚えている人なら彼等がどうなったのかは分かっているけれど、どんな人>>続きを読む
「ドント・ブリーズ」
自分の息をする事すら恐ろしい…
簡単な仕事のはずだった。
大金があると強盗に押し入った家の盲目の老人は最強の退役軍人だった！
かつ自動車産業で栄えたデトロイトはGMの崩壊と共に>>続きを読む
「この世界の片隅に」
すずが広島で子供から思春期を経て、呉にお嫁に行き、そこで生活している何げない日常のスケッチの映画。
けれど、すずが生きていたのは第二次大戦の終戦間近の広島の呉。
ただそれだけの事>>続きを読む
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」
言わずと知れた「ハリー・ポッター」のスピンオフ。
昔々NYで魔法動物学者の魔法使いニュートが魔法動物を逃してしまい…
簡単に言うとハリー・ポッターの世界>>続きを読む
「Every body wants some」
リチャード・リンクレイターの新作と聞いて、見に行かないインディーズ映画ファンっている？
言わずもがな「ビフォア・サンライズ」や去年話題をかっさらった少年>>続きを読む
隣にいた小学生4年生くらいの男の子が飽きて紙をカサカサ言わせてるのを親に聞こえないくらいの声で「うるさいよ」と注意しながら38歳独身女は大号泣。
小学6年生の頃転校生で来た聾唖の硝子をからかっていた>>続きを読む
CIAの底抜けのバカさとアクションのつるべ打ちを楽しむだけの映画。
記憶を取り戻せないままCIAに追われていりジェイソン・ボーンは地下に潜り生活していた。そんな彼が過去から繋がるCIAの計画に巻き込>>続きを読む
公開前にまず、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」でディカプリオのトロフィーワイフだった、マーゴット・ロビー演じるハーレークインのビジュアルにやられ、その相手役のジョーカーを大、大、大好きなジャレット>>続きを読む
ユダヤ人虐殺を指揮したアイヒマンを「凡庸な悪」と呼んだ、哲学者のハンナ・アーレント。
ユダヤ人キャンプから逃亡し、アメリカに亡命した彼女はアイヒマン裁判を傍聴し、その記事にユダヤ人指導者が一部ナチに>>続きを読む
体制と戦う男が好きだ。ダルトン・トランボもその1人。
ハリウッドの有名脚本家で共産党員だった彼は赤狩りの標的になり下院非米活動委員会の聴問会で答弁を拒んだ彼は刑務所に入れられてしまう。
刑務所かから帰>>続きを読む
IMAX2D上映で見て、興奮し過ぎて落ち着かせるために、長野県帰りのトレッキングで筋肉痛になった身体を引きずって二回目へ。
興奮はだいぶ落ち着いたけど、また観たい病はまだまだ継続中。
水爆実験の犠牲>>続きを読む
「JUNUN」
レディオヘッドのギタリスト、ジョニー・グリーンウッド。
映画音楽も手がける彼は「ゼア・ウィルビー・ブラッド」からポール・トーマス・アンダーソンの作品に参加している。
そんなジョニー・グ>>続きを読む
明らかにドラッグで痩せた身体を下着のような服で身を包み、ぶっといアイラインに頭を大きく膨らませた独特のファッションでゴシップ雑誌に奇行が毎週乗っていたエイミー。
この映画はそのイメージとは違う、自分>>続きを読む
主演のアリエル・ホームズの自伝の映画化。
NYでホームレスのイリヤは恋人ハーリー(「アンチヴァイラル」のケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)に夢中で彼に死ねと言われて手首を切ってしまうほど。けれどエキ>>続きを読む
友達のKINGちゃんがプロデュースした映画という事で、公開前から話を聞いていたのをやっと見れた。
"幼いころに母親を亡くした少女。
過去の記憶に囚われ続ける男。
娘を亡くした一人暮らしの老人。
少女>>続きを読む
ローランド・エメリッヒは地球をあらゆる方法で滅亡させる監督。とにかくそれに特化した稀有な才能。
CGの進化と共にその方法は進化し、今回は無重力攻撃で持ち上げた物を落とす。
1996年7月4日、エイリ>>続きを読む
