pipboy101さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

pipboy101

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.7

予備知識なしというか、この作品でやりたかった「肝」の部分を知っていないと、物語としては、全然面白くないと言ってもいいと思う。

キャラクターの葛藤(ドラマ)もないし、価値観も見えにくい。

画面の「感
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ディリリとパリの時間旅行(2018年製作の映画)

3.7

なんだか奇妙な映画だった

特筆すべき美点はその映像の個性と美しさ
キャラクターの纏う衣装の華やかさと主人公ディリリの愛らしさ

これは文句なしに素晴らしかった
これだけで価値はある

ではストーリー
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ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

3.2

モデリングはとても良かったけれど、BGMのチョイスなどなど、なんだか「本当にはドラクエ好きなわけじゃないんだろうな」というのが、凄く滲んでたなぁ、と思う

でも前評判がデビルマン級と最悪だったのもあっ
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天気の子(2019年製作の映画)

2.9

映像は美しいけれど、話の展開や個々シーンの唐突さや無理矢理感にさすがに辟易した、というのが正直なところ

挿入歌単体では素晴らしいとは思うけれど、そこに至るシーンまでに、こちらの心がかなり躓いていたの
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.9

どう考えても蛇足にしかならないだろう、無茶苦茶なプロジェクトを任された側の気持ちになって鑑賞していたけれど、無事に乗り切ってて、そこに感動した、という感じ

あと毎度のことながらディズニーは、その映像
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アス(2019年製作の映画)

4.1

めちゃくちゃ良かった。素晴らしい。
とても良かった。

あくまでホラーであり、エンタメであり、時に笑えすらするけれど、ここには前作『ゲットアウト』にも見られた監督の作家性がしっかりと滲んでいる。

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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.8

KKKや今のアメリカの現状そのものの方が強烈で、やはりそこに強く揺さぶられた。

これは言い換えると、映画の物語の部分にはそれ程感銘を受けなかった、とも言える。

いわゆるデコボココンビものではあるの
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運び屋(2018年製作の映画)

4.7

これは特別点。

クリントイーストウッドが監督して、主演してるだけでもう宝かと。

クリントイーストウッドって本人はゴリゴリにマッチョなのに作品では、反差別的で僕はとにかくもう、あと1作品、あと1作品
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天国でまた会おう(2017年製作の映画)

3.8

素晴らしい美術、マスク、画面の色合い。

だけでなく、冒頭の迫力!

ストーリーよりは、その映像表現に引き寄せられました。

ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

4.2

オープニングショットの美しいことといったら!
青と黄金。銀杏の落葉。

原作小説の言葉そのものが強いのだろう、語り部分の言葉の美しさたるや!

強い映画だった。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.2

オープニングに流れる曲のチョイスから始まり、とにかく「欠点がないのが欠点」というくらい、何もかもが整理され、まとまっている。

「欠点がないのが欠点」系の映画って、なんか狙えば作れると思われがちな気が
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.4

めちゃくちゃ良かった!!!!

何がどうなって、こんなに、気持ち悪い映画を撮れるのか?(褒めてる)

気持ち悪い、ということにかけてのセンスはやっぱり飛び抜けている気がします。

ヨルゴスランティモス
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.6

色んな人がいるとは思うけど、僕は村上春樹の原作が好きで、その意味でこの作品は原作の持ち味を見事に台無しにしてるので、これはダメだなぁと思わざるを得なかった。

映画自体は美しいシーンもあるけれど、村上
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.0

悪い要素は全然なくて、凄くいい映画だとも思ったし、特にその映像はまぁこりゃすげーな、と思いはしたけれど、ディミアンチャゼル監督は本当にこの映画撮りたかったのか、と疑問にも思ってしまった。

セッション
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メアリーの総て(2017年製作の映画)

3.5

小説フランケンシュタインのメアリー像と随分と違う、という印象だった。

前半はメアリーの闊達として、豊かな生命力が画面にも溢れ、観てるこちら側もワクワクとするが、後半へと進むにつれ、話しがドンドンと恨
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.4

