レッドやアンディからの名言が心に響き、人生観について深く考えされられる。同じ場所に何十年もいると他の世界で過ごせなくなるというのは的を射ており、実社会への風刺にも思えた。文句のつけようがない。
ストーリーやキャラクターが一貫しており、長く感じなかった。世界観や音楽なども非常におしゃれで、古きよき映画に浸れる。ソニーよりマイケルのような人間が上にたつべきだと考えた。教養として観るべき一本と言え>>続きを読む
「悪行をした人になら何をしてもいいのか」というメッセージの問いかけが垣間見えた。芸術的要素がかなり強いものの、その中には理解しやすいテーマや現代社会への警鐘も読み取れたので、決して駄作ではない。
様々なテーマが入っていたものの、ストーリーラインはわかりやすい。故郷から外へ出ることに対する葛藤や、夢中になれることへの探求など、今の自分に響くシーンが多い。映画の素晴らしさを再認識できた一本。
音楽、映像、脚本、和歌など全てが洗練されていた。また、46分とは思えないほど内容が濃縮されていた。登場人物が抱える葛藤はありきたりとも言えるが、共感できる。新海誠に対する評価が180度変わった作品。
久しぶりに映画館でハラハラした。主人公の演技がかなり上手い。金正日や平壌など、全体を通してリアリティがある。強いていうなら物語の方向性が定まっていないことと、南北朝鮮と人間関係の構図がやや複雑。
バレットの絶望感は黄猿以来で盛り上がる。途中のMemoriesが流れるシーンやエースの登場など、ファンディスクとして完璧な一本。それでも原作で重要になる点も垣間見える。懐かしいキャラの活躍も含めて楽し>>続きを読む
構図がわかりやすく、物語が理解しやすい。70〜80年代らしい下品さがたまらなく好き。チェイシングは迫力があるが、一方で緊迫感に満ちたシーンもあった。最後の数分でタイトルの本当の意味がわかる。
障害者には同情なしで普通に接してほしいと思うフィリップの姿勢には共感できる。ちょっとしたジョークを言うドリスと、それに乗っかるフィリップのコンビは微笑ましかった。まとまりのある作品。
同じ人種で固まる文化など、アメリカ生活の経験から妙に納得できる箇所が多かった。途中から劇中の差別に慣れてしまった自分がいて、少し怖かった。また物語とは関係ないが、戸田奈津子の誤訳が少し見抜けた。
レオ様が最高にかっこいい。しかし全体としてみると最高に汚い。また、金持ちになりたいともなりたくないとも思わせる映画。劇中でfワードを何回聞いたことか…。随所に現れる賢い金の儲け方もなかなか面白い。