記憶と命について考える材料のある映画であった。

外部記憶媒体としての廃屋。

テーマは哲学的で観るべきところは大いにあるけれど、映画としては個人的には力不足という感じだった。

長回しのシーンなど、
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

バッチバチに賛否両論で笑ってしまった笑

とある人の21世紀最高のホラーとの文句に惹かれて鑑賞。

僕自身としては、これ良かった!
音が素晴らしく、後半は、ふぁぁぁぁってなったので、充分楽しめた。
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.8

IMAXでの鑑賞を強くオススメします。


映画の感想は、というと、周囲の評価があまりに高く、自分で自分のハードルを上げすぎたパターンにハマった、、、😭


なんというか、音がどうにもアレ?これフレデ
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華氏 119(2018年製作の映画)

4.4

相変わらず素晴らしかった、、、。

マイケルムーア自身が色々批判を受けているのも重々承知の上で、割と僕は全面的にいつも支持している。

それにしてもマイケルムーアの作品を観ると、毎度のことながら、アメ
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.7

いわゆるいつか観なきゃと思いつつ観れてませんでした枠の一作。

IMAXで観れたのは本当に幸せなことだった!

相当身構えていったのもあるけれど、(こういうとキモいけど)そこまで難解という感じもなく、
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

いやー、面白かった!

タイ映画ー、みたいなもの珍しさは一切なく、純粋にシンプルにエンタメとして、非常によくできてる。

ツボを押さえて外さないつくりで、ただ感嘆。

個人的にはバンクがちょっと可哀想
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.0

無茶苦茶面白かった!

人狼ゲームですね、人狼ゲーム。
寄生獣好きなので、あー、ここがオマージュ元なのかなー?ってあたりも楽しめました。

映画館で観れて良かった。

エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

1.5

2018年、ワースト候補かも、、、

うすーーーい、アイデアとゆる〜〜い、映像。

学祭の映画感が半端じゃなかった。

観客のことは考えてくれてないんだろうなぁ、、、感が凄かった。

一点、このベルギ
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セラヴィ!(2017年製作の映画)

4.0

無茶苦茶良かった。
最後まで飽きることなく観れるのが不思議なくらい、面白かった。

テンポの良さやキャラクターの個性の見せ方もそうだけど、新郎のとあるシーンなどはコメディタッチなのに、構図や色合いの隅
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

最後のエミリーブラントの表情でほぼ満足。

ただ内容的には、なんつーかこー、雑なとことそーでないとこのごった煮というか、、、

恐怖描写も、怖いというか、ビックリ!っていうか、、、。

最後のニヤリが
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.0

いやーーーー、、、これは物凄く良質でよい映画ですね、、、!

評判の高さを聞き及び鑑賞。

最初はタイトルとビジュアルに正直引いてしまい、まず観ることはないだろう、と思っていたけど、内容的には大変に真
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バーバラと心の巨人(2017年製作の映画)

3.3

怪物はささやくとほぼ同じ内容だったので、原作者が同じかと疑ったレベル。
でもこっちが後追い。

アイデアがほぼ同じならデザインや映像に特筆すべきものがあるかと言われれば、特にない

ただ、正直宣伝に足
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.5

王道オブ王道
これはもうある種のジャンル映画だなぁという感じ

こーいうのが好きなの!でオールオッケーな気もします

それにしてもチャイナマネーは、もうほんとに凄いですね

個人的には音楽がとても良か
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マガディーラ 勇者転生(2009年製作の映画)

3.9

なんか点数とかじゃないよね、って気持ちになります。

しかし、これは日本の宣伝が素晴らしかった!

バーフバリ好きであれば開始5分で度肝を抜かれることは間違いない!

ある特定の偏った方にはおススメ!

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

カッコいい😣


あと、チャイナマネー凄い、、、

ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間(2018年製作の映画)

3.8

大変良かった。

とはいえ3本中2本は主だったストーリーがあるわけでもないので、大体の人には肩透かしの作品かもしれない。

僕自身は3本中、2本目が最も良いと感じた。
いかに簡単な感想を。

一本目。
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